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トピックスの内容が増えてページが重くなったので新規のページを作ることにしました。

トピックス目次
トピックス1(2004年10月〜2007年2月)
トピックス2(2007年2月〜2007年12月)
トピックス3(2008年1月〜現在)

・・・・       


  A110ブレーキマスター リビルトサービス開始 即納体制準備中。  2007年2月21日


いやー しかし皆さんこんな重たいページよく開いてみてくれますよね。感謝。
 
レトロモビルであれこれ仕入れてるはずなんですけど、それよりちょっと前にパリ事務所にA110のブレーキマスターが入荷したのでちょっと予告だけね。
 
A110のブレーキマスターは 19Φと22Φ の2種類があります。
19Φは再び数年前に欠品してそれから全く出てきません。あるところに有った物もなくなったらしいです。
修理をするほうにとってはたまったもんじゃないです。 しかもブレーキだし。
今後の供給もかなり絶望的。 某大手メーカーにメーカーが吸収されちゃった。後はルノーがどこまでそれを本気になって作らせるか、もしくはフランスのどこかのショップがそのうち作るでしょうけど、それまでは何とかしなくちゃいけません。
 
大体A110のマスターは見えないところについてるから故障が発見されるのは車検のときとか、ブレーキがすぽ抜けたとき。^^;
 
どうにか直さないと車が走れる様にならないし、なにより危なくって安心してどこかいけない。
早く直さないといけないのに部品捜してられないよ〜 なんていう部品の代表選手。
 
そんなわけでこの19Φのブレーキマスターをリビルト屋さんにリビルトしてもらっておきました。(もちろんフランスの業者さんね。) それが今月の便で日本に入荷します。

まだ物が届いてないからなんともいえないんだけど。
 
お探しの方は相談してね。
でも買い占める人がいるとむかつくってわけじゃなく、リビルトサービス ってわけで、古いシリンダーと取り替える形にさせていただきます。
今ついてる古いシリンダーをはずして送り返してください。
 
 
もちろんカップキット はまだ残ってるところにはあるそうなので、カップ交換だけでも構わないんだけど、リビルトとOHはやってることがちがうのでまあ、こっちのほうが安心だよね。
 
人によっては作ればいいじゃんって言うんだけど、ブレーキマスターも難しい技術だよ〜 最近は日本国内で1品で作ってくれるところも有るけど、経験上それは意外と漏れるのよ。(あくまでも経験上。^^;) ←大人の理由。
あちこち相談しまくりました。フライスと旋盤、そして何より鋳物の材質の絡みでそうなるんじゃないかという結論は得たんだけど、公表するほどのデーターはない。なので教えてあげない。でもカップの磨耗のはやさが違うみたい。
 
 
値段はかなり高いものになります。正直。
原価もネットで調べてもらえば多分解ります。 
でもうちはサービスを売ってるんで、その対価をちゃんといただきますから高くなります。 
な〜んて高飛車だよね。 
まあ、言い訳だけど、円安、送料、連絡やら手間がかなりかかるんでホントはつまんない商売。
しかも在庫もつんだよ。 こんなの馬鹿みたい。 たった一個送ると送料いくらかかるかしってる?その上往復分。
軽自動車ならマスター買えるっての。
 
でもなければ困るでしょ。だからうちで在庫することにしました。
皆さんが自分で手配すればもっと安く入手できると思います。 
それをうちに持ち込んでの修理ももちろんやりますよ。安心してね。
 
今月の荷物に入ってくるはずだからもうちょっと待っててくださいね。
 
ご興味のある方はご連絡ください。 まだ物が来てないから多分あいまいな返事になるけど。^^;
(2007.2.18現在。)
 
 
ま、今年は車の輸入や部品の輸入いろいろやるよ〜
円安だから。 あ、逆だし。
 
 



  レトロモビル2007 始まりました!  2007年2月17日


こんにちは、FRBパリオフィスです。
昨日から始まりました RETRO MOBILE 2007。今年は、2月25日までの開催です。
社長は今年も「フランスは寒いから嫌だ!」といい来仏しませんでしたが、今年は超暖冬ですよ〜^^
 
というわけで社長の代わりに、さっそく初日の昨日、挨拶回りと価格調査に足を運んできました。
 
まず最初に会場をなんとなく一周。一周といっても、とても広いし、初日なのでとても混んでいたので、それだけで大変です。
カタログを買い、それについてくるインデックスと地図で、目的のお店を探します。それぞれ何丁目何番地というように、住所がついているので便利です。
大体例年通りの配置なのですが、横に大きな通りが8本。
それに縦にも10本くらい通りがあるので、あっというまに自分がどこにいるのかわからなくなります(笑)
 
レトロモビルには、とにかく車に関するいろいろなジャンルの出展があります。
クラブスタンドに、部品やさん、本屋さん、イスの布地やさん、工具やさん等々。
今年は大体330件くらいのブースが並んでいましたが、これだけが一堂に会するというのはやはりおもしろいですよね。

中でも、クラブブースには、各クラブご自慢の車の展示があり、ピカピカなのはもちろんですが、展示の仕方、ブース作りもとても凝っているので、一見の価値あり。お金かかってます!って感じです^^  
販売ブースでは、全部手にとって見ることができるし、送料がかからないというのもメリットです。あとはいろいろなルート作りですね。
うちは特に単一車種の専門というわけではなく、どんな車も分け隔てなくメンテしていますので、常に新しいルートを探してくるようにいわれていますから、これがとても重要な上にすごく大変です。

ちなみに部品などの価格を見てみるとを、決して安いわけではなく、どちらかというと通常より高めなんです。ブース料が高いからでしょうか。
もしも購入する際は、「少し安くなりませんか?」と声をかけてみるといいと思います。
想像以上に安くしてくれちゃって、こちらがビックリ!なんてこともあったりします(笑)
 
昨日は帰りにパナールクラブのスタンドへ寄ってきました。
昨年いろいろとお世話になったので、お礼を言いに行ったところ、会長さんがカウンターの中へ招き入れてくださり、シャンパンをご馳走してくださいました。
さんざん歩き回った後のシャンパンは、おいしいですね〜。あっというまに酔いも回りますが^^;
2年前に一緒に顔を出した社長のことも覚えていましたよ。
おじいちゃんなのに、とっても記憶力がいいですね。
 
そういえば、毎年不思議なほど、会場外ではクラシックカーって見かけないんです。
ここはフランスなので、きっとこういう会場にクラシックカーなんかで来たら、身ぐるみはがされちゃうんでしょうね・・・^^;

そんなわけで、来週半ばにもう一度部品買い付けに行く予定です。
ご注文等ありましたら、早めに社長の方へご連絡いただければお探しします。
ちゃんと値切ってきますからね!得意分野ですから(笑)
 




  ムルティプラとどいたよん。  2007年2月1日


久しぶりにイタ車です。
いつ見ても変な顔。 あ、ヤバ お客サンの注文で仕入れてきたんだった。・・・
とてもコミカルで自己主張の塊。でもどこかコケティッシュなところも感じる。
魅力的な車ですよね。
うちの前の保育園の子供達に大好評。^^:
 
なんていうのかな 山椒魚、 河馬、 駝鳥、 でも面白くって毎日見てたら結構好きになってきた。
カタカナで書くとイメージ悪くなるから漢字ね。^^
後期型は残念なことに普通顔にフェイスリフト(それもとんでもなく)されるからこの顔は前期だけ。
長さは4mちょい。
 
デカいんだけど短い。
タイヤを四隅に配した典型的なコンパクトレイアウト。
はじめ一目見たら無用にでかいなって思ってたんだけど、意外と長さが短いから普通に思えてくる。
これはね、前から見たときの全体のインパクトがでかいからそう感じちゃう。パットもいたときはそのデザインとか、幅に目を取られて実際より大きく感じるんだよね。
 
真横から見ると意外と小さい。
トヨタのBBなんかと比べると大して変わらないかな なんて思えちゃう。
 
うしろから見ると結構普通。・・・・。
顔つきはインパクト有るけど、キューブとかBBとか そんな感じかなあ。
排気量もおんなじくらいで幅広いから中が広い。
 
流行のセンターメーターで、布張りのダッシュボード。
シフトレバーとハンドルが近いのも好感。
サイドブレーキは右手で椅子とドアの間。
アイポイントは高めなんで運転はしやすい。
左右、後の見切りもいい。
フロントは角が見えないから へたくそポール は有るといいかもね。
 
私は身長が180cmだからすごく乗りやすい。
しかもモデル体型だしルックスもいいと来てる。車の修理は上手だし女の子にもモテモテ。(内容に誤りがありました。^^;)
 
身長が高い私が乗っても窮屈さはないですね。
 
グラスエリアも広いから幅のことは余り気にならず運転しやすいですね。
室内には収納スペースが沢山あるし、フロントの真ん中のシート背もたれは倒せるから物を置いたり肘掛にもなる。
ついこないだまでカップホルダもない車ばっかだった外車だとは思えないくらい充実してる。
ヨーロッパも自動車が移動用と割り切られている市場じゃなくなってきたんですね。
日本車は完全にお手本になってきてしまってるわけで、ある意味オリジナリティーを出すには各メーカーも苦労するところなんでしょうね。
パンダみたいな何もついてない鉄板むき出し なんて車段々なくなってきた。
 
エンジンは1600のツインカムに5速マニュアルを組み合わせてある。オートマは無し。
でもねこの車オートマは売らない理由がなんとなくわかる。
1600オートマは多分遅いだろうな。重さは1.36トン。空力すごくいいというわけじゃないだろうからやっぱりオートマはちょっとエンジンの役不足を隠せないだろうと思う。
 
しか〜し この5速ミッションとエンジンの相性がいいのよ。^^
ピープルムーバーでなおかつシティーコミューター的な使用を考えると日本では20〜60キロ位までは一番使うところでしょ。そこら辺のギアのつながりがとてもいい。 2速2500回転から3速にシフトすると、普通にちょうど3速1900回転くらいに落ちたところで速度とギアがぴったりのところに来てる。だからクラッチをはなしても速度の増減が全く起きない。
変な話、乗り慣れてる人なら手のタイミングが一緒だったらクラッチ踏まなくってもギアチェンジできるくらいちょうどいいギア比になってる。
 
これはどういうことかというと、車がギアチェンジのたびにギクシャクしないってこと。
すなわちマニュアルを嫌がる=半クラッチ苦手な奥さんが乗っても走り出せばクラッチに神経使わなくてもスムーズに走らせることができるってこととも言える。  おお、奥さん説得しやすい記事だな。いえい。
 
まあ、坂道発進や車庫入れは今まで同様だけど、バックはセンサーがついてるからぶつかりそうなら警告はなるし、奥さんのためにマニュアルあきらめてた人のなし崩しには意外といいかも。
 
で、このギア比ぴったりの5速ミッションと1600の普通用ツインカムエンジンがちょうど相まって意外と乗りやすいという感想を導き出してくるんですね。しかもシフトレバーはダッシュから生えてるから左腕をほとんど動かすことなくレバーに届く。運転しやすい。
 
 
ありきたりなフィアットのツインカム。もちろん燃費、トルク方向のツインカムだから乗りやすいエンジン。
1600だからやろうと思えばあのエンジンが載るね。
てなかんじで 意外と食わず嫌いだったこの車 気に入っちゃった。
ほしいかも。
 
個人的にはこの黒って色が気に入ったのよ。
大体こういう車ってポップな色がほとんどでしょ。 なのに黒選ぶってなんか事情がありそうじゃない。
そういうさりげない感じもこの車いい。
ほらね日本車お手本。 五弁の桜 弥生ホイールみたい。  しらね〜って。か。
イタ車だいぶよくなってきましたね。
 





  いまやってるのは ね〜。  2007年1月24日



しってた? 又自賠責値上がりします。
 
 
自賠責保険が値上がりします。
とはいえ、始期で値段が違うから普通だと値上げ前にずらしてって訳に行かない。
こまったもんだね。ま、今回は150円とかだからたいしたことないけど。
 
タイヤも値上がりします。
オイルは値上がりしました。
ガソリンはとりあえず一息だけどねえ。
税金もねえ。
 
というわけでいろんなモンが値上がりします。
 
タイヤは今月中に買えば安いという話が来てます。
2月に5%程度の値上げらしいですよ。
 
そんなこんなで今週は
 
まずフェアレディーZのレーシングカーのエンジン。
昔うちが作らせてもらったレーシングカーなんですけど、逆輸入の260Z右ハンドル。
こいつにL型の3リッターを乗せました。クランク強化、バルブ、スプリング、カム、ピストンは純正流用で、そのほかにもとんでもなくお金のかかってるエンジン。
まだ乗っけただけ。
 
とりあえず乗っかった。
でもトランスミッションはR32スカイラインのダブルコーンシンクロの奴だし、気持ちよく走るといいな。
ミクニSolex 44Φ で目一杯回すつもり。
S30 Z って ボンネットはずさなくってもエンジン脱着できるって知ってた?
 
そのほかは注文で仕入れたクサラが到着。
 
黒は珍しい。
 
クサラVTSは306のS16の兄弟車ですよね。
でもさすがシトロエン。 色々割り切ってる。
リアばっさり。
 
リアハッチなんだけど、エクザンティアみたいに少し水平面をハッチエンドに取ってあり、その分リアガラスは前進。トランクルームはだいぶ制約を受ける。でもその形状の制でリア周りの剛性は上がってるはず。
 
他にもワイドトレッド、ホモロゲ関係無しの5速ミッション。(306は6速ね。 こいつが曲者。)
なってのがあって、カタログだと馬力はこっちのほうが2馬力だったか上。
インマニ形状、フロントストラットのアッパーも違うね。
 
 
てことはサスペンションのジオメトリーも結構違いそうな感じ。
 
よく見るとここの板がまったいらじゃないの。平面じゃなく曲面。
てことはなにか秘密が隠れてるな。^^。
クサラVTSは早いし、面白いしとてもいい車ですよね。
足もノーマルがかなりいい。
首都高走ってきたけどおもしろかったぞ〜。 
 
さすがWRCマシン。(だいぶ違うか。・・・。)
ま、でもいいタマ見つけたら買いの1台かも。
最近のフランス車はちょっとダルイ方面に振ってるような気がするし。
こいつはデザイン的にもシトロエンの灰汁がのこってるし、へそ曲がりな感じってか天邪鬼な感じが少しは残ってる。
シートは革が奢ってあって、パットミふつーの目を引かない車なのにな〜んか満足感。 みたいな。 306のN5後期はシートがしょぼいもんな〜。
しかもクサラ人気薄だし^^。
 
 
ウイークポイントは306と同じところが駄目かな。
 
バキュームセンサ。 これ。このタイプは特性がずれるみたいで、対策品が出回ってるはず。
エンジン調子悪くなる。
306、406は部品頼むと 配線とコネクターも一緒に来る。
あとは水漏れね。
サーモブロックのところ必ず漏れるよね。
 
 
あれこれしっかり整備して納車してあげよう。
この人走ると早い人で、AE86からしばらくこっちの世界に来るのよね。
走行会一緒に行きましょうね。
 
 
あとはトヨエーストラックの車検。ケーキ屋さん。
 
あんたハブボルトの締め付けトルク3750Nmだよ。約37キロ。・・・・。
そんなのうちのトルクレンチじゃ締められないっての。
 
 
お隣の重機屋サンから借りてきた。
でもほら何かと話題のハブボルトだしねえ。^^;
 
 
 
Hトラックは立川高島屋サンの前でクレープ販売中。
食べに行ってあげてね。
 
あんたらおんなじメーカなの?ほんとに。・・・。
そんなかんじで夜もふけていくのでした。
明日はオークション。
今夜は徹夜だな。 ってあしたも深夜までセリだし、又寝られない・・・。
あ、あさってはムルティプラがとどくぞ〜。
 
早く来い来い。^^
 



  R8 お色直しへ。  2007年1月18日


いやーおかげさまで車両販売のほうが 在庫がないのに注文は沢山いただいていてご注文をこなすだけで精一杯。一生懸命仕入れして整備して納車 を繰り返しているつもりなんですけど、そればっかりやってると在庫用の仕入れがおろそかになっちゃって。・・・・。
いま注文もらってる車はまた面白そうなのばっかで、クサラのVTSでしょ、BMWミニのクーパーSに、NEWムルティプラの前期とかTwingoの最終とか乗り出し20万円のマーチとか。^^;そうそう C1500のショートなんてのも。
 
どれも面白そうなんでわくわくしてるんだけどね。
一生懸命いいの見つけるから待っててね。
 
 
でも今年は海外からの買い付けとかもしてがんばっちゃおうと思ってますんでお楽しみにね。 
 
 
 
 
で、今数少ない在庫の ゴルディーニ をお色直しに出しました。^^;
また実動在庫減っちゃった。。。。。
 
 
でもきれいになって帰ってくるから見てろよ〜
 
 
というわけでまずはモールから取り外し。
モールはこういうクリップで留まってるの。
これをはずすのは結構大変。
しかもこのクリップがドア、モール、クリップ、の3個の中で 一番 卑 な金属でできてるからこれがまたものすごく錆びてると来てる。だからドアに錆が出にくい。 この車はなぜかどれも生きてたからよかったー。 
 
アルファロメオなんかだと亜鉛処理すらしてない鉄板にステンレスのバンパーつけてるんだからそりゃ錆びるっての。
ステッカーとカッティングシートをはがします。
 
モールのとこだけ残っちゃった。
リアフェンダーはうちに来たときからもっこり。 さりげなくってかっちょいー。
 
でもこのもっこり やっちゃうと ドアとのチリ(隙間や連続面のことね。)は大体あわなくなっちゃうのよね。
とくにR8は鉄板薄いし、固定してる力が弱いからね〜。
モールの下からこんなステッカー出てきた。^^;
ラインは ペイントなのよね。
そんな感じでオールペンへ。 
いつもとは違う板金工場に出します。 ちょっと遠いんだけど。
多分雪積もってるだろうな。〜
 
春には戻ってくる予定なんだけど。
いってらっしゃーい。
 
 
で、今日の入庫はホンダのロゴオイル交換とダイハツムーブ車検とR25のヒーターコア漏れ。
それからもう一個。
 
Hとらっく よん^^。
左のミラーがないんで取り付けとか、オイル漏れやら、水漏れやら窓の鍵やら こまごまと難しいものがあるのよ。
何のミラーつけよっかな〜。
前が絞れてるからトラック用だと映らないのよね。
 
と、今日も一日が過ぎていきましたとさ。
明日はダイハツのハイジェット車検だー。
 
 



  サンクアルピーヌターボ 納車整備進行中。 バラバラ  2007年1月14日

 
お茶の話でお茶を濁したところでちゃんとした話。
 
今工場では去年の11月に買って頂いたサンクアルピーヌターボを納車整備しています。
とかいいつつ、一方では今日は2トンダンプの車検整備でしたけどね。あれはリアのタイヤはずすのが大変です。^^;
いろんなもの常に並行してやってます。
おおリフトにあがりました。
今日はこんな感じ
 
あ〜あ ガランドウだし。 伽藍堂って書くんだろうな。きっと。
納車整備でエンジンおろし。
サンクアルピーヌ系はエンジンおろしが大変なの。
ミッションが前でエンジンが後。しかもミッションの上にキャブやらステアリングラックやらタービンやらま〜色々ついてる。そいつらをはずしてやっとこさっとこ出てくる。
 
別にユンボで下ろしてるんじゃなく、ユンボはチェンブロをつるす為の支点。 
要はエンジンクレーンみたいなもんだと思ってください。^^;  
もちろんチェンブロックつかって下ろすけどね。
左が前。 まあ、かっこよく言うとフロントミッドシップ。
でもその実態はリアエンジンそのまま前に持ってきた。^^;
何でおろすかって言うとカムチェンを交換したいから。
上が古い、下が新しい。
新旧でこんなに長さが違う。
 
伸びちゃってるんですよ。カムチェーン。
この840系のエンジンは基本がキャトルやらアルピーヌやら縦横サンクやらすべて一緒の仕組みなんですけどサンクアルピーヌターボだけはダブルチェーンを使っています。
 
