Go To Toppage |
遅くなりましたが、先月パリで開催されたレトロモビル2006。
今年は社長が多忙のため来仏出来なかったので、FRBパリオフィスよりレポートをお届けします。
毎年2月に行われるレトロモビルですが、今年も大変盛況でした。
週末だったため、多くの子連れファミリー、そして犬連れファミリー(屋内会場だというのに!フランスらしい光景ですね。)でにぎわっていました。
私自身訪れたのは3回目ですが、毎回珍しい車やすばらしい展示物の数々に飽きることなく楽しめるイベントです。
今年は、ルノー4CVが発売60周年ということで、ルノーのブースには色とりどりの4CVが輝いていました。
また、片隅には子供向けのコーナーが設けられ、模型に一生懸命色を塗ったり絵を書く子供たちの姿も見られました。
出来上がると「4CVの夢」と題したショーケースに展示され、子供たちの奇抜で斬新なデザインに、多くの人が足を止めて見入っていました。
なかなかの力作ぞろいでしたよ。
ご褒美にはルノー風船をもらい、満足気な子供たち。家族で楽しめるというのは、いいですね。
コロンボのブースには、とてもきれいなA110が少し持ち上げられた状態で展示され、
下を鏡でのぞけるようになっていました。たいへん美しく、沢山のシャッターが光っていました。
その横には、A110のバケットシートを加工した椅子がおいてあり、「Asseyez Moi !! (私に座って!)」と書かれた紙が張ってあり、
座りたい人の行列ができていました。
私も座ってきましたが、さすがフランス車の椅子。いいですね。
A110についていると足が窮屈に感じますが、ただの椅子となれば話は別。
是非我が家にも一台欲しい!と思いました。
そのほか、本屋さんやミニカーやさん部品やさん掲示板コーナー等々、それぞれに掘り出し物が潜んでいるので、
じっくり見ないとならないので、時間がいくらあっても回りきれないほどです。
とはいえ、私たちの業者の一番の目的は、いつもお世話になっている業者さんへのあいさつ回りです。
今年度のプライスリストをいただいたり、クラブスタンドで部品の入手ルートを探ったり。
在仏1年半、フランス語でのやり取りは、まだまだ緊張しますが、
業者さんやクラブの皆さんは、とても親切に対応してくれるので、ありがたいものです。
昨年に引き続き、パナールクラブの方にお話をうかがうことができ、部品の安定した供給を得られることになりました。
このところご存知のとおりユーロが高く、円は安値傾向なので、日本で手に入る部品を本国から取り寄せてもあまり値段が変わらないという状況にありますが、日本で手に入らない部品に関してはやはりこちらの業者さんに頼るしかありません。
また今年新たに、ルノーの歴史収集部門の方とお話をする機会がもてました。
会場は27,194uもあり、その中に約300ものブースやショップが立ち並んでいます。
なので、ここでご紹介できたのは、ほんの一部分でしかありません。
しかし、どれをみてもそれぞれ趣向を凝らしたとてもすばらしいものでした。
というわけで、少しでも皆さんにもイベントの様子をお伝えできればと思い、拙い文章ながらお送りしましたが、
お楽しみいただけましたでしょうか?
フランス車好きのみなさんには、魅力がたっぷりだと思います。
2月のパリは、日照時間も短く、とても寒くて観光にはあまり適していませんが、その分航空運賃も底値なので、
是非一度足を運んでみてくださいね。
以上レトロモビル2006のレポートでした。 M.N
FRB Bureau Paris (F.R.B パリ 2006/03/06) |