なんでダブルかって言うと持たないからなんですよね。
でもやっぱり伸びちゃうんだよなこのダブルも。
 
とにかくこの系列のエンジンはカムチェーンが駄目になるんで距離走ったエンジンはみんなカムチェーンが伸びてる。キャトルも横サンク、GTターボもサンクターボもエクスプレスもR8もA110もみーんないっしょ。
だからエンジンばらすならまずカムチェーンは交換。 
セットでテンショナーとスプロケットも交換してね。
つまりエンジンばらすときに用意するものはガスケットキットとカムチェーン一式。
じゃないとOHした満足度は得られない。
 
でこいつを交換するのにエンジンを下ろさなきゃいけない。
他の車は大体カムチェーンなんてのはほとんど無交換ってかんじで使えるんで大体交換するって概念がない。
その上縦サンクはエンジンおろさなきゃ交換できないからほぼ間違いなく交換されてない。
だいたい交換サイクルは7万キロって感じだろうな。
エアコン無しはもう少し持つかな。
おいおい、タイミングベルトより短いのかよ っってかんじ。
 
でも寿命って訳ではないので安心してね。
切れることはほぼないからこれのせいで車が止まるってことはほとんどない。
 
じゃあ、どうなるかっていうとエンジンが じゃらじゃら いうから。
 
キャトルとかサンクのエンジン音。ボンネット開けたら全部同じ音してるでしょ。
あの音。 キャトルとかだと高めの ウーン って音と じゃらじゃらじゃらじゃら て音。
アレがカムチェーンの音。
R8とかA110はチェンの持ちがいい。なんでかは考えてみればわかる。でも古いから要交換だけど。^^;
 
で、それが気に食わないからエンジン下ろして交換するんです。
 
で、他のオイル漏れのところもガスケット交換して、マウント交換してやる。
正直サンクアルピーヌターボは車上でエンジンに触るのはほとんど不可能だもんね。
車上でタペットカバーはずすのもコツがいるんだよ。ありえない。・・・。
だから今回できるところはみんなやる。 またあと同じくらいははしれる。そしたらエンジンOHだろうし。
 
何故だかクランクシールは 青いやつ。 微妙にかっこいい。^^;
カムシールも交換。 キットに入ってたカムシールは日本製。 
逆輸入だし。ま、キットに入ってるんだから使うけど。
トランスミッションは漏れたオイルでどろどろ。しかもキャブが上に載ってたからもれたガソリンも輪をかけてる。
だからきれいにする。実際は灯油とかワイヤーブラシとかで掃除するからすごく時間がかかる。
 
でもこのくらいきれい。
 
オイルシールも当然交換。 ここはよく漏れる。 車検ごとの交換したいくらい。
純正の材質に問題ありそうな気がする。
エンジンOHはしないよ。赤字になるから。
果てしなくお金がかかる。
 
あとはせっかく下ろしたからエンジンルームもきれいにしないとね。
新しい冷蔵庫買ったときの奥さんみたいな感じ。
古い冷蔵庫どけた瞬間に必死に掃除してる。^^;
 
ザーッとだけど錆を落として塗装する。今回はPOR15っておなじみのさび止めなんで黒。みえないとこだから見栄えよりもさび止め重視。
 
足回りもざっとね。 まだフェンダーの中はやってない。 アーム類だけきれいにした。
ショックはもちろん純正の新品だよ〜
てなかんじで進行中。
 
シートは全部はがして張替えに出した。
いい生地見つかったのよ。 ちょっと畝が狭いけどいい感じの似た生地なのよこれが又。
絨毯もいいのが見つかった。
どっちも結局自分の足で見つけたやつ。
 
そのうち紹介するね。
 
月内納車に向けてがんばってます。
 
 
 
 
 
 



  ティーブレイク  2007年1月13日

寒い寒い寒い。
 
さむいよー。
 
暖冬なんで昼間はとても暖かいですけど、日が落ちてくると寒いですね。
寒いんでお茶はあっためて飲んでます。
 
ストーブがあるんですけど、大活躍。 薬缶に缶ごといれて暖めます。
でも温度が微妙にわからない。
温度計は面倒くさいからこんなもんで測ります。
 
非接触温度計です。これって意外と便利。 缶にレーザーポイント当たってるの解ります?
非接触温度計は基本的には雰囲気温度を測るものなので水の温度が正確かどうかはわかりませんけど、大体の目安にはなる。実際の温度はこんな感じ。
 
69度 お、やべ 熱くて飲めないぞ。
てなかんじで使います。
 
っておいおい 車関係ないだろ っておもうでしょ。
うちではどうやって使うかっていうと、一番使えるのはキャブレター調整。
 
キャブレター調整やってるときって同調取れてるかどうかは基本でしょ。
でも同調大体取れた。でもなんか調子がいまいち。 って時にこれをエキマニにあてて一個ずつ温度を測るんですよ。
 
そうするとどのシリンダーがいまいち元気ないのか温度でわかるって寸法。
そうすると良くわかるでしょ。
ああ、3番弱いんだ とかってね。
 
そしたらそのシリンダーを重点的に見ていけばいい。
濃いのか薄いのか。 そこだけ濃くしたり薄くしたりして調子見れるでしょ。プラグはずして他と比較しても解りやすいでしょ。 見落としてたこともあらかじめ疑いがあるんだからしっかり見るじゃない。?
あとは点火もプラグなのかコードなのか他と換えてみる。エキマニ温度が変わったらその辺が怪しい。
他は圧縮やオイル上がり下がりなんかのシリンダー系、バルブクリアランスなんかのヘッド系なんてのも調べることになるかも。
 
インジェクションでもインジェクターや点火、シリンダー。同様に絞り込める。
 
これだけ調べることあればできるだけどのシリンダーか絞り込みたいし、燃焼状態を少ない道具で見るにはいい方法でしょ?
 
こうやって本来は使う道具だったんですね。 すげ〜。
 
そうそう。急いで珈琲温めたいときってどうするか知ってる?
そりゃ酸素バーナーでしょ。^^; あつあつ〜。
 
 
では。
 
 



  ことしもよろしく。  2007年1月6日

 
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は皆様に格別のお引き立てを賜りまことにありがとうございました。
本年もどうかよろしくおねがいいたします。
 
という感じで2007年も幕開けです。
 
うちも1月6日より通常業務が始まりまして。年末年始のメールの対応だけで半日を要す状態。年末にいたっては必死。戦場。 電話も間に合わず出られなかったりしました。 さすがにご来客と電話と携帯同時だったりするともう無理でしょ。 ってかんじでした。
 
又こういうときに限って車止まったり、いつまでもこなかった部品が届いたり。 なんでかな。
 
年末はフォルクスワーゲンカラベルのエンジン交換。
2台を入れ替える。 たいへんだったよー。
 
こんなところにエンジンかよ。 おいおい。 てか、これもリアエンジンだし。どうなってんだ?
フロントエンジンのほうが圧倒的に数多いよね。なのにまた頭から車入れてる。・・・・。
下ろすとこんな感じ。 2.1リッター水平対抗4気等水冷。必ず水漏れで壊れるエンジン。
スタッドボルト工夫してよ。もう空冷のころからおんなじなんだから。 しかもポルシェも。・・・。
おサルのかごやだほいさっさ。 ってものすごく重い。 私はぎっくり腰の為撮影班。 掛け声担当。 せ〜の。!
降りるとこんな。ガランドゥ!
で、AXの納車とエスパスの納車。
 
AXは取って置きの奴。 内緒で持ってたとても程度のよい奴で、あれこれやって2年間戻ってくるなよ仕様。
いろんなモン新品で、タイヤもいい奴はかせて楽しい仕様。車検までの2年間故障なく乗ってもらえるように手塩にかけて仕上げたつもり。 このAXのオーナーさんはちょっと車趣味に疲れちゃった方でアルファロメオに乗ってたんだけど相当今まで苦労してきたらしいんですよね。いろいろ相談の結果癒しの車に乗り換え。それがAX でも別の意味で又車趣味に走っちゃうかも。 だめだよあれこれしちゃ。 しばらく休憩なんですからね。^^。
 
エスパスはお買い上げいただいてから1ヶ月以上かかっての納車です。
でも正直気になってたステアリングのだるいところも解決できたし、お客様に渡せるところまでできたかなってかんじだったのでぎりぎりの日程でしたけどね。結局納車前にパワステラックの漏れがはじまっちゃって大騒ぎ。納車まで時間ないし間に合うのかなという状態。
もちろんパーツは日本にないし、本国オーダーなんか来年になったってくるわけない。国内のリビルト屋もさじ投げてるし、結局自家修理でした。
ラックをばらしてシール交換。といってもシールも簡単には手に入らない。うが〜 
といいつつもなんとかぎりぎり納車にまにあいました。 ここまでやっちゃうともうからないんだよな〜。 あ〜あ。
 
お天気の日に納車でした。
今年もこれでスキーに行きたかったな〜。・・・。
きれいきれい。 でもラック脱着大変です。 うちのメカ発狂。^^;
 
まあ、基本的に外車、ことにルノーのラックは漏れるので定評がある一つ。しかも新品部品が日本で30万位したりするんで古い車は軒並み廃車になるような作業ですからね。まあ、救えただけでも良しとしなくっちゃ。ちなみに大きいのから小さいのまでラックの容量は大して変わらないんですよね。
だから据切り厳禁。大きい車は特につらい。あ、そうそう、パワステオイルとして売ってるもの入れるのも駄目。もれるよー。びっくりするほど。ルノー純正D2いれてね。
 
ほかにも製作モンが色々あって
 
A110のオーバーヒート車。原因はいくつかあったんだけど、ファンが小さくてしかも曲がっちゃったから仕方なく国産車から流用。でもそのままつくのは無いから、アルミでスペーサーを製作。あ、もちろん図面書いたら後は外注なんだけど。この外注さんいいもの作ってくれるんですよね〜、しかも早い。すばらしい。なにより価格がリーズナブルなのがもっとすばらしい。一品で作ってくれての値段だし、届けてもくれる。 うーんだいすき。
 
いいでしょプラスチックのはね。アクセルレスポンス良くなる。(内緒だけど。)
左はノーマル。 うちの在庫でこの車についてたものじゃないけど。右が流用で真ん中が製作したスペーサー。
これが仮付け。
シュラウドもこんなだったんで隙間を溶接で埋めなおしてやって
ラジエターもノーマルのいい奴ついてたんだけど破れてたんで張替え。
リアエンジンはノーマルの熱対策がしっかりしてるからノーマルの2層で十分。
他の原因も全部つぶして挙句の果てにサーモも75度だったのを86度に戻さないとオーバークールしちゃうような状態までいっちゃった。あ、サーモと水温高いのは関係ないですよ。気をつけてね。
しかも2時間のアイドリングテスト5回だよ。 ガソリンも減るよな。 びっくり。
 
あ、ちなみにJAFのテストで一般的な2000ccのインジェクション車。100cc/10分 だって。アイドリングは控えめにね。暖機しなきゃいけない車大ッ嫌い。^^。 だって調子よければ暖気しなくても走るし、エンジンの持ちが違うとか言ってもそのころにはOHだって。 ま、でも暖機してきたエンジンはとても状態がいいのも認めるけどね。
 
他にもサンクターボのリアショックぬけぬけ。これもお客さんがもってきてくれた中古の車高調ショックにノーマルバネをくみあわせる。はー計測だけで半日。設計と図面で又半日。 でもFAXで注文して3日で出来上がってきちゃった。うーん最高。 年末仕事はかどっちゃう。てか、部品だけそろっても作業目白押しだし。^^; おいおい。
 
ちゃんと製作者の刻印入り。自己顕示欲。 うそ。
後からでもうちで作った物だってわかるようにね。責任もあるし。
乗り心地もいいつじつまあわせ。すばらしい。もちろんアッパーマウントも国産車の奴だけど交換。
見違える乗り心地の変化。 こういうの好き。
 
今回は車高調の性能引き出すんじゃなくぬけぬけショックの交換がメインだからね。
たまたまもってたんだってショック。新品は高いしね。一応他の車種用だけどぴったりだし減衰調整もついてるからいい感じ。
 
 
 
で、新年早々パナールのエンジンおろしから始まって、まずはクラッチのレリーズカーボン。
こいつも部品入手が大変でねー。フランス国内で郵便が行ったり来たり。いつまでたってもうちのフランス事務所に届かない。送料3倍くらいかかったかも。
 
相変わらずいい顔。
真ん中の奴ね。
 
 
こいつはドライブシャフトも厄介なことになってて、ドライブシャフトにゴムのカップリングがついてる。
こいつがグズグズで駄目になってたのをだれかが溶接した奴だったんですよ。でもこいつがはがれててシャフトに完全にとどめが刺さった。
 
本国も無理。
で、製作。 ゴムカップリングはさすがに再現できないけど、もともとだれかに溶接されてたもんだからもっときちんとしたものでつくっちゃった。
 
これが生きてるほう。ノーマル。 太いのと細いのはゴムでくっついてる。 ありえない。・・・・。
これが溶接されてたやつ。 さすがにちょっと耐えられないよな。
でも誰がやったのか知らないけどがんばってる。
きちんと作り直した奴 国産車のプロペラシャフトと同じ強度で作ったから強いぞ〜。
 
先述のA110もこのパナールもうちに来る前のどこかのお店が一生懸命やってきてくれた跡が見える。よく伝わってくる。 だからうちも負けてはいられないんで一生懸命 無い部品も探すし、見つからないものはつくり、何とか形にする。がんばるぞ〜 まけない。
 
このパナールはとにかくすごい。あれこれほんとに工夫して直してある。
ブレーキなんか国産車のオンパレード。マスターシリンダーは見たこと無い相当古い国産だし、 はじめは気がつかなかったんだけどフロントブレーキなんかAE86のリアブレーキキャリパーだな多分。もうこうなると知恵比べ。なめんなよ〜 絶対治す。
 
よかったーリアキャリパーノーマルだよ。 A110なんかと 同じメーカー 部品あるある。 ホッ・・・。 って弱。^^;
そんなこんなで一生懸命やってます。
 
今はもうとっくに売約済み(昨年11月^^;)のサンクアルピーヌターボをエンジン下ろしてます。
別に調子は悪くないんだけど、カムチェンとかジャラジャラ言ってるし、オイル漏れとか、とにかくせっかく買ってもらうのにそのまんまじゃ気に食わないとこやるんだもん。!
これはまた別のときにレポートね。だいたいあのエンジン7万キロも走ったらあちこち駄目なんだってのが解るから。^^。
 
ことしもがんばるぞ〜。
 
 





  年末進行中。いそがしいぞ。〜 シトロエンAX  2006年12月24日


年末進行中。 いそがしいぞ。〜  シトロエンAX

AXっていい車なんですよね。
シンプル。小気味良く拭けるエンジンに軽いボディー。
205ラリーなんかだと、このエンジンをストロークダウンして1.3以下のクラスにエントリーできるようにしてたり。
ミッションはクロスしてて楽しい車ですよね。
 
AXはこれに脅威の軽さ約800キロ。
パワステ無いし、まーそこらじゅう軽量化の工夫いっぱいです。
ガラスがリアハッチになっててその下にプラスチックのボディーがついてたり、あちこちの装備が簡素化されてて、まーそれはそれはすごい車です。
ノーマルタイヤが155−65−14だっけ? これで十分だったりします。
 
しかしその代償にいろんな部分にプラスチック、それもぺらんぺらんでパキパキのプラスチックが多用されています。
そんなわけでダッシュボードのヒビは避けて通れません。
ダッシュボードは通常骨組みが鉄でできてて、その周りを樹脂等で覆っている仕組みですが、AXは骨組みがありません。だからダッシュボードの自重はプラスチック製のダッシュボード自体が、モノコック構造で支えているんですね。
 
でも如何せんもう15年くらいはたってる車です。
さすがにプラスチックも当時の柔軟性を保っていることは無理みたいです。
なのでAXのダッシュはバリバリに割れちゃうんですよね。
 
こんな感じ。すごいひび割れです。

でもまあ、このままだとちょっと気になるんで、目隠しカバーを製作してみました。
 
材料はホームセンターで売ってる プラダン って言う奴。
プラスチック製のダンボールみたいな構造でできた板です。
ところでダンボールの構造って、表と裏の紙の間に波々の紙板が入ってるでしょ。
あの単体のことをフルートって言うの知ってた?
明日使えるトリビアですね。(古いか。)
 

これをダッシュボードの大きさに合わせて切る。

写真はもう切ってあるけど、実はこの形になるまでに最初にビニール袋を広げた奴で大まかに型取りして、その後布に形を写して表布を大まかな形にする。で、布だけじゃふにゃふにゃのしわしわになるんで、芯材のプラダンに形を写して、プラダンを実際に合わせながら又整形して行きます。 その結果がこんな形。
 
フロントガラスが邪魔なんで、形をうまく作るのは結構大変なのよ。
後から布地を張るからこれまた芯材は少し小さめに作っておかなきゃいけない。
 
で、芯材が切り出せたら 表布を大まかに形合わせるでしょ。
今回はシトロエン純正の布地。
これね。
いいでしょ。 これはエクザンティアの純正シート布地。

昔マツダのマーケティングから余ってたのをもらった奴。
マツダがシトロエンやってたころに日本仕様のシートをどうするかって言う判断をする為の布地見本に使ったんだって。だからある意味純正。 すげ〜。
 
でこいつを芯材に合わせて貼り代をとってカットします。
カットしたらスプレーのりで芯材と布地を接着。
こいつをダッシュボードに置いて出来上がり。
 
こんな感じ。
 

意外といいじゃん。
しかもデフロスターの吹き出し口まで再現。
さすが。 昔家庭科 5 だったし。^^v いえい。
 
本物のラリー車なんかだとわざわざダッシュボードに黒のバックスキンやラシャ紙を貼ったりしてるんだよね。ダッシュボードの反射を防ぐために。
 
ある意味そんな感じでかっこよくない?(自画自賛)
 
AXはダッシュが比較的まったいらなんでこんなのもある程度の時間でできる。
工夫するともう少し立体的なのもできるよ。
 
そんなわけで年末押し迫ってて簡単な原稿と少ない写真でお茶濁したりして。
さーまだまだやることあるぞ〜。
しごとしよ。




  バッテリー上がり?エンジンがかからない  2006年12月19日


さむいですねー。
こうなると心配なのがタイヤとバッテリーですね。
まあ、タイヤはスタッドレスタイヤにそろそろ履き替えておくとして、問題はバッテリーです。
 
バッテリー交換はサルでもできるなんて豪語しましたが、もう少し基本的なことを書いておかなきゃいけないなということが何回か続いたので、かいときますね。
 
 
寒い朝、エンジンがかかりません。
 
さてどうしてでしょう。
 
 
こういうときに一番最初に疑うのがバッテリーですよね。
でもバッテリーはこないだ交換したから なんて思うとセルモーターか?なんて疑っちゃって深みにはまるんですよね。
で、あわてて電話してくる。
 
テスター持ってないですよね。多分。
そんなときの症状と故障箇所の簡単な見極め方があるんで、覚えておいてください。
 
キーをひねってもセルモーターが回らない
まずホーンを鳴らしてみてください。(日本語だとクラクションね。)
 
A、ホーンが鳴らない場合
鳴らないならバッテリーが怪しいですね。

何でかって言うとホーンは自動車の電装の中でも特に電気を沢山必要とするからです。
鳴らなかったり、弱かったり。そういう時はバッテリーの電圧が低いんです。
 
誰かにバッテリーつないでもらってエンジン掛けてもらってください。
細いブースターケーブルじゃ駄目だよ。 燃えるから。 もえ〜。
 
かかったら、何でバッテリー上がってたか良く確認してその原因を探してね。
そのときに探さないとなかなか後からだと原因がわからないことも多々あるので。
 
まず、警告灯ついてないですか?バッテリーマークの。
ついてたら発電機(オルタネーター)が故障してる可能性が高い。
このランプは他のランプと点灯する仕組みがちょっと違う。
発電電圧がバッテリー電圧より低いときに点灯する。
だから、発電機に何らかの故障があるとき、もしくはとんでもなくバッテリーが変な故障で、バッテリー電圧が異常なときにつく。
 
次にライト類、それからルームランプ。 トランクの中のランプもつきっぱなしになることもよくある。
半ドアじゃないですか?
あとはいい加減な配線の後付品やら、カーナビやTVやらETCやらシガー電源につないでるものとか。
後付のサブコンやVVC、ウーハーにアンプ。その辺も怪しいな。
 
それからバッテリー端子の状況を見てください。
ちゃんと一番太い線が接触良好かな?
バッテリーのところの(+)線は何本かが一緒になってるはず。
1本は車のキーシリンダーやヒューズに行く電源。
もう1本の一番太い線がセルモーター用の電源。こいつが接触悪いとてきめんにセルが回らない。
他にあるなら1本はオルタネーターからの(+)これが接触悪いと充電してくれない。
他に2本くらい一緒になってる線も有るけど、まあ、その辺はいいでしょう。
どちらにしろこの端子のあたりはバッテリー交換の記事を読んでね。
 
それでも駄目ならもうJAFかレッカー呼ぶしかない。
あ、もちろんうちでもいいんだけど。^^;
最近は自動車保険なんかで無料で対応してくれるところもあるから良く確認してね。バッテリー上がりはもちろん、レッカーも無料だったりする。
たまに、自宅の駐車場での故障に対応してくれない場合があるけど、そういう時は車庫の外に押して電話するしかないとかあるとか。 うそはいけないようそは。^^
 
そんな風に見極めてください。
 
覚えといて損はないですよね。
 
少し車に詳しい人だと、キーをひねるとセルモーターが カチカチカチカチカチ て音がするからセルがこわれた っていうんだけど、そういう場合はほとんどがバッテリー電圧が低い場合。
電話口でホーン鳴らしてみてください っていうと ぷぇ〜 とかいってとんでもなく弱い音。^^;
バッテリーつないでエンジン掛けてください。 な〜んてよくある。
 
 
B, では、ホーンが元気に鳴る場合。
 
こいつはちょっとやっかいですね。
まずオートマ車だったら、Pレンジになってます?
なってたらNレンジにして試してみて。
これはATの横のインヒビタスイッチを確認してるの。
インヒビタスイッチの接触が悪いとセルは回りません。
同スイッチはPかNのレンジ以外でセルが回らないようにする為のスイッチです。
 
マニュアルミッションでも最近のはブレーキかクラッチ踏まないとかからない。
これも要チェックね。
 
それでもだめならやっぱり呼んでね。
 
 
 
C,セル回ってるのにエンジンかからない。
 
そりゃガス欠ですよ。^^
 
キャブならチョーク引いて。
初爆がおきるならガス欠? ポンプ動いてます?
え、チョークないの?じゃあ、アクセル2〜3回あおって、アクセル閉じて掛けてみて。
これはチョークの代わりに加速ポンプでチョーク代わりにする行為。
 
インジェクションならやっぱガス欠。
ポンプ動いてます?
 
 
それから点火系を疑ってね。
 
 
カブったときどうするか。
ちょっと一か八かだけど、アクセル全開でセル回すと燃料でないって知ってた?
インジェクションだと、大体アクセル全開のときは燃料カットが入る仕組み。
キャブだと負圧が低いから燃料が吸い出せない。
 
D,バッテリーが弱くてセルが重い。
そりゃつないで掛けてバッテリー交換にきてください。^^
 
つなげる状況じゃないとき、バッテリーにお湯掛けると多少電圧が上がるときがある。
びしゃびしゃになるし、危険もあるんで、自信がない人は呼んでね。
 
バッテリー上がりは絶対に誰でも経験する。
この際だからテスター買ったほうがいいですよ。
ホームセンターで2000円くらいで買えるよ。
 
では、がんばってください。
 
 



  粉砕工具好きっていっても・・・・。  2006年12月19日

 
いま、うちにカングーの部品取り車があります。
あちこちいろんなものが売れていったのですが、最期に大物の注文が入っちゃいました。
 
リアのダブルバックドア= 観音開きドアです。
 
 
なんと、注文主は板金やサンで、リアの跳ね上げ式のハッチをダブルバックドアに改造するそうです。
部品の注文がはいったのはいいんですが、どうやってはずすかが問題。
みんなが思うこの改造 大変な板金作業が必要になりそうです。
 
こんな感じでドアを支えてる。
なんだよ、ヒンジが良く見ると溶接じゃん。
なんとヒンジがボディーに溶接されているんです。
ちなみにリアハッチの車を確認するとハッチ車の方はこの部分がのっぺらぼうの上、テールランプまで違うんです。
コリャびっくり。
 
さ〜困りました。
 
取り付けできるように切り離してあげないと使うほうはたまったもんじゃありません。
きれいにヒンジだけサンダーで削り取ろうかと思ったんですが、それをうまく溶接するにしても位置決めが困難になるであろうこと想像に難く有りません。
 
というわけでできるだけ大きめに切り離してあげることにしました。
まず酸素バーナーで切り離したんですけど、   火事。^^;
ボディー内側の防音材に燃え移り大変でした。 消火器出動。  ウ〜〜〜〜。
 
で、仕方がないので、うちの陸送および破壊工作担当の出番です。
 
うりゃ〜 〜〜〜〜。
どりゃ〜〜〜。
切る。!
切る。!   うははは。
この機械はパートナーという機械でレスキュー隊が事故車を切断して中の人を救出するときに使用したり、某サティアンの強行捜査の時にもしょぼい鍵をこれ見よがしに切ったりするのに使うのでおなじみですね。^^。
ほんとは水道管のでかいのを切ったりするためのエンジンつきカッターです。
 
しかし4枚目の写真の 修理  って札が笑える。^^ イヤそれは粉砕だろ。・・・・・。
このパートナー修理からあがってきたばかりで調子のいいこと。
動力は60ccくらいの2サイクルエンジンで、引力に関係なく燃料が供給されるダイヤフラム式のキャブがついてるからどんな向きでもエンジンが止まらない。
エンジンかかると怒鳴り声でも聞こえないくらいのすごいマシンです。
イカす。^^(粉砕工具好き。)
 
 
というわけでものの10分くらいで
 
大解放。  進路確保 突入!  ってかんじ。^^;
さてここからが本題です。
おいおい。
 
しかしあのダブルバックドアを左右で支えてるヒンジの厚さは 前の写真でも見たとおりとてつもなく厚くて頑丈。
それを普通のぺこぺこするようなボディの鉄板に溶接したって鉄板負けちゃうはずなのにどうしてなんだろう。
さぞかし鉄板が2枚重なってるとか、なんかの補強が入ってるんだろう。
って昔から思ってたんですよ。
 
今回判明 カメラが捕らえた驚愕の事実が。!!!!
続きはWebで!
 
 
 
じゃなくって。
 
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  サンテシア発表します。 その1  2006年11月19日

サンテシアです。
かなり前からできてるんですけど、まだ煮ツメがいまいちだし、おかげさまで忙しいので中々写真を撮るのもままならずズルズルとこんな感じになってしまいました。
 
でも、皆さんからお問い合わせもいただいてるし、ホントは走らないんでしょとか言われ始めちゃってるんでありもの素材で発表します。^^;
 
うーん、人物入っちゃってる。
フレンチブルーミーティングでの写真です。
 
この車がサンテシア。
バンパー下のチンスポかっこよくない? うちのオリジナル。 うそ。他車流用。 流用だけどそのまま使えないから質問とかきても説明面倒くさいので車種は教えてあげない。
 
一応こんな感じでプレートも書いてみたんでごらんになられた方もいらっしゃるはず。
 
まあ、結局何やったのかって言うと
 
ベースがサンクのオートマチック。
こいつをマニュアルミッションごとルーテシアのエンジンを載せたんです。
だからクラッチペダル、シフトノブ周りも新設ね。
エンジンマウントは一応ほとんど無改造でいけます。
てのは、ベースがF3で、積替えエンジンがF7だから。 てことは腰下の形状はほとんど一緒。
ま、のせるだけなら簡単よ。^^;
みんなもやってみればわかります。
 
 
じゃなにが駄目かって言うとエンジンルームの前後長がたりないの。
ラジエターが入んない。
で、どうしたかっていうと
 
切る。 粉砕系工具大好き。
どんどん切る。
よく切れる。Snap-on
 
うははは。
すごいでしょ。だってさ、エンジンが入ってもこんなかんじ。
すごくない?
インマニがコアサポの下にもぐりこんでる。 うっははは!
たのし。
 
てかラジエターはどこに?
 
えーと そんなわけでラジエターは当然エンジンルームに収まりません。
こんな感じでラジエターコアサポートより前のバンパー裏、要はフレームを切ってそこに納めます。
ステーも製作。材料はその辺に転がってたフェンスの支柱。
もうラジエターグリルと モロ に干渉するんで、グリルも削りまくり。
バンパーも微妙に干渉。
え、剛性とか平気かって? 平気平気。力かかってないもん。
必要でたら補強入れるし。
 
当然エアコンのコンプレッサーやパワステポンプもオルタネーターもすべて後回しにすることにしてとにかく走ることを目指します。
 
そんなわけでエンジン載せて大体の位置決めをするでしょ。
そうするとエキマニ、インマニはOK おさまります。
トランスミッションもブラケットをサンクの奴にしてマウントも何かの奴でぴったり付く。
 
 
大雑把に作業してるように見えるでしょ〜。
でも意外とうちは緻密。こだわりのO型2人と几帳面なA型がやってる。うへへ。
(大雑把なO型と チマチマ こだわるA型じゃないよ。^^)
 
実は様子見ながら何度もつけたりはずしたりを繰り返すんです。
配線もどこを通すとか、マフラーはどうするとか、ラジエターだってどこにつけるか、オイルエレメントははずせるかとか、ハンドルは切れるかとか。
 
エンジン下ろすでしょ。
 降りたのがこれ
 
F3Nだっけ? これはこれで意外といいエンジン。 
こっちは73馬力で1720ccくらい。(インジェクションだからね。)
    
写真に手が写ってる。
で、この代わりにルーテシアの16Vから下ろしたF7Pを載せます。
F7Pは135馬力 1763CC てことは トヨタの7A とおんなじ排気量か。
てことはこの排気量設定でボアの限界はおのずと推測が付くよね。
 
でもF7Pはたったの40ccぐらいの排気量アップだけど、ツインカムで、トルクもあるでよ。
このエンジンはスロットルバルブやマニホールド見ればどんなエンジンかこれまたよくわかるよね。
上もまあ回るけど、中低速をしっかり使えるようにしてある。
ま、踏めば前に出るエンジン。 てかんじかな。
あれ?今見ると馬力は倍じゃん。 道理で早いはずだよ。
 
おもしろそでしょ。 車検証での重さは890Kg ルーテシアは980Kg
エアコンやらなんやらはとっちゃったからまあ、その差90キロくらいはそのままになりそうだな。
 
で、さっきみたいに載せると
こんな感じ
すげー 無理!
でもこんな感じで乗っけていきます。
位置あわせとか意外と何度も繰り返してるうちにこんなとこ切ったり
 
とか 木っ端でマウント作ったりと とにかくつじつまを合わせながら載せていくんですよ。
でね、エンジンは乗るんですよ。 ラジエターも付く。
一番面倒くさいのは配線。
いちいちつなぐのはめんどうなんで、車を丸裸にしてまるっきり全部移植。
ダッシュボードはずして絨毯もはがす。
エンジン側のハーネスをいじるのは止めて、車体側の方をつないでいく。
だから、テールランプやヘッドライト、スイッチ類やポンプ、パワーウインドウにヒーターファン、ワイパー。ぜーんぶをつじつま合わせる。
コンピューターも移植で、ヒューズボックスも移植。
こういうのが大変なのよ。配線の取り回しも何度もやり直し。
 
そんなことのつみかさねでやっとこさっとこ出来上がるって寸法。
メーターの配線もいじるのは面倒くさかったんで、メーターごと移植。これも常套手段。
意外と収まっちゃったんで、こんな感じでいいとします。
 
違和感無し。(ほんとか? でも今まで気づいた人いない。・・・。)
実は意外と早くてストレートで206RCに追いついたとか追いつかなかったとか。・・・。
しかもその後ブレーキすっぽぬけた。・・・・・・。
やばかった〜。
 
 
とまあ、今日のところはここまで。
 
とにかく書くときりがないんですが、何でこんな車作ったかって言うと、
何度も書いてますが、うちはもともと国産車の改造、しかもエンジンスワップばっかりやってたんですよ。
公認車検だってOK
だから
 
こんな車とか 作ってたんですよ。^^ 
もともとはインジェクションの世界から来たの。
で、最近キャブ車ばっかなんでやっぱ電気の流れる車もいじらないと技術が廃れちゃう。
じゃ、なんか一発やろっか ってな感じのノリです。
いまもS30フェアレディーZにRB25DETやってるし。
 
でもさ、サンテシアもエンジン載せただけじゃつまんないでしょ。
だって、このためにルーテシア一台つぶしてるんだよ。
だったら使えるものは何でも移植。ほかにもいろいろやってるよ〜。
 
 
てなわけでつづく。・・・・。 いつのことやら。
 



  アポロ って知ってます?  2006年11月17日

 
毎日作業してると微妙に時間が空いたりとかすることってあるんですよね。
新しい作業に取り掛かるにはちょっと時間が足りない。
でも店じまいには早すぎる。
 
そんなときには細かいものの修理や、錆びおとしなんかをやってます。
いまだと在庫車のアルファロメオとかかな。
 
で、後もう一つ継続で修理してるものがこれです。
 
しってるかな〜。むか〜〜しの車についていたウインカーで、日本語で言うと 腕木式方向指示器 なんていうんだよね。
ビートルの古いのにも付いてたりする。あ、でも私も現役の時代のころはさすがに知りませんよ。
多分まだ生まれてないくらいでしょ。
これは日本製の奴。 商品名がアポロ。 だから一般的にはアポロって呼ばれてます。 
最近は貴重ですね。新品はおろか中古も入手困難。
そんなわけで、こいつを山梨のあるところから手に入れました。
他にも古い部品結構あったけどね。とりあえずはこれ。
電気式と、機械式があって、 電気式は 腕木の発光部が電磁石で開閉する。
写真のものはもっと古くてワイヤー式。
 
電磁式は古くなると電磁石が弱くなったりして修理するのは意外と困ったりするんですよ。
で、こいつはワイヤー式なんで修理も困らない。
機構はシンプルなのが一番。
 
そんなわけで後はバラして磨いて修正して故障箇所を直して完成。
 
レンズをはずすとこんな感じ。 アルミの枠にセルロイドらしきレンズがはまってる。 
とても華奢なつくり。中にながっぽそい電球入ってるの見えます?
 
レンズをはずすところ。 簡単に握りつぶせるくらい。 かなり怖い。 ネジ回れ!。
アルミに鉄のネジだから一応回る。
中のメカニズムはこんな感じ。
可動部分はリンクを使って複雑な機構。
いろんな方向の力をうまく使って、しなやかに規定位置でロックするつくり。
みえるかな、バネはこんなない細いのが1本。
だからバネのちからで駆動するものじゃないのが解るでしょ。
残念なことにこのバネ 折れちゃってる。 ふるいからな〜。 
でもまあ、動きにはほとんど無関係。
しかもこの可動部にランプの接点まで付いてるのよ。 すごい。
腕木が飛び出してるときだけ電極がONになる仕組み。
接点を磨くのは物が入らないんで大変。 カシメをバラスと華奢なんで形が変わりそうだから隙間から磨きました。
 
ま、そんなこんなでばらして磨いて組み付けます。
 
電線、電球はさすがに古いんで交換。
レンズがウルトラマンみたい。 といってメカが  ジョワッ! とかいって目に当ててました。  
馬鹿め。...... 
光るとこんな感じ。 う〜んなんか あったかい。
てなわけで ウインカー部の修理はほとんど完了。 ホントは色も塗り替えようかと思ったんだけど、いい味でてるし、もし使うことがあればボデーの色に塗るから磨いて終了。すごくかっちょいい。
 
そのうちスイッチ部(といってもワイヤーの駆動部なんだけどね。)もなおしてやんなきゃ。
あ、とりあえずこんど自転車屋にワイヤーかいにいこーっと。
あそこの自転車屋、古物協会の会長だから怖いんだよな〜。・・・・・・・。
 
 



  在庫車鋭意製作中 サンクGTX!  2006年11月13日


すっかり寒くなりました。
朝晩はつらいですねえ。

おかげさまで、エスパスも、サンクアルピーヌターボもご成約いただきまして感謝感激です。
しかし正直なところどちらもまだ完成ではなくこれから納車の方向へ向け一生懸命各部の整備とブラッシュアップをしていきます。
記事的には途中で報告が途切れるかもしれませんが、どちらの車もまだまだやること沢山あるんだよな〜 ^^;

うちは国産、外車まったく問わずどんな車であってもやってますんで、このコーナーには姿の見えない車もあったりします。隠し在庫のAXGT 4万キロも売れちゃったし、 今週はワゴンRも買っていただいたりして、ほんとうにご信頼をいただけていてうれしいです。

しかしながら在庫がなくなってちょっぴり焦りが出てきました。
でも少しずつですが在庫車をしあげていってますんでちょっぴり紹介します。

サンクのGTXです。
GTXは意外と台数が少なくて探してる人は結構探してるんです。
まあ、理由はわかるんですけどね。
5速マニュアルミッション キャブ 860キロの車重に90馬力。(車検証値)1700ccでOHC

後期になるとインジェクション化されて、73馬力に落ちる上に回らないし、あおると止まっちゃったりとちょっと乗るのにコツがいるようになったりして意外と人気薄なんですよね。(いやいまさらシュペール探してるってことも少ないか。)

まあ、そんなわけで、シュペールのシリーズの中で一番乗りやすくて一番早いバランスの取れた車だということができるかも。だから実はこれを探してる人がいがいといるんですね。

でも年式も89年=平成元年だったりするんで、やっぱり外装もヤレてるしせっかくだからドーンと大好きなオールペンからです。そのほかにも17年前の車だからやること目白押し。
ボンネットはやっぱきれいにしないとね。
剥離してサフェ入ってます。

でもって残念なんだけど、今は気に入ってるサンルーフ付き。
これ純正なのよ。意外と普通に使える。 もちろん手動。

タバコを吸う人にはうれしい装備。

シュペールになるとフロントガラスは接着。だから無理にははがしません。
でもモールをはずして塗るから変なマスキングの後は残りません。
リアは従来どおりなんで、はずしました。もちろんサイドのガラスも全部ね。
見るともったいないくらいの艶が残ってる。磨けば光る。
でも部分で塗るのは嫌なんで、ここも塗っちゃえ!
フロントフェンダーも艶あるね。
まあ、ある程度でえくぼも拾ってもらいます。
全部取ると売値がとんでもなくなっちゃうからね。
ガーニッシュもぜーんぶ取り外し。
見ても解るように状態はいい。よくみえないって?。
この四角く見えるハコ が衝撃吸収体。 
おいおいこれで平気かよ。 軽量化のためにとっても意味ないくらいに軽い。・・・。
ね、曲がってないでしょ。 ちなみにこういうところが曲がってると事故車扱いになるんです。
おお、しかもエアコンの漏れもないじゃん。しっかり実用のエアコンに仕立ててやろう。

これ反対側。
リアはこんな感じ。
サンクの事故車はここんとこが曲がってるから素人でもすぐわかる。
まあ、私は事故車でもちゃんと直ってればまったく気にしませんけどね。^^。
あ、でもそういう車のときはちゃんと言うよ、もちろん。だって見た瞬間に解るもん同業者なら^^

てなわけでいま仕上げ中です。きっとうちで仕上げる最後のGTXだな。こんなベースもう見つからないかも。

残念なことにバンパーがむらむらにはげているんで、同色でやりなおし。うまくいくかな〜
それとも後期見たいに素地の色に見えるように色塗ってもらうかすごく迷い中。
そっちのほうが走りのモデルみたいでかっこいいし。
どうしようかな。

ホイールは写真のやつか、走り系のものをいれてちょっと かっちょイー 仕様にしようかなとおもっています。
車高は少しダウンのマフラー国産で なんてやってたら値段上がっちゃって売れなくなっちゃうかな。
もちろん使い物になる足で、昔のスターレットみたいな感じね。おお、かっちょいー。


まあ、乞うご期待。


しかし珍しい車なくなってきたな〜 なんか仕入れなくっちゃ。う〜んう〜ん。
あれもほしいし、これも乗ってみたいし。・・・・。






  オイル&ケミカル 紹介ページを作りました。  2006年10月30日

いつもうちのトピックスを読んでいただいてありがとうございます。
最近 意外と多くの方がご参照くださっているようで、うれしいやら あせってるやら。・・・・。
で、意外と驚いたのが業者さんからの反応。 いつも読んでますよ〜 とかいわれると恥ずかしいですよね。
ちなみに業者サンの反応で一番人気はベンガラ色でした。^^;うあははは。
たまにはうそも書いてありますから鵜呑みにしてよそで話すると恥かくからね。^^
情報はあくまでも情報。それを真とするかどうかは受け入れ側の問題です、ちゃんと裏づけをとってからあなたの考えの一部にするようにしてくださいね。正しいけど正しくない。真は偽也、偽は又真也です。
 
こないだもフレンチブルーの会場で何人かの方にいつも読んでますよ。もっと早く更新してくださいね。
な〜んて言われると、うれしいんですけど、書くのも大変でね〜。
一つの原稿書くのに4時間とかかかったりするんですよ。書くのは夜中だから終わるころには新聞配達の人が ぶ〜ん なんて通る音がする。・・・。
 
で、もう一つ反響があったのが、どんなケミカルやどんなオイルをお勧めしているか とかそういうことなんですよ。
確かにアレを使えとかこれがこうだった と能書きばっかり並べ立てた文章を書いていますからうちで何を売っているのかということが気になる方も多いようです。
 
そんなわけで問屋サンに煙たがられながらも気に入って取り扱っているもののページを立ち上げることにしました。
基本的には気に入って取り扱っているものですから、各メーカーのものでも一部の商品だけです。取扱商品メーカーの品物ならどれでも取り寄せろって言うなら取り寄せられますが、うちで常に在庫しているものだけをそのページでは紹介します。だから、某メーカーからそこの主力商品じゃないものだけを取り寄せているものだってあったりします。^^;
でもこれはある意味おいしいとこ取りなんでそういう点ではいろんな意味で良いものばかりを寄せ集めたつもりです。 それは製品そのものの持つ性能の良さはもちろん、供給体制の良さ(うちでは主に卸元の対応や、知識、データー、保証、サービスなどですね。)やリーズナブルであること、満足度を満たすものであること、など私の尺度ですべて選定したものです。だからもっともっと良いものも沢山あると思います。でもFRBチョイスって訳じゃないですがそうやって選んだものですから自信をもって取扱商品にさせていただいています。
 
ま、あれこれメーカーに質問やら、問い合わせをするんで煙たがられてはいますけどね。・・・・
オイルの取り扱いするのに加水分解やオイルシールへの浸透性、材質の話なんかしたって普通の営業マンじゃあねえ。
 
このページ作るのも大変でした。
各メーカーにこういうページ作るからページの素材と許可をくれ と頼みました。
許可と素材をくれたところからどんどんアップしていきますからお楽しみにね。
 
そうそう。今日なんか某メーカーの国内代理店さんがカタログ一式もってきてくれました。
いままで直接取引きのない代理店さんです。
問屋さん通じてページの素材と許可の件で問い合わせしてもらってたのですが、びっくりしたんだか突然直接きてくれました。
そこの取扱商品のメインはぜんぜん違うものですからね。こういう反応があるとびっくりですね。
向こうもびっくりでしょう。来て見たらうちみたいな小さな店ですから。なんじゃこりゃ〜 見たいな。
 
話聞くといい体制みたいなので今度はそこの商品も試してみたいなと思っています。
1時間くらい話しちゃった。
そういうの徐々に上げていきますからね。
 
まあ、そんなわけで。
ためしに見てみます?
 
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  牛歩の進み アルファロメオ  2006年10月30日

えーと在庫のアルファロメオ1300Gtジュニアですが、どうなってるかって言うはなしがあったんで少しアップしてみます。
 
まず、リアウインドウをはめました。もちろんウエザーストリップは新品ね。
接着じゃないからガラス屋サンには頼まず自社で作業します。
この車もともと錆びは有るにはあるんだけど、結構いい状態で、ウエザーストリップを取り付けるボディー側がほとんど腐ってないの。
だからすごく楽に作業できます。
 
で、アルファロメオの105系の肝。
トラニオンアームのブッシュ交換です。
 
正直言ってこの作業は結構大変で嫌いな作業の一つなんだけど、105系はここをやらなきゃ運動性能がタウンエース以下なんでやっぱりここはやらなきゃね。
 
交換するのはこのブッシュ。
たったこれだけのブッシュ交換するのが時には一日がかり・・・。
は〜〜〜〜〜。
105系の足回りはなんだか変な足回りで、リアは基本的にはスイングアームなんだけど、これじゃあ前後方向の動きしか止められない。
で、これにトラニオンアームという T型 のアームをつけることで左右の動きを止めています。
だから、このトラニオンがしっかり=ブッシュがしっかりしてないと 「この足回りのぐにゃーっっとした感じがアルファロメオ」 という嘘の記事になるんですよね。
てことはその記事書いた人は新車には乗ったことがない ってくらい 大事な場所。
逆に言うとこのブッシュをしっかりすることでアルファロメオの本来の乗り味に近づけることが可能って事。
 
というわけで、ここを交換します。
 
これがトラニオンアーム。 こいつがデフホーシングの上についてる。
ホーシングって日本語だって知ってた? 英語だとハウジング。 
はー誰だ?始めにローマ字読みしたのは。・・・
この左右についてるブッシュケースとそこのでっかい5円玉、Tの字の先端のそろばん球型のブッシュ、を交換します。
写真は片方のブッシュケースをはずしたあとね。
そろばん玉は超簡単。 アームが外れてれば、アームをペーパー掛けてピカピカにしたらグリスを塗ってOK。
問題は左右のケースの中にブッシュがあるんだけどこいつが大嫌い。
まあ、プレスをつかったりすればできるんだろうけど、プレスに咥えるのが大変だし、うまく力がかからない。引っかかりもない。
てなわけで、酸素でゴムを焼いてブッシュを破壊します。
 
そしたらブッシュの中のスリーブだけが残るから、そいつをはずしますが、これまた引っ掛かりがないので、又あぶります。
スリーブを赤めて膨張したところで鏨(タガネ)でコンコンと抜き取ります。
 
ゴム焼けた後ね。くさい。
うりゃー コンコン。
そうするとやっとなかのシャフトが出てきます。
 
このシャフト出すのに何でこんな二時間かかるのよ。・・・。
これを左右交換して、おっとその前に5円玉ブッシュを入れないとね。
ブッシュを入れるときは圧入なんでプレスを使います。
 
もちろんこのアーム、表面が錆びてるんでちゃんと色塗りました。 でも見えないところなんでちょっと特殊な色。
そしたら何年かあともしこの車がめぐりめぐって戻ってきたときもうちがやった車だ ってわかるでしょ。
だからこういうこと時々します。^^ なもんで ないしょ。
 
でそろばん球交換しておしまい。
 
ちゃんと磨いてからグリス塗って組むのよ。ノーマルはゴムブッシュです。
今回はウレタンのブッシュを使いました。
ウレタンは寿命は短いんだけど、トラニオンアームのリフレッシュには劇的な効果があります。
ノーマルでも昔はつかいたかっただろうな〜。
 
このトラニオンアーム。組み付けるのがすんごく大変。
てか、車が狭くなっちゃって、ほんとに入るのかな? 取っちゃいけないところはずしちゃった、てなことになるから間違っても月ぎめ駐車場で作業しないでね。
呼ばれてもフォークリフト持って行く様だよ。^^;
 
てなかんじでゆっくりゆっくり進んでいます。
 
あ〜 あとウォーターポンプも交換しました。
だって、
 
こんななんだよ。そりゃ交換でしょ。
 
ああ、そうそう、アルファロメオといえばオーバーヒート。
こいつもそのうちやんなくっちゃね。
 
そんじゃあまた。




  ターボ三兄弟  2006年10月10日



すっかり秋ですねえ。
 
今日は珍しく工場がサンクだらけなんで写真を撮ってみました。
見てのとおりサンクのターボつきばっかりがそろっちゃいました。^^
 
サンクが3台 しかも全部ターボつき。 どれもすごい車。^^;
左からサンクアルピーヌターボ、サンクターボ2、サンクGT-TPh1、です。
ま、他にサンクターボ1とかGT-Tのph2とかも有るって言えばあるけど、まあ、大別して3機種ぜんぶそろってますね。
いまどきこんな光景見れないです。 どうなってんだ?・・・。
 
右に半分写ってる緑の奴。こいつはツインカム。
これがうちの 通称 cinqtecia 〜 サンテシア です。
 
一番右の右の奴です。 
サンクオートマチックのPh2で、もとは1700のインジェクションモデルパワステつき。

うちではサンテシアって名前です。
サンテシア、そのうちそのうちって中々お見せできないんですけど、名前のとおりの車で、中身がルーテシアなんですよ。^^;
早い話がエンジンとか足回りとかがルーテシアなの。 はやいよ〜 。
例によって又今度。^^
 
あ、サービスで写真1枚のっけとこうか。
これ作ってたころの写真ね。
ツインカム16バルブ。
で、そんなわけで サンクターボとGT-Tは車検でお預かりしたものです。 どちらも程度良いけど売り物じゃないんで、問い合わせしてもこれは売れません。^^;
どれもとてもいい車ですよね。 一番良い季節だから早くオーナーサンのところに戻して楽しませてあげよーっと。
このGT-Tはピカイチなのよね。Ph1だけど距離が若いし程度が良いからま〜早いこと。間違いなくそこらのPh2よりは早いし静か。ジャラジャラ、カチカチなんて音もしてない。 すごいですよー。これを仕入れたころはまだ探せばこういうのあったんだけどな〜。ちなみにまだ2万キロ台だったりして。
 
もうすぐフレンチブルーですね。
うちはサンテシア持ち込むつもりなんで、(グラウンドは入れないけど)よかったら見にきてね。
多分クラブ、グループ駐車場の向かいっかわの宿にとめてると思います。
うちはいつもひっそりやってるんで。^^;
 
あ、多分私は飲んだくれて宿で寝てますから、なにかあったらうちの若い衆に聞いてね。^^v
 
では。
 


  秋が来た。  2006年9月25日
 
 
秋が来ましたね。
ほんと1年の中で秋が一番好きです。
そん次が冬。
春は花粉が飛ぶし、なんか浮かれてるから嫌い。
夏は暑いから嫌い。
 
どうでもいいか。
 
えーと ほんわか ネタ です。
 
ちょっと前に台風が連荘できて雨降ったりやんだりの繰り返しだったときありましたよね。
あのときの雨の合間に見つけたもの。
 
いつものようにエスパスで、家から出勤してきました。
最近はエスパスの調子を見ながら通勤してるんですが、エアコンもかなり効くし、オーバーヒートも皆無になったんで快適、快適。るんるんで通勤してます。
 
工場に着いてふとみると 運転席側のミラーの下に デニッシュ 柄 のこいつがいました。
 
最近東京じゃあ珍しく大きな でんでん むしむし。
ありゃーかわいそうに。
多分気温は30度近くあって、しかも紺色の車に張り付いてる。
日陰になってるとはいえ、このままだとエスカルゴ 出来上がっちゃうのでかわいそう。
 
そんなわけで そーっとはがしてやりました。
 
はがしてやったら顔見せてくれました。
あつかったろうな〜。
でも元気そうでよかった。
顔見せてくれたんですけど、元気そうでよかった。 早く気づいてやらなかったら死んじゃってたでしょうね。
よかった〜。
 
 
そういうわけで裏の大家サンの畑に逃がしてやりました。
 
げんきでね〜。
 
 
そんな ちょっと ほっとするような出来事でした。
こんだけ動きがのろいと いいな〜 のんびりしてて と思ったんですけど、 逆に言えば動きがのろいから 今日は隣の木に行こ〜 とかおもって、 移動初めても いつまでたってもつかない。 てことは逆に 1日24時間 があっという間ってことで、 何かしようと思ったら必死でやら無いとおわらないんだなー 
てことは ドンだけいそいでやっても仕事の終わらない私は とろい ということになるな。・・・・・・・・。 ちぇ。
 
がんばろーっと
じゃねー。

でんでんむしのメカニズムはこちら。コラムへ
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  サンク用強化フロントブレーキキット 限定で発売しちゃうよ。  2006年9月24日

 
 
 
いまどきサンクかよ なブレーキキットを作ったんで紹介します。
 
物はサンク用のフロント大径ブレーキキットです。
 
多分トィンゴにも使えると思うんだけど、試してないんで解りません。
このキットはルーテシア16V (要はクリオ1 ね。)からの流用で基本的にはボルトオンです。
でもそのままだと15インチのホイールしか履けなくなるんで、このキットは14インチに対応できるようにしてあります。(ホイールのデザインにもよりますが。)
 
サンクは車重が軽いんでブレーキの強化は必要ないよ なーんて思うんだけど、実際はブレーキの効きが元の性能を発揮してない車がほとんどで、走行会に行ったりすると、思いのほか止まらない。
ハイグリップタイヤに負けちゃう性動力。
で、ブレーキをいじったりするんだけど、ベンチレーテッドディスクを使ってるのはGT-Tだけだったりします。
 
しかもあの車、車高をいじっちゃうとリアブレーキはそのままだと仕事しなくなるから余計にフロントブレーキが負担でかくなるんですよ。
実はスポーツランド山梨でタイムが0.5秒上がったのには驚いたけど。
 
というわけでルーテシア16Vの大径ローターとキャリパーを移植するKitを作りました。
なんと限定2個。
 
なんで2個か。
そんなもんほしがる人いないだろうから高い値段じゃ売れないだろうし、安くするために中古の部品を使って作ったからって言うのが実際。
 
でも中古ベースでもちゃーんと使えるようにしてから販売するんでご安心を。^^
ローターは中古の研磨品。表面をしっかり研磨して、食いつきよくなってます。
キャリパーは必要に応じてなんだけど、分解清掃して販売しますからへいきです。
 
実はこれ昔からうちの赤サンク、今の緑cinqtecia、にもつかってるから既に数年使ってテストしたんだけど、とってもGood。
ま〜それはそれはよく効きます。
 
しかも気になるフィーリングも悪化しません。踏み代そのまんま。 な〜んでか。
ピストン径は変更なし。
結局ローターを大きくしてキャリパーをその分 外に持っていったの。
だからパスカル的には変化無し。(なんじゃそりゃ)
で、外周を咥えるからよく効くって訳ですよね。
逆に現代の車みたいにブレーキがググっと効くようになります。
冷却もあがるから実はノーマルパッドでもショートサーキット程度ではフェードしませんでした。
バランスもちょうどいい。
その代わりといってはなんですが、ホイールが13インチじゃ入りません。^^;
14インチだとぎりぎり。デザインによってはホイールのスポーク部が干渉するんでスペーサー入れたりとかって作業が必要かも。そのくらいの条件に合うように改造してあります。
とにかくでかくなるんですよ。もともとは15インチのホイールに使うものなんで14インチで貼り付けのウエイトがつけられなかったこともある。^^;
だからただの流用情報じゃなく、手持ちの部品をキットにしたんです。
ガッツのある人は流用もできるからやってみてね。(また一個小技ばらしちゃった。)
 
一応今のところ増産の計画は一切なし。あたりまえ。
限定2台分です。 お早めにとはいいませんが 興味のある人は問い合わせてみてね。
 
値段はフロント用セットで1台分 42000円。これが基本。
 
内容は中古ベースの
シュペールサンク用強化フロントブレーキキット


研磨済みローター
14インチ対応加工、分解清掃済みキャリパー (ゴールドペイント)
ブレーキキャリパーのキャリア
専用新品純正ブレーキホース(5610円×2)    
   が各2個で1台分。

価格42,000円(税込み)
 
価格を抑えるためにキャリパーは分解清掃に押さえてあります。
ちゃーんと作業するからだいじょぶです。
 
 
ブレーキパッドは付属しませんが、ノーマル中古でよければ差上げます。
なんていい加減なんだ。金利手数料もジャパネットが負担もしてくれないし・・・。^^;
 
あとは注文に応じてフレキシブルにOHやリビルトも対応しますんで相談してください。
OHは清掃後点検、シール類の交換、再組み付け。
リビルトは新品並み。上記にブラストかけたりピストン交換ほか。
 
あ、もちろん強化パッドもありますからそれは別途ね。
 
ホイールとの干渉が気になる方は試着もOKです。あ、でも買うこと前提ね。ずうずうしい人試着だけして自分で流用品入手しちゃうから。いるのよ、こういう人。出入り禁止にするぞ。^^
ちなみに新品でこのキット作ると部品代だけで13〜4万くらいになっちゃうからまあ、お買い得なのかも。
(日産の価格設定見ると面白いこと解るよ。^^)
 
 
うちのCinqteciaはもちろん必要なんだけどGT-Tの人や 普通のGTXやATのフィーリングアップにもなるんでぜひどうぞ。え、Cinqteciaってなにか って? っそのうち紹介しますから。
 
一応写真だけね。
 
これこれ。
なんだか解らん って?
そのうちね、そのうち。
あ、そうそう。
車高とブレーキの関係なんですけど、これも色々深いんでそのうち紹介したいなーと思うんですが、ただ車高をさげた車はリアブレーキが仕事しない仕組みです。 必ず工夫が必要。よく考えてね。
 
 
脱線ついでに〜〜〜 
 
と書き始めたんだけど、長くなったんで気になる人はコラムへどうぞ。GO!→
 
 





  ETCと2輪車ETCのはなし  2006年9月24日
 
ま〜ETCってほんと複雑ですよね。結構質問多いんですよ。
いろんな割引と、マイレージ登録。
そこでETCの購入から利用法までを理解してる範囲で指南しちゃいますんで、参考にしてね。(2006.9.20)
それから2輪車ETCのことも書きますけど、これ4輪車の人も殺人犯にならないために絶対必見なんで退屈でも読んでね。
 
とにかく煩雑でよくわからないETCとその割引。
でも一ついえることは ETCをつけていれば損はしないってことです。(初期の本体代を無視すればね)
ETCをいかに安く取り付けるか。これがうまく行けばすぐお得になる。ということです。
私が理解できてる部分で皆さんに教えちゃいますんで、参考になさってください。
とはいえ、うちではETCの販売はやっていますが、うちより安いところは沢山ありますから、値段や利便性、取り付けまでの期間、その他裏技とか よーく考えてご都合に合わせたものを選んでもらって良いですからね。^^
 
 
1、機種の選定と取り付け
とりあえずETCを取り付けるにはいろんな方法がありますが、本体が安ければ安いほど損益分岐点をひくくすることができます。。
ここんとこに注意して有利なものを選んだほうが良いですね。
 
機種の選択に関しては、音声あり、なし とか アンテナ一体、別体とか、カーナビ連動とか色々あります。
 
機械を手に入れる方法ですが、これも何通りか有りますよね。
A、なんかのキャンペーンや、補助金、助成金を使う方法。(うまく探すと今日現在でも全部無料なんてのもあります。でも手続きと条件がめんどい)
B、価格ドットコムやヤフオクなんかでできるだけ安いものを買う。
C、そこらのお店で買ってすぐつけてもらう。もちろんうちでもうってます。(もうからないけど宣伝、宣伝)
 
なーンて方法がありますんで 一生懸命探してください。
 
機種の選定ですが、正直な話 一生もん じゃないんで安物で十分だと私は思います。
音声とかも正直いらないと思うんですけどね。
履歴が見れたりなんて機能もマイレージ登録とかすればネットで確認できますしね。
 
まあそんなこんなでなんかの機械を手に入れてください。
 
価格の仕組みは
 
ほとんど絶対かかるのはセットアップ料金
これが2500円かかります。
セットアップ料金はETC本体に車両情報を入力してもらう手数料ですね。
 
本体の代金
当たり前だし。安いのから高いのまで 数千円〜2万円位するものもあります。
正直高いものである必要はないと思います。
 
取り付け料
これも正直なところ自分でできる範囲です。
必要な配線はプラスとマイナスの2ほんだけ。
これをいつも言うとおり ちゃーんと つければOKです。
 
予断ですが、助成金等の予算は実は余ってるみたいです。
でも期間が終了しちゃったんで、別名目でついてきたりしてるみたいなんでその辺をうまく使ってるところから買うのも手かな。知ってるのも有るんだけど、めんどいから割愛。助成金取り込んだままつぶれたところもあるとかないとか。ずるい。
 
 
2、ETCカードとマイレージ登録
これは大概誰でも持ってるクレジットカードの会社のホームページを見るとオンラインで無料で発行してくれます。2枚持ってると何かと便利。(後でね。)大体申し込んで1週間くらいで届きますよね。
 
そしたらマイレージ登録をします。これは平成19年3月までの期間限定なんだけど、しないと損しちゃう。
期間内はポイントが600もらえるんですよ。そのままだと2500円分。1000ポイントためると8000円の通行料として使えるからちょっとがんばって400ポイントためれば8000円になるってこと。
1ポイントは大体50円くらいだから中央道の均一区間600円で乗れば12ポイント。
400ポイントは8000円くらい。 8000円くらいなら どっかに2回も出かければ溜まっちゃうよね。
てことは秋のイベントや行楽行ったらその分は元取った 見たいな感覚になるでしょ。
だからやらないと損です。
 
で、マイレージ登録はここからやります。
機械の番号も必要になるんで機械とカードそろった時点でやってください。
 
ここから登録してね。
 
ちなみに詳しく見たい人はTopぺーじから。
 
 
登録したらとりあえず600ポイントゲット。!
(600ポイントはそのまま高速代に換金?することもできて、そのときは2500円分。
あと400ポイントためて1000ポイントにすればると8000円分になる。1000ポイントは約5万円分使用だからちょっと大変だけど400ポイントなら2万円分でしょ。個人でも意外とためられる数字。)
 
あと、基本なんだけど、カードと機械はセットで使う必要はまったくない。
だから友達と便乗でどこかに行くときは域に自分のカード、帰りに友達のカードってやり方で高速代をスマートに割り間にできるってのも覚えといてください。(意外と多いのこの質問)
 
 
3、割引について
ETCで通行すればそれだけで割引される優遇措置が今でも行われいます。
通勤時間帯の通勤割引なんかは半額だし、深夜割引とか意外と工夫すれば使えるんですよね。
その辺はここからチェック。3回ぐらい読み直さないと理解できないかも。って言うような一貫性のないしかも条件あったりしてよくわからん割引システムでもうほんとむちゃくちゃ。 一生懸命理解してね。
 
ここをチェック
 
 
 
とにかく高速の会社ごとに割引時間や方法、率が違ってくる。
だからよーく理解しないとね。
 
たとえば通勤割引の時間帯に国立から新宿方面に中央道 乗ったとするでしょ。
そしたら割引なし。 おいおいなんでやねん。
とかあるしね。
 
 
4、あとは裏わざとはいえないほど一般的な裏技ね。
1、通勤割引は100Kmまでしか使えない。
だから、割引時間中は100Kmで降りる。じゃ無いと半額にならない。
で、おりたらUターンして他のカードをさしてもう一回乗る。
そうするとさらにもう100Km半額。
 
この方法使うと理論上5枚のカードでは500キロに限りなく近い分半額で走ることも可能。
方法はよく考えてね。図を見て考えると良いよ。
 
2、マイレージ登録のボーナスポイントを複数ゲット。
これは機械が複数必要なはずなんだけど、2台以上車がある人なら2台で、2枚のカードを持ってれば、それぞれをマイレージ登録する。そうすればポイントをまとめることはできないけど2枚2台なら通算1200ポイントをもらうことができる。5枚5台なら3000ポイント。3000ポイントなら8000円X3で24000円!
とんでもないザルな制度です。 複数車を持ってる人ならこれをしない手はない。
 
ちなみに私は仕事柄5個〜6個の機械と3枚のカードを持ってるんですがとりあえず1800ポイントもらいました。てことは後200ポイントで16000円もらったのと同じってこと。 あと2〜3枚つくんなきゃ。
 
で、実際の使用は600ポイントチャージされてるカードをそれぞれさらに400ポイント分ずつ使えばいい。2枚ともを1000ポイントまでためる。
まず1枚目を1000ポイントまでためる。1000ポイントを越えても割引率はそこでとまるから、それ以上そのカードはためる必要がない。合計1000ポイントになったらまたもう一枚の600ポイントのカードを1000ポイントにすればいいだけ。
 
お金のないときは1000ポイントを高速代に換金?して使えばいいんだからどうにでもなるでしょ?
 
マイレージサービスもちょっと難しいからここをよく見てね。
 
 
あと、ポイントの使い方は自動と手動が選べる。
ここは自分で使い方を選んでね。
 
 
で、換金率(還元率) は昔のハイウェイカードと同じ。
昔は前払いで、 5万円のカード買うと8000円分おまけがついてきたでしょ。それと一緒。
今回は5万円分使うと8000円分 が後からもらえる。
しかもマイレージ登録すればそのうちの5分の3をただでくれるって言うんだから登録しない手はないよね。
よーく理解してやってください。
 
だけどマイレージ登録しないとこの割引が使えないってんだから大人はずるいよね。
その上個人情報の登録と引き換えなんだからこれまたずるい。
結局カードの発行は民間のカード会社だからカード会社しか知りえない情報を高速道路屋が集めようという魂胆見え見え。でもまあ、どの道いつかは漏れる個人情報。ある程度は仕方ないよね。
 
これらが裏わざとはいえない裏技。他にもあるけどこれは内緒。違反は駄目よ 違反は・・・。
 
とまあ、長くなりましたけど最近何故か質問が多いのでETCの基本をまとめてみました。
禁止はされてないけど使用に際しては注意の要るものもあるんで十分気をつけて自己責任でやってくださいね。もちろんうちは責任は一切取りません。^^
 
通勤割引で100Km。 インターチェンジでUターン。他車と接触。なーんてくだらないのも止めてね。板金やサンもうかるだけだから。
 
で、2輪車ETCの話だけど、これ別項目で書こうと思ったんだけど、4輪しか乗らない人にも是非知っててもらいたいんで読んでね。 重大事故の恐れあり。だから。
 
 
 
5、2輪車ETCの発表について
 
 
上記のリンクにもあるんだけど。
なんと11月1日から2輪車ETCが使えるようになります。しかも日本全国で。
 
うちはもっと前からモニターで使ってるんだけど、そのとき気がついたことなんかも書きます。
 
まずね、2輪車ETCは危ない。
これを頭に入れてください。
 
普通の人は4輪車でETCを使ったこともあるだろうけど、今度は2輪車が日本全国でETCを通るようになるんですよ。絶対事故がおきると思うんで4輪の人も気を付けてくださいね。しかも相手が2輪だと死亡事故で殺人犯になっちゃうくらい重大な事故がおきるだろうとおもうのでくれぐれも。
 
知ってのとおり、ETCの料金所での事故はちょくちょくおきてます。
いままで基本は4輪同士の追突とか料金所のおじさんが跳ねられたり の事故だったでしょ。
これからは2輪も同じところを通るの。 これが危険。
料金所では20Km以下にスピードを落として云々 なんていわれてるけど、実際はそんなのあってないようなもん てのが実情。 
 
ETCレーンにもし2輪車がいたら
 
車間距離をしっかりとって、スピードもしっかり減速していかないとマジでヤバイ。
 
もし前の2輪がETCの不具合とかでとまったら追突する可能性が高いでしょ。
そうしたら相手は2輪なんで死ぬ確立が高いんですよ。
そしたら逮捕されるよ。交通裁判所行って、へたしたら交通刑務所いき。
こりゃまずいでしょ。
 
だからETCレーンに入るときは周りに2輪車がいないか気をつけなくっちゃいけない。
いたら十分注意してください。
 
たとえ2輪車が悪くても過失割合は2輪車が有利。
だから2輪車が急ブレーキでとまってそれに突っ込んだんだとしても4輪車が悪い。
ということになるんです。
急ブレーキ分は相殺されて10:0 で4輪が悪いってことになるかも。
てことは業務上過失致死とか、安全運転義務違反とかいろんな罪状もらえることは間違いなし。
 
しかも 実験でもわかってるんだけど、2輪車は遠くに見える という錯覚があるから思いのほか近いところにいるんです。
実際の距離よりも遠くにいる様に見えるという傾向があるというのは昔から知られていることでしょ。
だから一般道での右直事故は減らないといわれているんですよね。
てことは前のバイクとは車間距離を普段以上にとって無いと何かあったら余計に止まれない というのを覚えてなければいけないんですよ。
 
私はなにかあったらとにかく追突されないように突っ切っちゃおうと常に思ってるんですけどね。^^;
ぶつからなければ後はどうにでもなるでしょ。いや、お金はちゃんと払うよ。・・・・。
 
というわけで料金所をETCで通過するときはくれぐれも気をつけてくださいね。
へたすりゃ あなたが料金所で停止して、それに後の2輪車が突っ込んで死亡したとしても弱者は2輪車だからあなたの過失はそれだけで割り増しされるということをお忘れなく。まあ、障害か致死の現行犯容疑、身柄確保で、少なくとも署に連行される可能性大だろうね。
 
そういうわけで殺人犯にならないためにも十分注意してね。
私もモニター期間中にその辺をしっかり意見して報告したんだけど、周知はうまく行ってないから絶対事故がおきると思うんです。しつこいけどほんとにほんとに注意してね。
 
ちなみに意見したのは
2輪車ETCの4輪車への周知
料金所をなくしてほしい。(追突、接触事故を無くすため。)
減速不要の料金所を作ってほしい(要はゲートなしで道路とおったら勝手に料金チャージ。)
できれば2輪専用のETCレーンを作る。
 
なーんてのが代表的てきなところ。
 
で、当の2輪乗りの方には追突、被追突に注意して走行してね。
料金所前では十分の減速がすなわち後続車のスピードも落すこと、ということを考えていれば良いよね。
馬鹿たれにあおられても料金所抜けたら全開でぶっちぎっちゃえばOKだし。 って事故らないでね。・・・
2輪同士の接触も転倒したら後続の4輪に踏み潰されるから気をつけなきゃね。
 
そんなわけで便利なETCだけど、いままで無縁だった事故の可能性が増えたということをちゃんと認識してね。
 
 
 
 
 
〜〜〜 さーて ここまで読んでくれた人だけに、それでは取って置きのくだらない裏技を。
 
料金所出口の先が込んでいる場合。
こういうときはETCレーンのほうが渋滞しちゃってるってことが意外とあるの知ってます。?
一般レーンはすいてるのに。
これ並ぶの嫌じゃない?
 
じゃあどうするか。
そしたらね、一般レーンに行って、ETCからカード抜いて料金所のおじさんに渡すの。
そしたら普通に処理してくれるって知ってた? ^^;。
 
では皆さん。きをつけて〜。
 
 
 
 




  エスパス 熱対策  2006年9月5日
 
いやー9月なのに 暑い暑い。
 
前に仕入れたエスパスですけど オールペンが出来上がってきました。
車検は今年の3月に取ったばかりなんでたーくさん残っています。
 
 
せっかく暑いんで前のHPにも書いてある熱の問題に挑戦してみましょう。
前のオーナーさんとはまったくお会いしたことないので何も知らないんですけど、Webでさがせばこんな車誰が前もっていたかなんてのは結構簡単に見つかったりすることもあります。だって、日本にそう何台もないですもんね。
 
前のオーナーさんは熱に苦しんだらしく、何らかの対策をして解決したとかいてあります。
だけど実際に走ってみると結構ぎりぎりで、山間部を走ったりすると結構つらくなります。
 
ATも水冷で、ATFとLLCでお互いに温度を上げちゃってる印象があります。
ATFの温度が上がるとATも動作が不安定になることを確認しました。
 
よって、渋滞でも上り坂の連続でもちょっと不安があることは否めません。
ちょっとこれは売り物にするのはつらいかな〜。
ってか 買ってもらった後にクレームになるのは必至でしょう。
確かにこういう車ですからある程度の妥協が必要です。 でも私の尺度だとこれは しかたないね〜 じゃ済ませられません。 少なくともできる限りのことにトライして見ました。
 
結果は かなり改善。
とりあえず平地での気温36度2時間くらいのアイドリングエアコン全開耐久テストはクリアしました。
すげ〜。
 
 
なにやったか知りたいでしょ〜
うーんすずしい。  zzz
 
 
内緒^^;   コラムへGO!→
 
 



  R8ゴルディーニが入荷しました。  2006年9月5日

R8ゴルディーニが入荷しました。
 
むかーしからうちにおいてあるものとは別物です。^^;
 
国内2オーナーで 程度はまあまあ。日本に10年以上あるのにこの程度を保っていたのはたいしたもんです。
床には小さな穴がありますが、もうさび止めしちゃったから当分平気です。
外装は何箇所か錆び穴と錆びのふくらみがあるんでどうしようかなーって思っています。
というのも、この車は エンジン不調と異音、クラッチきれ悪い、配線ごちゃごちゃ と典型的な 専門家とは無縁な車 だったんでしょうね。
とりあえず動くから よそとおんなじ値段つけて 出してみよう 。 
あ、うれちゃったよ。 平気かな・・・。
 
なんて感じの車だったんだと思います。(この車はちがうとおもいますけど。・・・・・。)
 
うちは専門店じゃあないんですけど (本当・・・)悪いところはわかるつもりなんできちんと次のオーナーさんが決まっても後悔させないようなレベルまで仕上げるつもりです。 
まずカムチェーンとバルブ回りの点検からだな。
オイル漏れもすごいし、2番の排気温度がひくい。
いっくらやってもキャブの同調も出ないし 第一どうしてこんな点火時期 に設定してあるんだ? ってな感じの車でしたからね。
いまではとりあえず問題なく走ってるんですけどね。 いえい。
 
ゴルディーニかっこいいですよねー
これから修理始めるんで 徐々にレポートしていきますからね。
 
 
 
今はいてるホイールはちぐはぐなんで、何とかそろえてみようと思ってます。
どのホイールがそろうかな。・・・。



  これな〜んだ  2006年9月5日


うちは一部の方は知ってる 予備検屋でも有るんですけど、こないだ某ディーラーさんからのお仕事でこんな車の並行輸入新規登録とガス検査をやってきました。
(普通は外注するよな〜 あ、うちがよその外注先か。・・・。) 
2005年モデルだから、普段のうちの取り扱いとはちょっと違って排ガス検査が必要なんですよ。
聞いたことあるでしょ? 10モードとか。
 
これは1ナンバーの貨物登録ガソリンの3.2リッターV6 だから 10、11、15 モードの3種類のテストに合格しなくっちゃいけないの。
このテスト受験料が20万円くらいかかるんで一発合格しないと首くくるようです。
とはいえ欧州のEURO基準に 通ってる車なんで 三元触媒 2個 と O2センサーが 4個もついてて Boschのあたらし目の制御だからほとんど手直しは不要。
よかった〜。
ホントはブレーキテストも必要でこのテストの受験は180万円。 こんなの不可能だし。・・・。
でもこの車はすごーいラッキーでブレーキテストは回避。
現地から並行輸入車持ってこようと思っている方は気をつけてね。
あらかじめいろんなこと調べとかないと 日本で登録できなくなるよ〜。
 
 
で、写真はこれ。
 
めずらしいよね。 要は ワーゲンカラベルの 今じゃユーロバン とかいうのかな の貨物車。
後はフル鉄板で 現金輸送車みたいな振る舞い。
 
これのすごいとこは エンジンがガソリン3.2リッター 横置き。
ゴルフのR32なんかに乗ってるエンジンと同系列でしょ。 もともとすごく力のあるエンジン
これに6速ティプトロ の組み合わせ (すげ〜)
 
これまたこいつらが何もついていないボディーに乗っかってるんだから はやいはやい。
 
ハイエースなんか目じゃないし、普通の車なんかまったく目じゃない。 どいてどいて〜 って感じ^^;
 
世の中にはいろんな車が有るってもんです。




  いや〜あつかったですね。  2006年9月5日



いや〜 あつかったですね〜
 
てか今も暑いし。
 
今年の夏は夏休みと称して1日だけツーリングへいってきました。
とはいえ往復300Kmくらいかな? 日帰り温泉ツアー。 
道志の湯までいって帰ってきましたけど 20号の渋滞と 最高の天気でかえって疲れましたよ。
 
行きの大垂水峠で、発電しなくなっちゃって、しかも渋滞だし。
エンジン止まっちゃって、とりあえずライトを消してふもとのコンビニまで行き絶え絶えにたどり着きました。
 
私はXS650Special というYamahaの 26年も前の2気筒 に乗ってるんですけど、ヤマハが初めて作った4サイクルのバイクのエンジンをそのまま使っている奴なんでこれまた色々あるんですよ。 エンジンの形がすきなんでずっとこれなんですけどね。
 
で、発電しないってことは バッテリーが生きてるうちだけは走れるって事なんで(バッテリー点火で自動車とおんなじようなシステムです。)とりあえずコンビニでバッテリーを休ませて、微妙に電圧が復活したら近くのホームセンターに駆け込んで修理です。
 
結局そこにたどり着くまでの間にオルターネーターのブラシの不良だというのに気がついたんでホームセンターで修理してその先の旅程をこなせたんですけど、休みのツーリングで、しかも旅先でまで修理です。 な〜んも リフレッシュにならん ていうの。・・・。
 
 
このところ工場では  Cinqtesia  もある程度できあがったんで 大物作業は 240Z のエンジン積替えなんかをやってます。
エンジンはRB25DET R33スカイラインの 2500ツインカムターボ をのっけています。 しかも逆輸入車だから 左ハンドルで、配線がまったく裏返し。 大変。 xxx
エンジンマウントも合わないし、ミッションはR32のRB20DET用じゃないとぺラシャフトがあわないし。またミッションマウントもあわないから1品製作。
このミッションが中古はいいのがないから結局中古で買って中身の悪いところだけを修理したミッション。
もう、何やるんでも何かをしてからじゃないと先に進まない。
大変です。
 
な〜んていってたら 昔うちで作った260Z 豪州逆輸入の エンジンも組んでくれっていう依頼がはいって こいつがまたやっかい。
組みかけのエンジン1.5機分を 盆休みに小田原まで取りに行ってきました。
3リッターのエンジンなんですけど、ピストンが定番からかけ離れたものを選んでるから亀有77度Gカム+E88ヘッド3mm面研と合わせるとバルブとピストンがあたっちゃう。 こまったもんです。 これ以上ピストンにはリセスは掘れないし(ランドが貫通しちゃう) こまったな〜。圧縮比は目標13なんてのは実現不可能です。
 
というわけで S30Zの 作業を頭抱えながらやってます。
こないだはAE86のレーシングの腰下交換だったしね。 AE111の5バルブブロックにAE92ヘッド これがAE86に4連スロットルでのっかってて ってこれもこれですごい車なんですけどね。
 
そういえばR31スカイラインの RB25DET なんてのもつくったな。
これはこないだプロペラシャフトの強度検討書作って公認取ったしな〜。
 
そうそう、DUCATI のモンスター ってのもあるでしょ。
車も見てないのにエンジン積替えの公認の書類作ってくれなんていうのもあって これがまただーれもしらないエンジンなの。 DUCATI JAPAN がしらない っていうんだから車検証の間違いだと思うんだけどな〜。 まあ、理由書と(A43枚びっしり)書類作って申請して公認OK。 これって代書屋のしごとだよな〜。
 
うちがルノーの旧車専門店だと思い込んでいたお客さんはびっくりデスよね。
てか、何かいてあるかわかるのかな?
 
メカの子は通常通り外車の整備進めてくれてて、昨日はケータハムのオイル交換、エスパスの組み付け、とかやってたし、その前はBMWのエアコンと、ミッションの修理。
お〜 まるで万国博覧会のような状態です。
いろんな車の部品がごちゃごちゃにあって、部品もストックしきれなくなってきました。
 
先週パナールのドライブシャフトは改造が出来上がって来てるけど、フランス国内でレリーズカーボンが行方不明になっちゃってて作業ができないし、まだベンツのエンジンOHとワーゲンバナゴン のエンジンOHがあるし、A110は白煙が上がってるのがあるからこいつもバラシだな。 がんばるぞ〜。
 



  エスパス出来ちゃった  2006年8月20日


オールペンが出来上がってきました。
 
ながかったー。 4ヶ月くらいかかったかな。
やっぱりFRPだったり、外装部品はずすのが勝手がかなりちがったり、色の調合データーがわからなかったり で時間がかかっちゃいました。
左のミラーも新品に交換したんだけど60900円もして高かったー。
 
でも色の調合をしっかり調べて塗ってもらったんでいい感じです。
知ってました? あのブルーってメタリックだと思ってたんだけど さらにパールも入ってたって。
おかげで塗装代結構かかっちゃった。
でもここで値切ってちゃお客さんいい気分で乗ってもらえないですもんね。
 
良いですよーこれ。
高速道路もV6エンジンなんで余裕です。
ブレーキ回りと足回りのブッシュ 交換してやって、しばらく乗ってみます。
 
前のオーナーが散々オーバーヒートに苦しんだって言う話だったんで 〜もちろん対策したらしいですけど〜 その対策が正しいか、必要十分なのか というのを検証したいところですね。



  バッテリー交換のはなし。  2006年7月20日

 
これって誰でもできるお勧めの日曜メンテナンスTop3くらいに入りますよね。
でもポイントちゃ〜んと押さえとか無いと、いつか はまる んでかいちゃいます。
 
バッテリーの交換ってどのメンテナンス本にも載ってるようなこと書いてもしょうがないくらい皆さん知ってますよね。
マイナス端子からはずす とか。当たり前だし。 とかって平気でプラスからはずすこともやってますけど。^^;
 
そんな当たり前のことじゃなく必ずおさえてほしいポイントです。
 
1、何でバッテリー交換するのか。
 バッテリーあがったから? バッテリーの寿命なのか、充電不良なのか、発電不良なのか?接触なのか? ちゃんと押さえてください。
2、交換前にバッテリーチェック
 端子の状態、液の量をチェックしましょう。液が少ないなら過充電も疑ったりして。端子のさび、粉吹き なんてのはちゃんと確認してね。
3、配線の状態。
 バッテリーにはとんでもなく太い配線がきてます。それだけ電気が流れるってことです。家庭のコンセントに使われているような太さ配線は10秒以内に溶かしちゃうくらいの電流(電圧じゃないよ)が流れています。かならず状態を確認。
4、バッテリーの固定は確実に。
 
まあ、最低そのくらいは点検してくださいね。
 
うちでは 欧州車用バッテリーにはEXIDE社製のバッテリーをお勧めしています。
ここ見てね。値段も十分がんばってるはず。
 
 
うちの一押しです。
な〜んでか。
 
中国や韓国製でなく、ヨーロッパ製であること。
取り扱い代理店がいなくなったりしない大手であること。
仕入先がちゃんと対応してくれること。
価格が高すぎないこと。
 
などですね。
 
特に仕入先はしっかりしたところですので、誰も使ったことのない?? 保証で無償交換してもらったりと、しっかりしています。 保障期間は2年3万キロ。どちらか早い方です。
でもねここからが重要。試験に出るよ。^^;
 
通常バッテリーは2年に1回交換してください。なんて言われますよね。
その2年のうちにもしバッテリーが故障したら新品に交換してくれるんですよ。^^
すごいでしょ。うちも2年近くたったバッテリー何個か交換してもらいました。
らっきー。
 
バッテリーは細かいところでは進化してるんですけど、原理はとても原始的なままです。
だから絶対に駄目になるんですよね。中には壊れるものも絶対あるんですよ。
 
壊れ方は極板はがれ、内部での断線、サルフェージョン、などですが、原因は液不足によるものが多いみたいですね。専門家じゃないから良く知らんけど。
 
保証がついてるのは当たり前なんですけど、その保証が実際にちゃんと使える。
ここが重要なんですね。
 
ちなみにEXIDEのバッテリーは調べてもらうとわかりますけど、EXIDE社の創始者がエジソンだったり 世界シェア25パーセントだったり、工場出荷時のOEM供給率が欧州でとんでもない数字だったり。(もうちょっとで独占禁止法だな。)と実はすごいバッテリーなんですね。
 
日本の市場での知名度は低いけど、そんなわけでうちではお勧めしてるんですよね。
一応考えてるってことで。^^
量販店でBoschのバッテリー買ったとして、保証あっても容易に交換してくれるとはおもえないですよねー。
根掘り葉掘りきかれて、交換しますから1週間待ってください。なーんていわれて お前どうやって家まで帰るねん。て感じですよね。
うちでは在庫のものと即座に交換します。^^
 
さて、これだけだと ただの宣伝。
もうちょっといくよー  コラムへGO!→
 
 
 
 
 
 



  いやー 暑いし 忙しいし。  2006年7月15日

いやー 連日あついですねー。
おかげさまで仕事のほうは皆様からたくさんの依頼をいただきほんとに毎日内容の濃い仕事をさせていただいています。 もうむちゃくちゃです。ほんと。^^
ご無沙汰しちゃってすみません な 更新です。
 
今年はなぜかエアコン修理が少ないからまだ助かってるんですけど、この3連休あたりはぞっとしますね。
車もあふれかえっちゃってるから、せっかくきてもらっても停めるところがないくらいです。^^;
 
さて、なんだか最近は古い車のイメージばっかが定着しちゃって、古いルノー屋さん だと思ってる方々が多いようですが、実は新しい車も普通にやってます。 うちのメカはバリバリのたたき上げで、特にプジョーだったら現行の車でも平然と修理してます。 原因特定の困難な車も結構あっさり直しちゃうんでいつも感心しています。
(ま、何故だかは 知ってる人は知ってるんですけどね。)
最近のプジョーはコンピューターが想像もつかないような制御までやってるんで本当に修理が難しくなってきましたよね。 しってました?ヘッドライトまでコンピューター制御のものがあったりするって!!
 
もう一人のほうも ま〜あれこれフレキシブルにやってくれるんで大助かりですけどね。
鍛えてきましたから、古い新しい関係ない。^^; ←てか、麻痺してる。
マインドコントロール.........。
仕事も正確ですしね。
奴はとうとう毒に犯されてライオン印の車に乗り換えたし。
前はイニシャルDだったのに。
 
 
さて、最近元気のないルノー系ですが、うちでは実は意外と元気です。
こないだはこんな車が来たりしてて、
 
写真白黒だし。^^;
 
まだ新車のこってたんですね〜。
この車とてもよくできてますよ。
早いし乗りやすい。日本車みたいです。
味もしっかり残ってますけどね。
ま、このお尻 すごいですよね〜。 ありえない。
 
車はやっぱおしりだよな〜。 でへでへ。
 
Ph1は後部衝突の危険性に関してあれこれ話題がありましたけど、こいつはPh2ですから安心だし、エンジンもスポーツカーらしく254馬力だったっけか。いかす〜。
Ph1のときは226馬力。他所では こんなはずじゃ なんて声ちらほら聞こえてましたし。 
 
サンクターボとかと比べるとまた快適だしね。
アルピーヌ無きいま、これが現代のV6ターボ といえるくらいの完成度ですね。ターボないけど。
誰かいないかな ターボつけたいんですけどー なんて人。
 
他にも新型メガーヌとかちょっとあるところから借りて乗り回してるんですけど。(現行の新車です。!)
この車が1600のマニュアル これもいいですねー。
足回りがとても現代的で、しかも安心して乗れる。
首都高なんかのカーブも あ、ブレーキ踏まなくっても曲がれる  見たいな感じ。
 
しかも、この1600のマニュアルトランスミッション車が又良いですよね。
この車 試乗もOKですよ。興味のある方ご相談ください。^^
もちろんうちで新車も買えますからお気軽にね。
 
昔、学生のころのデーターですけど、日本では車のグレードラインナップの中で上から2番目のグレードが一番よく売れるそうです。 では一番下のグレードが売れる国はどこか。 という答えは フランス イタリア でした。
そうなんです、だからフランスに行ったりすると、ホットモデルを見かけるのは稀なんですよね。
「 あ、 〜〜〜 だ!」 なんていうと右ハンドルだったりして。
イギリスから来てる車だったりするんですよ。
 
ま、そんなわけでフランス車のベースグレード的なものとってもバランス良いですよね。
このメガーヌもすごく気に入っちゃった。
後ろから見るとバカボンみたいなデザイン。
全体から見ると お風呂ブーツ 見たいなデザイン。
 
うはははは〜。
 
うちの車もメガーヌにしよっかな〜。
って感じです。
でも、私の車 こないだ できちゃったしなー。
これは面白いですよ。
そのうち紹介しますからね。
 
では。
 
 
 
お、メガーヌ写真無しかよ。^^;
 
 




  サンクアルピーヌターボ 塗りあがってきました。^^  2006年5月28日

サンクアルピーヌターボ 塗りあがってきましたよ。
すばらしい。^^
今回もとても忙しいので写真はいい加減。
 
ガラスが割れると困るんで、板金やサンの工場まで行って自分ではめてきました。
こいつらはウェザーストリップ式なんでわれわれでもハメ換えはできるんですよね。
でもフロントガラスは合わせガラスだからものすごーく 気を使いますけどね。
あわせはちょっとしたことで ぴし! っとヒビ入るんで。
でも車につけると中々割れないんだよなー。 たいしたもんです。
車についてるフロントガラスはもてるのがやっと位の石を思いっきり投げつけても割れなかったりします。
すごいですね。
 
ああ、余計なこといってないで写真写真。
このまんま走ってきちゃった。^^ ドアはもちろん閉まらないから手で押さえて。・・・。
すごいでしょこの写りこみ。 
ドアは半開きだからちょっとずれてるけど、やっぱりラインの跡が出ないように板金入れたし、エクボもできるだけ取ってもらっただけのことはあります。
サンクアルピーヌ系列は純正でサイドにピンストライプが入ってますよね。
それって貼り付けのストライプなんですね。だけどこれをはがして上から塗ると跡が出ちゃうんですよ。
だからわざわざ板金するんですね。
ま、どの道板金したらその跡が見える なんてこともあるんだけどね。
 
さーてみてみてこのルーフ
きれいでしょー。 なんかとっても満足。 屋根やわらかいのによくやってくれましたよ。ここまで。
ルーフの写りこみがきれいですね。
サンクの屋根は実は ペコンペコン なんで 板金するのは大変なはずなんですよねー。
なんかお天気もいいしほんとにきれいな線が出てます。
 
で、問題はボンネットね。
 
ここはどうしてもしょうがないところ。
このダクトの裏には骨が入っていて、どうしてもボンネットを引っ張っちゃう。
だからどうしても四隅に折れ目みたいな凹みが全車にできちゃうんですよ。
どの車見ても絶対できてる。 ここもかなりきれいに拾ってもらってます。
よくここまでできたなー 尊敬。
このルーフレール みて。
きれい。 しかも錆がもともとなかったんですよ。
やっぱぜーんぶはずして塗ってもらってよかったー。
即日外装組み付け開始。!
というわけでまた写真とってあっぷしますねー。
 
しかし内装はこまったなー。
似た布地が見つからない。・・・・
 



  怒涛の在庫仕上げ体制 進行中。 
                アルファロメオ1300GTジュニア の巻き
 2006年5月28日

いま実は仕上げてる車がもう一台あります。
 
 
これです。
 
なんだよ また青い車だし。^^  あ、上のほうね。
この車 意外と程度いいんですよ。
外装は4年前くらいに全塗装した車で、そのあとずーっと動かしてなかったの。
だから多少錆が浮いちゃってるところあるんだけど、パットミはとんでもなくきれい。
 
前オーナーによると 某有名ショップから購入 400万円。!! 現地ワンオーナー おじいさん。
青オリジナルカラーで、購入後同色全塗装。 だって。すげー。
仕事の都合で乗れなくなってうちに来た。
 
 
という車。
オーナーは海の向こうに行っちゃってるんで乗れないんだって。
 
アルファロメオは大変なんですよね。
 
古い車を維持する経費 〜まあ、他の車でも普通にかかるよね。
凝った足回りを正常に保つ経費  〜凝ってるから少し余計にかかるよね。
錆びにかかわる経費   〜錆びるから他より結構かかるよね。
固有故障にかかわる経費  〜ステアリングギアボックスとかね。いろいろかかるよね。
 
とちょっとばかり他の車より維持費が高めですよね。
で、今回この車は外装にはちょっと目をつぶって足回り、機関、駆動系 をしっかりメンテします。
そしたら買ってもらった後も少しは楽でしょ。^^第一本来の走り楽しめるし。
 
105系はフロントもリアも凝ってるんですけどリアは基本の第一歩。
トラニオンアームとかいう たまねぎ みたいな名前のアームでデフを制御してるんで、このブッシュは走りの最低限の肝なんです。でも交換にはリフトで上げてしたい作業だからいがいとメンテされてないんですね。
 
ここを最低やっとかないとどこいじったってアルファロメオの走りにならない。
でも、車検とかでお金ないんで最低限で なんてアルファロメオもって来る人の車は大概ここが駄目ですね。
てことはこの人2年前にこのアルファどっかで車検付きで買ってるから、一度もアルファロメオの本質とか味わったことないんだろうなー なんて思いながら わかりましたー って預かってるんですけどね。^^;
かわいそうに。・・・・。
 
この車もご多分に漏れずすごいことになってるから近いうちにレポートしますんでお楽しみにね。^^
 
段付きヨリ目。この顔にだまされちゃうんだよなー。 この顔に。・・・。
そうそう、こいつのために2000GTVの部品取りも用意しました。
お金かかっても良いなら激しいのも作れますよ。^^
いらない部品は売っちゃうので中古部品探してる人はお問い合わせください。
 
とはいえ うちは解体屋じゃないんで 部品の取り外しには工賃かかりますから 簡単なのにしてね。^^
 
2000GTV



  プジョーの鍵も写真とったんで一応。  2006年5月28日

こないだルノーの鍵書いたじゃないですか。
そしたら意外と反響あって中古の鍵2セットばかりお買い上げいただきました。
 
まだ少し在庫ありますので中古でお探しのかたいらっしゃればお早めにどうぞ。
ちなみに新品の価格調べたらびっくり。 67800円 もします。
 
ありえない。・・・・。
 
 
プジョーの鍵について
でプジョーの鍵が写真載ってないんでわからんというおといあわせがあったので追加です。
 
プジョーの鍵も基本的には306くらいまでは構造一緒です。
ルノーの鍵を参考にして電池は交換してくださいね。
 
で、106とか306とか ボタン部分が必ず穴開いてこうなるんですよね。
 
このボタンのところに穴があいてみすぼらしくなってきて、最後は取れちゃうんです。
中のマイクロスイッチ押せば動くんだけどこのボタンのカバーだけって交換できるんですね。
左が新品ボタンで 右が破れちゃったほう。はずすとこんな感じなんですね。新品は1050円です。
このボタンそろそろみんなくたびれてるんでうちでは在庫しています。
送料は80円なんで(郵便)あわせて1130円。
もちろんディーラーでも買えるんですけど、まあ、よかったらどうぞ。^^;
というわけで交換するときれいになります。
こんな感じですね。
 さてリモコンキーが紛失の場合はどうするかって言うとこれもうちにに 送受信機セット の中古の在庫があります。ただ数は少ないんで売り切れちゃったらごめんなさい。
 
注意点は
 
新しめの車は イモビライザーが入ってたりします。
そうすると厄介ですね。エンジンかからなくなったりするんでよーく調べてからお問い合わせください。
うちにあるのはイモなし用の中古です。
イモビは一部の車は解除することができます。
社外のリモコンとかをつける場合はそうやって解除するしかないですね。
あとはもう一個裏技あるんですよ。 絶対教えないけど。
でもいまどきプジョー盗む人っているのかな?日本車の高いののほうが魅力的なはずなんでイモビって基本的にはいらないですよね。面倒なことが一個増えたみたいな感じで。・・・。
 
205くらいまでの車と、それ以降の車は受信側の仕組み、形が違います。
シトロエン系も流用できるのとできないのがあります。
 
 
まあ、そういうわけでPSA車はルノーよりは複雑です。
でも基本は一緒なんで後は考えることと一生懸命やる心 ですかね^^。
 
では。
 



  カンヌレポート  〜パリオフィスより〜  2006年5月27日


こんにちは。こちらFRBパリオフィスです。
先週末よりバカンスをとり、カンヌへ行ってきましたので、ちょっとだけ様子をお伝えしますね。
(車とは全然関係ない記事ですが^^; たまにはこういうのもいいですよね?)

この時期カンヌへ行くといえば、もちろん目的はカンヌ映画祭。
約10日間の開催期間を目掛けて、世界中からスターや著名人、報道陣等が集まります。
その為、小さい街なので、立地の良いホテルは半年前から予約をしていないと取れないそうです。
(ちなみに有名な赤ジュータンの目の前のホテルは、一泊100万円位するそうですよ。
少しはなれたところでも一泊10万円はフツーだとか・・・)


私が今回のカンヌ行きを決めたのは一ヶ月前だったので、時すでに遅し。
片っ端からホテルに電話をしましたが、どこも満室。(というか、100万とか10万とか無理だし!)
諦めかけていた時、知人からの紹介で郊外の短期貸しアパートを貸していただけることになり、
何とか宿を確保することができました。
メイン会場

パリから夜行列車に揺られること10時間。地中海の青の眩しい、カンヌに到着。
パリはまだ肌寒いですが、さすが南仏、目もくらむ暑さです。
なんと滞在中の最高気温は、35.5℃!!
でもとてもカラッとしていて、一度も汗をかくということがありませんでした。

カンヌ映画祭は一般人向けに開放されたイベントではなく、プレス関係やバイヤーの方たちが放映権を売り買いしたりすることが主な目的です。
なので、私のようにふらっと行っても、入れるところは本当に限られています。
雰囲気だけでも十分楽しめるのですけどね。
ホントに35.5℃
ですが、プレスの方から余っているチケットを譲っていただいたり、頼み込んで試写会に入れていただいたり、勢いがあれば何とかなるのがフランスのよいところ^^
私もこの方法で、何本か映画を見ることができました。
 
そうそう、カンヌ映画祭に行ってきたというと、「有名人にあった?」とあちこちから聞かれましたが、
残念ながら、日本人・外国人問わず、有名人に疎い私。きっとすれ違ったりしているのでしょうが、ほとんどわかりませんでした^^;
ちなみにお姿を拝見したのは、俳優の大泉洋さん、ウエンツ瑛士くん、柳楽優弥くん、夏木マリさん。みなさん、素敵でしたよ。
 
ここで面白エピソードをひとつご紹介。
私が有名人に疎いことを知っている友人からのアドバイス、「とりあえず、人だかりがあったら写真を撮っときなよ!」
という言葉に従い、人だかりを発見した私は早速カメラを取り出しました。
すると、後ろにいたフランス人から、「あれは誰ですか?」との質問が・・・。
「さぁ・・・・知りません。」と答えると、なんと私の目の前で写真を撮っていたおばちゃんが振り返り、「私も知らないの」と^^;
あたり一帯が爆笑でした。そんなもんなんですね。
 
あとは、海岸沿いで大道芸を見たり、海の見えるレストランのテラスで牡蠣を食べたり、少しだけカジノをしたり。
そんな感じの数日間でした。
 
私は一足先に帰ってきましたが、いよいよ明日28日が最終日。コンペ部門のパルムドール賞が発表されます。
今年はどの作品が受賞するでしょうか?
 
赤ジュータン

コーヒー配布中

カメラ向けられてるけれど有名人かな? 映画の宣伝中

おいしそうですか?
えぇ、おいしかったですよ

砂のアート


ここが一泊100万円の
ホテル


サービスショット
トップレスのお姉さん発見できるかな?
以上カンヌレポートでした。みなさんのもとに少しでも南仏の空気をお届けできたなら嬉しいのですが・・・   
FRB Bureau Paris F.R.B パリ 2006/05/27)M.N

うわぁぁぁぁ!帰ってきてパソコンを開いたら、社長から原稿メールの山が!早くホームページにUPしないと。
順次上げていくので、そちらもご覧くださいね。



  サンクアルピーヌ ばりっと仕上げます。  2006年5月8日

前にも少しお話したんですけど、今年はいままで隠し持ってた在庫をどんどん仕上げて世に戻そう^^;とおもってその一環なんですけど、サンクアルピーヌターボの在庫を仕上げてます。
うちの隠し在庫知ってる同業者さんは、 土に還すのが趣味なの? とか言われてたりして。・・・
うちに回しなよ、売り物にするからさ〜 って。 いえてる。^^;
 
この車はディーラー物で当時から日本にあったんですけど、車体番号から推測するとほんとに最終なんじゃないかな? って言うくらいの車体番号です。 ちなみに 30番台 ですからねー。
距離もとっても若いし、今までのオーナーは多分苦労してきたはず。
実はこの車2代前のオーナーまで知ってるんですよ。
どちらも相談は受けたけど実際に車は修理でお預かりしたことはほとんどないんですね。
 
でもサンクアルピーヌターボ(以後5A−t)の典型的な質問が多かったんで大体の症状は把握してたんですよ。だからこの車が来たときにはあれとこれと・・・・。 って感じです。
 
変な話、この車ってミッドシップのサンクターボより手間がかかったりします。そのくらい日本仕様はいい加減だったんですね。新車以来20年間歴代オーナーは苦労がしのばれます。その証拠の走行距離です。若い!
 
まあ、詳しいことはおいおいアップします。
 
というわけで大好きなオールペンから。
中古車だから現状だといくらか錆びもありますが、いわゆる弱点のところが錆びています。
でも他のサンクから見ると程度良いです。大穴あいてないんです。
だから今のうちにやっておけばまた当分平気なはずです。
もうちょうど20年前の車です。ここでやっとかなきゃもう先は見えてますよね。
 
ボンネット剥離! 気分いい〜。
細かな うねり もできるだけとってねー って頼んであります。
もうクラッシックカーに分類され始めてもおかしくないですもんね。できるかぎりのことやっとかなきゃ。
実は縦サンク 鉄板の張り だけで形作られてるんです。 ほとんどリブ構造がない。
だから結構 ぶわんぶわん になりやすいんです。 フロントフェンダーなんか 指で押すと簡単にたわみます。
ぷわぷわ です。リアフェンダーも同様。ライン跡消すためにしっかり下地処理。


バックドアもキャピタルのバックランプは取り外して穴埋め。本国仕様のバックランプに交換です。
ここはよーく見ると後で埋め跡が出てくるかも。 でも不細工なバックランプよりカッコいいもんねー。
当然ガラスもはずして錆を殺しときます。
ここも弱点のひとつ。
外装はこんな感じで進行中。
 
機関部分のほうはこれまでのノウハウをつかってできる限り弱点を対策していきたいですね。
今のうちに本国へパーツ発注。 
カムチェーンも交換するつもり。
この縦置きエンジンシリーズ、キャトルもそうなんですけど実はカムチェーン弱点なんですよ。
なんでかしってます? 教えてあげない。 ^^
実はクーラーもついています。
使えないけど使える。?? ちゃんと動いてはいます。  
いろいろ手を入れていきますんで値段は結構なものになりそうだけど、ちゃんと内容も充実した車に仕上げていきますよー。 
 
いままで20年。この車はがんばって来ました。
今回ちゃんとやっておけばまた後10年、20年もたせられるつもりでやってます。
逆に言うと縦サンクでもキャトルでも今の時期が一番つらいときです。
このタイミングをこうやって生き残れた車だけが、A110やR8のように30年、40年たってもまだ動いていることができるわけですよね。
 
つまり20歳の車はいましっかりお金をかけてちゃんと修理してやらないと、調子悪くなっておしまい。
ってことになるんですよ。車にとってここが踏ん張り時。
がんばらなくっちゃね。
 



 
  フランス車のリモコンキーの話。  2006年4月30日

フランス車のリモコンキーって基本的にはぜーんぶ一緒です。
赤外線のセンサーがルームミラーのあたりに組み込んであって、メーカーが基本的に数社。
だから形の違いは有っても内容はほとんど一緒。
というわけで不具合もほとんど一緒なんですね。
 
代表的な不具合の原因は
 
送信部の電池切れ
受信部の故障 雨漏りで水没 なんてのも結構あります。
他には送信部のレンズの汚れ。 これ以外と盲点。
あとはガラスが汚い。 ^^
 
ガラスも結構重要です。ほんとに汚いと意外と反応悪いですね。
 
まずは電池交換
典型的なルノーの鍵。
裏返してネジを取ると
やべー こんなの分解しちゃった。 元戻るかな。・・・・。
上の写真の左側銀色の丸いコイン型電池(こんな表現今頃しないか。)を交換すればOKです。
2枚使います。 1枚3Vの直列だから 6ボルト駆動なんですね。 電池は CR2016 電気屋で大概売ってます。 最近は安くなったんで1枚数百円で買えるはず。
 
 
そしたら交換して(ちゃんと接点磨かないと駄目ですよ。)もとにもどしたらおしまい。
くみ上げたら
作動点検。赤いインジケーターがつくのを確認してね。
というわけです。
一応基盤に直で接触するから接点の状態がよくないと気まぐれな送信機になっちゃいます
あとは逆に入れると壊れるんで注意ですね。
作業前は手をきれいに洗って、電極には触れちゃ駄目。錆びの原因になります。じゃないと電気がながれない。
 
 
次は受信側。
ルノーは簡単。
このレンズ部分を引っこ抜くだけ。
こんな感じ。 簡単に抜けます。
そしたらウラのコネクターをはずして雨漏り跡を点検。
錆びてたり水垢ついてないかよく見てね。
端子の錆びもよーく見る。
 
ここは大体ルーフアンテナからの水漏れで水没してるケースが多いんですよ。
だからショートしてこわれてる。
そういう場合は送信機と受信機をセットで交換します。
どうしてもって言うなら基盤からICはがしてとか方法もあるんですけど、まあ、ICも行っちゃってますよね。
 
もし受信部、送信部どちらかが壊れている場合 セットは意外と高いんですよ。
2万くらいしたっけかな。
ちゃんと調べました 64700円もします。 びっくり!! (2006年5月追加。) 
そういう時は電波式の後付け対応に交換するって言う手もあるんですけど、取り付けが面倒ですね。
品物自体は1万円くらいで買えるんですけど、何かと面倒です。
 
うちでは中古のセットも多数用意していますんでそういうときはお問い合わせください。
一応動くことは確認してるんで使える奴のみ用意しているはずです。^^;
 
あとね、いちばんやらしいプジョーの鍵。
あれってボタンだけ壊れるじゃないですか。
正確にはボタンのカバーだけ。ライオンマークの丸い奴 破けますよね。
この真ん中の奴穴開きますよね。 新品1050円でボタンだけ売ってます。
これだけって部品で実は入手可能です。
うちではこれも在庫してますんでいつでもどうぞー。
 
 
では。


 
  段々出来上がってきました 〜ルーテシア16V〜  2006年4月28日
 
ルーテシアが塗り上がってきました。
ペンキ塗りたて。
湯気でてる。 うそです。
きれいになったな〜。
なんだかわくわくしてきます。
外装を徐々に組んでます。
とにかくはずせるもんみーんなはずしたんでこういうとこもとってもきれい。
こういうのがうれしいんですよね。
必要な消耗品は新品に。
使えるものは磨いてから取り付けます。
やっぱホイールはスピードラインでしょ。この色だとねー。    
てことはラリー意識しちゃって 
これがエアコン。 うそ、エアコンなし車です。エアコンつけなきゃ駄目かな。・・・。
こんなことしてみたりして。
もうすぐ詳細上げますね。
では。
 
 
 
 
相変わらず写真悪いな。・・・・・。
 
 
 



  やっぱりエスパスはいいな〜。エスパス仕入れちゃいました。  2006年4月28日

エスパスですよエスパス。
うちでは3台目ですね。
このエスパスは通称エスパス2 って奴です これははじめて。
エスパス1を外装だけいじったフルモデルチェンジ版ですね。
だけど基本は一緒だから機構面のパーツは他車種と共通性があって意外と修理も楽。
外装はPh1に比べて少し洗練されてるから雨漏りとかもないみたい。
サンルーフも標準のだからとりあえず平気。
 
この個体は前から日本にあったものです。
前のオーナーのホームページを見るといろんなところ修理してあるんですね。
てことはもう少し手を加えて仕上げてやればまた当分調子よく乗れそうです。
今回は早速車検を取っていま乗り回してます。^^;るんるん。
こないだもスノボいっちゃった。(ないしょ)
 
さすがに外装はこまかな傷がたくさんあるんで気分悪いからこいつもオールペンです。 いえい。
 
昨日400キロ一気乗りしたんですけど調子も良い。
高速ではPRVのV6 2.8リッターで余裕の走り。 静かだし力あるし。
まあ、簡単に売れる車じゃないと思いますんで時間かけて直していきますね。
 
リアのシートは足元広くっていいんですけど、リアの5脚は椅子が微妙に狭いんですよね。7個の座席を6個に減らして、2列目をR21のシートにしたらすごーくいいだろうな〜。 でもそんなことしたらオリジナル派の人におこられるかな。
 
徐々にアップしていきますのでお楽しみにね。
こういうところに行くのが楽しい車ですよね。
元のオーナーはあれこれ苦労したみたいですね。
ちゃんと日本で乗れるように少し手をくわえてやろーっと。
 
 



  久しぶりにいい車に乗らせてもらいました。
     70年代のフランス車ってこうだったんですね。そういえば。・・・。  2006年4月21日


いやー今回修理でお預かりした車。すごいんですよ。
何がすごいって新車の乗り味がしっかりと残っているんですよ。
正直目からうろこ物ですね。
 
このお客サンの車は以前からお預かりすることもあったんですが、今回なんだか改めてすごーく考えさせられたんでみなさんにそのとき考えたことがあってるのかあってないのか、    なにいってんだかわかんなくなってきたんでとりあえず書きます。
 
まず車はルノーサンク そう、縦サンク って呼ばれてる奴です。
この縦サンクって名前 今では一般的な呼び名ですが、この呼び名はむかし ニフティーサーブのころに縦置きエンジンの方って言うのが面倒くさくって略して発言してたのが定着したってしってました?あ、いまだにログ残ってるとハンドルネームがばれちゃうな。・・・・。
 
縦サンクのGTLです。
写真はこれ。
 
この車とんでもなく程度が良いんですよ。
走行はなんと3万キロ。
ホイールはアルピーヌターボの奴なんですけどこれまた見たことないくらいきれい。
エンジンはむかーしから使ってるOHVでR8の流れの奴ですね。
このころはアメリカ仕様が輸入されていたんですね。 Le Car って奴です。
だからエアポンプがついてるからエンジンルームの煩雑なこと。何がなんだかわからないほどホースやら配線やらすごいことになってます。
 
ラジエターも一品でつくっちゃった。
ラジエターキャップが日本製の奴つくようにしちゃった。。仕事はしてないけど信頼性抜群。
しかもまん丸の特殊な奴。
 
クーラーもちゃーんと動きます。
うーんすばらしい。 お客さん譲ってくれないかなー。 無理無理。
 
で、この車なんですけど、シャシはR4と共通。
だから がわだけ サンクなんですね。もちろん細部は違いますけど、最初期の奴はキャトルの800型エンジンで、シフトもインパネシフトだったんですね。
改良は加わりますが、基本は最終のサンクアルピーヌターボまでずーっと同じです。
 
でこの車なんですが典型的なフランス車のふわふわした乗り心地。
シートがよいのはもちろんですが、とにかく全域にわたってふんわか〜 としてます。
ハイドロいらないくらい。 ロールも半端じゃないです。 キャトルに乗ってる人ならわかりますよね。
 
でもそのロールが、そこら辺のキャトルとはまったく違うんですよ。
ロール量は大きいんですがロールスピードが違うんですよ。
やっぱりそこらのキャトルは足くたびれちゃってるんでしょうね。
このサンクはロールもするし、ハンドルきり直したときのふりっかえしもとてもおおきいんです。でもねスピードが違うんですよ。ちゃんとダンピングが効いてて、ぬめ〜っとロールしていくんですよ。
だから怖いんだけど怖くない。
 
すごいです。中央高速の継ぎ目が カタン とかじゃなく ぽわん てかんじですね。
なのにその後の収束がすうっとおさまって何もなかったみたい。
あれ?今継ぎ目あったのかな? って感じです。
だから突き上げなんてのは皆無ですね。
 
やっぱり昔から足回りは細かい入力に主眼がむいていたということなんでしょうね。
そのほかにもギア比の設定やエンジンの回転もいい感じですね。
高速でも4000回転くらいでふつーに走ってます。
恐るべし フランス車。
 
じゃあ いつからフランス車って今風になったんでしょうか。
くちプロレス用のトリビア 行って見ましょうか。
 
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  バイク用ETC つけてみました。結構笑います。  2006年4月18日

まえにもチラッと書いたことあるんですけどね。
バイク用ETC 今モニター実験中なんですよ。
で、そのモニター機種をつけてみたんでレポートします。
 
みたことないでしょー。
車用のものと比べるとありえない まし〜〜〜ん です。
 
なにがってその でかさ ですよ。
これがそうです。
 
こんなどでかいのがハンドルのところについています。
ヘリコプターがまちがって下りてくるくらい でかいっ ての。
普通車用と比べると、バイク用というよりは戦車用 ってかんじ。
みました?
もっと驚きますよ。 この写真に写ってるのって実はアンテナだけなんです。
ありえないでしょ?紀文のはんぺんくらいの大きさですよ。
しかもそれ以外にインジケーターついたりして。
シート側から見るとこんな感じ。
 
でか!  てかものすごく邪魔。
ありえません。こんなのせり出してきちゃってる。
どゆこと?
本体はもっとでかい。
ハードカバーの本くらいの大きさ。
おまえ、これカード50枚くらい入るぞ。
てか、カーナビ本体かとおもいます。
 
 
こんなの取り付けられるバイク、おっちゃんハーレー だけだし。
一体何考えて作っちゃったんでしょうね こんな巨大なの。
防水ケース、耐衝撃、とかなのかな。G-shock ETCってこんなかな。
 
カード入れるのはこんな感じ。
 
かーどいれるのめんどくさーい。
うちのお客さんとか 俺のバイクにこんなの絶対着かないよ〜 っていってます。
ですよね。 俺のバイクもエアクリーナーAssyはずしていったんですから。・・・。^^;
まあ、実験機なんで仕方ないか。
しかも機械も取り付けもタダだし。
 
使った感想は   お正月の暴走族。  
料金所フリーパス。^^;  〜ぱらりら ぱらりら 古!
違うのは後から請求書が来るかおまわりさんが来るかってとこですかね。
 
正直便利ですね。料金所渋滞ってバイクも一因だとまえから考えていました。
第一バイクで料金所。お金払うの本当に大変だったんですよ。
そういう点ではすばらしい。
おつり落した時なんか最悪。おじさんも出てきて拾ってくれたりするんですけど、ほんとに申し訳なくってね〜。
開き直ってスタンド立てて降りて拾ったりして。そのほうが後の車の人もわかってくれるし。
 
 
でもね、実験中だから不便な点もあります。使えるエリアが限られてる。
首都圏のみなんです。 首都高を中心に西は八王子まで。北は三郷まで。とか。
しらばっくれて圏外に出ちゃうと始末書書かされる。^^;
それじゃあ、ツーリングいけないっての。
 
今回気がついたことがあるんですよ。追突事故怖いんです。
ETCが普通になると自動車の人たちが料金所で止まらないでしょ。
バイクETCの場合、料金所は ETC/一般 の表示があるところを通過するんです。けど、万一バイクがとまってても車からバイクは見にくいし、気がついたときには止まりきれないと思うんですよ。
逆にバイクで入っていくときも前の車が通過すると思って、ついていったら絶対止まれないですよね。   自爆。
 
ただでさえETCのゲートで追突事故起きてるんだから、片方がバイクだったら多分死にますね。
バイク同士の事故も危ない。最悪ダブルで死ぬし。最近二人乗りOKだし さらに倍! みたいな。・・・
 
みなさんはETCレーン通過するとき、前の車が止まるかもしれない、バイクがいるかもしれない、追突するかもしれない、されるかもしれない っておもって安全な速度で通ってくださいね。
仲間が90キロで通過したけど当たらなかったとかって お前馬鹿だな〜。。。。。
 
車の趣味 楽しんでるんですから。
故障はそのとき大変でも後で笑い話にできます。
でも事故は一生引きずることになるかもしれない。
気をつけて運転しましょうね。
 
では。
 


・・・とか、書いたんですが、今日になって範囲が拡大するとのメールが入りました。
西は小淵沢 北は那須、水戸、東は潮来、東名は富士までですね。
日帰りツーリングにはちょうど良いくらいの距離になりましたね。
(H18.4.28現在)
今後は拡大しても記事の追加はしませんので各HPで確認してね。
 
とはいえまだいまだに実験中な上範囲が限定されていることは明らかですから、不公平には変わりません。こんにゃろ。!
あ、でも2輪車でETC機能付きカード(要は機械がついてなくて料金所でカード払い)もマイレージ登録が始まったんで、したほうが良いですよ。いまだと600ポイントプレゼントらしい って どこの宣伝してるんだろ・・・。
 



  ルーテシアのいいのが入ったんですよ。
                          ちゃーんと仕上げちゃいます。 2006年4月10日
 
最近ルーテシアってパットしないですよね。
球数も減ってきちゃったし、何より走行距離の少ないのがなくなってきましたよね。
み〜んな ぱたぐれ になっちゃってて、そういうのヤフオクとかでつかんじゃうと最悪。
故障に追いつく修理なし。 たとえがなんか違うかな。??
 
ほんとはこの車種すごーくおすすめです。
しかも値段がこなれてきたから走って楽しむには最高。
タイヤも15インチとかで走れるし、選択肢も広い。
ブレーキの強化も必要ないし足もよくできてる。
 
メガーヌと並んで早い安い楽しいの3拍子そろった車です。
でもメガーヌより中古パーツも部品取りもおおいし、比較的壊れにくい。
流用パーツもサンクからメガーヌ方面までいけたりして。
 
てなわけで今頃ですがルーテシアです。
車はフェーズ1なんですが、こいつは距離若の個体。
外装がさすがにやれてるんで、いまオールペン中です。
 
弱点なんかもわかってるからいろいろ対策しながらボーイズレーサーに仕上げます。
実際の作業や仕上げのプロセスは暇見ながらアップしていきます。
 
たまにのぞいてみてね〜。
まずは板金から。 こっちの側面は前の塗装が悪かったんでバッチリ全面研ぎから。
既にサフェ入ってますけど。
ボンネットはボンピンでしょやっぱ。
リアワイパーは要らないよね。かっこ悪いし。 だから穴埋め。
この後リアガラスもはずします。
屋根も全面研ぎ。色が退けちゃうんですよね フランス車って。
あ、屋根にも大穴空けちゃってるけど内緒。^^;
左はこれから。いろんなもんみーんなはずして塗るから仕上がりが期待できます。
でもいくらかかるんだろ。心配。・・・・。
 
 



  必ず壊れるセルモーター があるんですよ。?? 2006年3月29日

まあ、外車なんでセルモーターって結構壊れるんですけど、必ず壊れるセルモーターがあるんですよ。クレームついちゃうかな。
機械ものなんで壊れるのは当然なんですけど、このセルは寿命がとても短いことがわかっています。
原因も理由も察しが着くんですけどね。
 
壊れる奴はこいつです。
某Valeo社製のセルモーターで D6RA とかの品番です。
いろんなメーカーの車に使用されています。
プジョーもルノーもシトロエンも 大概これです。306もEXANTIAもサンクもメガーヌも みーんなこれ。
 
このセルモーターはとてもよくできたセルモーターで、軽量で小型、しかもリダクションタイプだから力もあるんです。なもんでV6エンジンなんかもこれで回しちゃいます。他の車種と比べてもとても小さいです。
すごいですねー。
リダクションセルというのは通常のモーターより回転の早いモーターを使用して、その回転を減速することでトルクを稼ぐモーターなんですね。
だから小型で力の強いモーターを作ることができます。
    でもここまで小さくしなくってもいいのに。・・・。
 
ギアが見えるかな〜 
この真ん中にモーターのピニオンギアが噛んで、回りの遊星ギアを回してアウトプットのピニオンをまわし、
力をフライホイールに伝えるんですね。
 
すぐれもんなんですが、このセルモーターが壊れちゃうんですねー。構造的に熱に弱いんです。
壊さないようにする注意点は
負担をかけない。加熱させない という感じですかね。
 
エンジンかかり悪いのにぎゃんぎゃん回したり、連続で回したり、回し続ける、なんてのが負担かかりますね。
それからリダクションセルなんで電気は食うんです。これを頭に入れとかなきゃいけません。
ここポイント。 壊さないためには必要な電力を必要なだけちゃんと入れてやればいい。
 
ということは、バッテリーの状態を良い状態に保っておかなきゃいけない。
弱いバッテリーで ギュルッ ギュルッ ギュルッ ってぎりぎり回ってるようなのはかなり負担かかってます。
 ここ試験に出ます。!! うそ。
 
回す力に使えなかった電力はほとんど熱に変換されてるはずです。
 
おもちゃの車とかで回ってるモーターを 無理やり手で止め続けたら焼けちゃいますよね。
それと一緒です。だからバッテリーはケチらず新しいものに交換しましょう。最近は輸入バッテリーでも安くていいものが増えてきましたし。
それから充電系統、発電系統 しっかりチェックです。
 
セルモーターの交換 意外と出費になります。 大事に使いましょうね。
 
 
こんだけじゃあ詰まんないんでコラムに行きましょうか。コラムへGO!→
 


  トゥインゴ 飽きちゃいました?
          クラッチ交換ついでにエンジンスワップしてみました。  2006年3月25日

トィンゴって言う車、はじめはデザインで売れたんですけど、最近ぱったりみたいですね。
うちはなぜだかトゥインゴのお客さんがいらっしゃらなくて、ほとんどいじる機会が無かったんですよ。
1年くらい前になんとなく買ってみたトィンゴがあったんですけどずーっとほったらかしにしてたんですよね。
とても調子いいんですけど車検切れてからそのままだったんで。
 
今回はちょっといい機会が重なったんで、どんな車なのか知りたくなったんですよね。
今頃ですけど。
でも一桁で買える車もちらほらと有るし、女性が乗ってたのがおおいから程度がいいのが多いんですよ。
このあと意外と面白いかもなーって思ってね。
 
車重は860Kg52馬力。 乗ってみるととても非力です。サンクのファイブが58馬力の760kgですからまあ速くは無いですよね。
サンクのTSなら70馬力でしたから明らかに遅いです。
うちのはパワステも無く、イージーシステム、お空の柄のシートがかわいさ満点です。^^;
 
まず目的はクラッチ交換です。クラッチ交換はエンジンを下ろさずにできると思います。
でもそれだけじゃあ詰まんないんでエンジン下ろしていたずらをして見ます。
 
 
なにをするってたいしたことじゃないんですが、サンクの1.4のエンジンに乗せ換えちゃいます。
とはいえたったの6馬力、トルクが1キロ 上がるだけなんですが、実はこれって結構有効です。
あいもかわらず写真の少ないレポートはこちら。 GO!→


  RETRO MOBIL 2006 写真   2006年2月21日

2006年パリのレトロモビルショーの写真が届きました。
今年は多忙のため私はいくことができませんでしたが、FRBパリオフィスの者にいってもらいましたので、そのときの写真をアップします。
今年も盛況だったみたいですね。

写真に引き続き、レトロモビルのレポートが届きましたので追加しました。
 
2006年レトロモビルショーのページはこちら。GO!→



  ベンガラ色って何?  2006年2月10日

今日は内輪の話です。普通の人はつまんないかも 
 
メカニックの人たちなら一度は不思議に思ったことありますよね。
ニッサンの液体ガスケットの種類にベンガラ色 というのがあるんですよ。
 
なんだよそれ ベンガラ色って? 
ホント不思議に思ってたんですけどね、調べたんですよ。
そしたら簡単な話でした。  ベンガラ色って 漢字だと
 
弁柄 色  って書くんですよ。
 
ではその弁柄 ってのは何かというと、顔料なんですね。
原産国はインドのベンガル・・・・・・ バングラディシュ!!?
 
らしくて、そこで赤褐色の良質の土が産出してたそうです。
この土には防腐効果と防虫効果があったらしく、外壁や、染物、陶磁器、漆器にもつかわれた顔料だそうです。
 
で、弁柄は産地のベンガルがなまって当て字があたった日本語なんですね。
またそれをカタカナでかくもんだからわからないし、言葉の響きがインパクトがあるんで余計に気になっちゃうんですよ。
 
は〜 なんかすっきりした感じです。
 
でもね、これだけじゃあ修理になにも関係ないでしょ。
なのでもうちょっと掘り下げます。
 
実はその液体ガスケットには3色の色分けがあるんですよ。
ベンガラ色
グレー
ホワイト
 
です。分けてあるってことは性質が違うってのは容易にわかりますよね。
でもカタログにはそんなことなにもかいてません。いったいどうやって選び分けて使い分ければいいのでしょうか。
困ったもんです。
 
で、調べてみると
グレーとホワイトは銅、および銅合金を腐食するので使えないようです。
車の部品で銅合金てのは思いつくのはラジエターやサーモスタットですよね。
てことはグレーと白は水周りには使えません。圧着端子についても厄介ですね。
グレーはミッションオイル、エンジンオイルに強いそうです。
ホワイトははがしやすいしやわらかい。
 
ベンガラ色はどうやら銅関係はOKです。
だから水周りのパッキンに使っていたんですね。
あと、速乾性も見逃せない性状ですね。
 
調べてよかったー。 サーモスタットハウジングとかこれ使ってたらサーモスタットどうなっちゃってたんだろう。^^;
あぶなく1本で使いまわしするところでした。
ケミカル関係は最先端とも言うべきハイテクのひとつですよね。
自動車というのはその時代の最先端技術の塊です。
一生懸命勉強しないと取り残されますよね。
 
がんばろ。
 



  シムカその2   2006年2月8日
 
まあ、シムカも古いんで色々有りますよね。
 
元来リアエンジンの車はシフトレバーまでのリンクがとても長いですよね。
するといろんな不具合がおきるんで、工夫してあるんですよ。
 
てか 当たり前なのかもしれないんですけど
シフトレバーからリンク、そしてトランスミッションなんですが、無垢のものでそのままつけるとエンジンの振動がシフトレバーにそのまま伝わってきちゃうんですよね。リンクが長いからその先にあるレバーには増幅された振動が伝わっちゃってとんでもないことになったりします。
だからどんな車でもゴムのブッシュを介して取り付けられています。
ひどいのとかだとフルブレーキングで2速シフトダウンし、ハンドル持ったら振動でニュートラルに入っちゃったりします。
 
ゴムの部品は当然経年変化がおきてぼろぼろになりますよね。
このシムカもご多分に漏れず、サンドイッチされてるゴムがメロメロになってる上にタイラップで縛ってありました。
どうりでシフトレバーがくにゃくにゃなはずです。
 
下側の奴がノーマルのジョイントリンクです。
タイラップってすごいですね。今のオーナーのやったことではないそうです。
それ以前の誰の仕事ですね。
上の奴は今回取り付けようと思っているものです。
この部品は以前ヨーロッパで使えそうだなとおもったので買ってきた奴です。
たしかフィアットの850かなんかで使ってたのと似てるんで買ってきました。
もちろんトランスミッションのリンク用の部品ですよ。
フィアットだったら使えるかな?っておもって。
 
でも見てのとおり長さが違います。
ああ、そうそう。
写真は加工後のものなんですが、元は真ん中は丸かったんですよ。
上の半月分は切り取っちゃいました。元は土星型をしてました。
取り付けスペースの問題であたっちゃうんですよね。
 
で、それを加工して使います。
 
上から見るとこんな感じです。
比べてみると、長さ、鉄板の厚さ、明らかに違います。
 
でも今ついている部品はちょっと見なかったことにはできないですよね。
このまま使ってると分離したらギアがまったく換えられなくなっちゃいます。やっぱり交換しないといけない。
他の部品で使えそうなのも見あたら無いんでこいつを流用します。
 
ノーマルの部品を観察するとカラーが入ってリンクされています。
両端がこの仕組みです。
 
 
リンクは押し引きの力とねじりの力が加わります。
このカラーのクリアランスが絶妙でないとねじり方向のガタはでかくてシフトレバーがぶらぶらになっちゃうし、第一どこにギアが入るかわかりません。へたすりゃどこにもギアが入らなくなります。
 
ジョイントリンクは微妙にカラーより薄くできていてジョイントリンク自体はフローティング状態でリンクの一部として働いている機構みたいです。
しかもカラーがガバガバでもだめなんです。意外と精度が求められることに気がつきました。
加工が難しくなってきました。やば〜。
 
流用するジョイントは見てのとおりの薄さなので厚みを増してやる必要があります。
片方は長さが短いので帯鉄を溶接して延長。逆側にはちょうどいいワッシャーを溶接して厚みを調整します。
最後に絶妙なクリアランス(自分で言ってりゃ世話無いか)をつけた穴あけをしてやって完成です。
 
こんな感じです。
一応使えそうでしょ。あとは錆を取って色塗っておしまい。
というわけでシムカは部品の入手が困難です。
探せばあるんですけど、これひとつ見つけて取り寄せてると送料が馬鹿になりません。
だから流用部品を駆使して直すんですよね。
簡単に書いてますが、たかだかこれひとつ作るのに結構時間かかるんですよ。
だから部品のある車はとっても楽です。
 
はーつかれた。  いっぱい書きました。
でもこれだけじゃ終わりません。
 
乞うご期待
 
 
 
 
 
 


  正月早々大変です。
     ブレーキブリーダーの交換なんてのをやってみました。
 2006年1月22日
                                                                       

新年明けましたねー。
私はゲレンデで新年を迎えるなんて聞こえのいいことをやってみましたが、裏を返せば全身筋肉痛、(贅肉痛とも言うか。)脱臼、まあ、それはそれは大変な年明けでした。
また、休暇中にお客サンの車が修善寺で止まってたりして、今年に入って1週間で1200Kmも走っちゃいました。
一年の計は元旦にあり。 今年も思いやられます。^^;・・・・・
 
さて、今年の仕事もスタートです。
やっぱり古い車は大変です。
 
今回は車検でシムカラリーをお預かりしました。
当たり前ですが車検ごとにブレーキオイルは交換します。
今回はその作業時に発生した困ったこととそのリカバリーです。
 
何がおきたかというと、キャリパーのブリーダーが折れちゃったんですね。
古い車なんでここが折れるのは まま あることなんですけど こいつは厄介なんですよね〜。
 
こんな感じです。厄介ですね〜。
こいつが折れたってことは完全にさび付いててそんじょそこらのことでは外れません。
 
考えられる方法は 逆タップを立てるとか だと思うんですが、折れるほどの力で回したものが回らないんだから、逆タップくらいで緩むわけは無いんですね。
 
まあ、結論から言ってドリルでもみ取るんですけど、もみとってほら交換完了。
なんてのじゃあわざわざ書くまでも無いんで一生懸命考えましょうか。
 
コラムへGO!→
 


  新年のご挨拶   2006年1月20日


みなさまあけましておめでとうございます。
 
とはいえ、もうすでに1月20日を過ぎてますね。^^;
 
実は年末からすごく予定が立て込みまして半死半生の状態で仕事をしておりました。(本当。本当だってば。)
そのためホームページの更新もままならずお叱りの言葉をうけておりました。^^;
 
年末は出入りの業者の 「年内いつまでですか?」 という問いに
「1月30日まで!」 と答えていました。うへへ。
 
年内に納車の間に合わなかったみなさま ごめんなさい。
 
今年はいつもにましてバリバリやりますよー。
当分体制作りに時間がかかりそうですが、部品や車輌の販売の方も充実させていくつもりです。
車輌の方は基本的にお客様とひざをあわせて綿密な打ち合わせのもと販売させていただいてきた関係上、ホームページに売り物情報はほとんど載せることなく何台も納車させていただきました。でも今後は一生懸命珍しい車なんかも含めてアップしていくつもりです。
お買い求めいただかなくても、写真を見て楽しめるような形でご紹介できればいいなと思っています。
 
実は珍しい車の隠し在庫いくつか持ってるんですが、このままの状態ではお客様に渡したくないようなものなんかが結構あるので、それらも一台一台仕上げてアップしていくつもりです。青い車もちゃんとありますよ。^^
どれも自分が乗るつもりできちんと仕上げるつもりですから値段は多少高くなるかもしれませんが、良い車に仕上げるつもりです。
仕上げの過程はその都度トピックスやコラムでもご紹介していけたらいいなーなんて思っています。
 
あ、もちろん長期お預かりのお車。最優先にやらせていただきます。^^;
 
今年はがんばりますよー。
 
本年もどうか宜しくお願いします。
 

 


  月末なんでつなぎのネタって訳じゃないんですけど。・・・。   2005年11月29日
  
ここんとこ赤い車に押されてます。
メカの子が久しぶりに青い車やろーっとおもってキャブはずしはじめたら結局青いジュリアだった^^;
なんていってました。
 
こっちは1300

ちょっと前の話ですが、ザガートが2台集まったことが有ったんでその写真を見せちゃいます。
 
ちょっと写真が悪いですね。
でも車はどちらもかっこいい。また、どちらもお尻がたまんないですね。
メーカーは違いますが、結局ザガートデザインなんでなーんとなく似てます。どちらもきれいなデザインですねー。
細いピラーと大きく取ったグラスエリア、テールにかけて倒れこんでいくクオーターウインドウ、テールの処理も秀逸なデザインのものがおおいですね。
 
こっちは1600です。
  
 もちろん部品だって共通なもの結構あります。
見た瞬間にわかるのはドアノブですね。
 

こっちがジュニアで

こっちがフルビア
 
かっこいいんですが欠点もあるノブなんですよ。
鍵をさしたままドアノブを引けないんです。だから鍵を開けたら抜いてそれからドアノブを引くことになります。
でも鍵がとても華奢なんです。指先で回すような感じ。コインロッカーの鍵くらいの大きさです。
だから同時にできたら簡単に曲げちゃいそうな鍵なんで、かえって好都合なのかもしれません。
 
 
でもテールは対照的なテールデザインの処理です。
ジュニアザガートはテールをスパッと切ったようなコーダトロンカテールってのかな?でもフルビアザガートはウエストラインの続きを引きずってきたボートのようなラインです。この辺はその年代の流行から来る違いを見て取ることができます。
 
この丸さがたまらないですねー。すごくかっこいい。
リアゲートは両者とも電動でこの高さまで上がります。
 
いつもいろんな車を見させてもらってますが、ホントに宝石のような車も中にはあってオーナーはうらやましいなーなんて思うこともしばしばです。
アバルトのエボバージョン的なデザインもとてもかっこいいんですが、ザガート、 デザイン大好きです。^^
 
でも最近のザガートはどうしちゃったのかな。 ステルビオ・・・・。
 
 



  今日は赤い車屋です。   2005年11月13日


イヤー最近は気候がよくて仕事がはかどります。・・・・。ほんとです。^^
一生懸命やってます。 ほんとですってば。
 
 
うちには新しいメカニックが入ったんでいま、環境作りと整備を並行してやってます。てんやわんやです。
だから最近ホームページさぼってますねー なんていわれてます。・・・。
彼はこれまでもフランス車系の某ディーラーで工場長までやってた子なんでバリバリ仕事をこなしてくれます。
がんばれー。
 
片付けやってるといろんな部品でてくるし。またホームページにも乗っけなくっちゃいけないし。
いまうちのホームページに掲載してるのって在庫の5分の一くらいしか掲載できてないんですよねー。
あれ整理するの大変なんですよ。
しかもホームページに掲載してくれてるのはうちのフランスの駐在員に作業してもらってます。(本当)
だからメールでフランスに送ってそれが掲載されています。
 
 
もちろんこれまで来てたメカも相変わらず一生懸命やってくれています。
こいつはこいつで古い車から新しい車まで何でもこなします。細かいところまでよく気がつく奴なんでホントに頼りになります。
 
みんな一生懸命やってくれていてホントに感謝です。
ほんとだってば。^^
今日はたまたま赤い車が2台もならんだんで写真を撮ってみました。
どっちも早い車です。すごくはやいです。しかもどちらもとても乗りやすい。
 
でもこないだ買って頂いたGT−Rはもっと乗りやすいですけどね。・・・。
さすがあいつは世界最速の乗用車ですよね。
古い車も一生懸命やってます。
そいつらも乗るのが苦痛にならない乗りやすくって調子の良い車にしていきたいなーとおもって仕事してます。
どの車もお客さんにとっては一番の車ですもんね。
大切にしている車、長く乗れるようにお手伝いさせていただきます。
 
がんばんなきゃ。


 
  ブレーキパッド交換のポイント。〜106の足回りちょっとした伊藤家ネタ。^^  
                                                             2005年10月30日
  
 
いやー すっかり朝晩は冷え込んで云々・・・。
 
おかげさまでとっても忙しい毎日です。
このところHPでは見えませんけど 車を購入していただくことがとても続きまして、納車の整備にてんてこ舞いでした。しかも皆さん現車を見ずに車を注文していただいて。これだけ信頼していただくと車探しも気合が入るってもんです。
 
久しぶりにGT-R(R34)なんてのもありまして。やっぱり早いですねー。しかもあれだけの車体を何事も無かったかのように簡単に曲げられる足回り、ハイキャスってすごいです。
これは掛け値なしで世界で一番早い乗用車だろうなあ。
アテーサとか、ABS、何でもかんでもついてます。
あとは自分次第ですね。右足のリミッター忘れないようにしないと^^
新奥多摩バイパスで180キロとか出してるとつかまりますよ。・・・・。
 
こないだ106のブレーキパッドを交換しました。
簡単な作業ですけど、意外とみんな知らない注意点をお知らせします。
 
あと、意外とみんな知らなくって、でも考えりゃわかるのにやってない、昔は内緒でやってたおはなしを教えちゃいます。^^
こっちはコラムでね。
 
見てのとおりの106の足回りです。
何の変哲も無いように見えるマクファーソンストラットって奴ですね。
でも他とは違うとこが結構あるんですよ。
 
まずステアリングのタイロッドの付け根が上のほうにありますね。 なんでだろう〜  内緒。・・・。
 
それからストラットとハブナックルが一体式です。実際はばらせるんですけどナックルにショックが刺さっていてここから抜くのは意外と大変ですね。でもね、ちょっと細工をしてやるだけで全長調整式の車高調整もできなくは無いんですよねー。
セッティングの幅を広げやすい足ですね。
ただ車高調組んで満足してるでしょ。^^ たまには車高調のネジ回してやらないと動かなくなりますよー。
 
このストラットASSYをはずすのは意外と面倒です。
かなり力を入れてやるか、サブフレーム下げて交換したりとか いろんな工夫を必要としますね。
足の話は後でね。・・。
まずはブレーキの日曜交換講座。
 
ブレーキキャリパーですね。
ブレーキパッドの交換は簡単ですね。
写真右に見えるボルトをウラから緩めてはずします。
このボルト、はずすとこんな感じです。
 
普通はこのボルトをキャリパーからはずさずにパッドだけを交換してると思うんですよ。
でもね、このボルトはスライドピンをかねています。
キャリパーがある程度自由に動けるようにするガイドの役を兼ねているんですね。
でもこのガイドが穴の中でスムーズに動くことを確認して組んでいますか?
ここがスムーズに動かないとブレーキに引きずりがでたり、片方のパッドだけが減るという偏磨耗を起こしやすくなります。
 
こんな感じでブレーキ用のグリスを少し塗って組んでやります。
これが刺さるゴムのほうも清掃してグリスを薄く塗ります。
こうやってブレーキを組んでやると感じがだいぶ違うんです。
でもこれって結構普通〜。つまんないし。と思った方はこちら。

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  クランクプーリーって消耗品です。   2005年10月7日

 
最近写真少ないなー。
 
クランクプーリーって消耗品だってしってました?
これ、ホントにかなり消耗するんですけど、意外と気がつかないんですよ。
 
最近の車のクランクプーリーは2重構造になっていて外側と内側で別の部品で構成されているんですが、それらの部品は間にゴムを挟んで(くっつけて)あるんですよ。
 
これは406のプーリーです。
中はアルミ 外は多分焼結合金 だと思います。 
その間に挟まってるのがゴムですね。
で、このゴムをダンパーにして、補機類の寿命をのばしたり、ベルトの滑りやら、まあ、とにかくエンジンの急激な回転加速度を吸収してるわけなんです。
 
でもね、このゴム、かなり厳しい状態で働いていて、とにかくいつでもストレスを受け続けているんです。
エアコンがOnになったときや、アクセルを踏んだとき、エンジンブレーキのとき、要は回転の変化があるたびに慣性との戦いをしてるんですよ。
 
で、クランクプーリーがだめになるとどうなるか。
 
中と外がゴムの部分でスリップして別々に回り始めちゃうんですよ。
 
症状としては
エンジン始動時の異音
チャージランプ点灯
エアコン効きが悪い
パワステのアシストに違和感有
 
なんて感じなんですけどこれがねー滑り始めは意外と気がつかないんですよ。
で、実際滑っていてもその部品を見たって解らないこともあるくらいで曲者なんですね。
でも、滑っているまま乗ると大変なことに発展するんですね〜
 
最悪な場合はこんな風になっちゃいます。
 
306のプーリーです。
ゴムはどこかにすっ飛んでいって 完全に分離しています。
でもお客さんそのまま走ってこれるからすごいですね〜。
こうなっても意外と走れちゃうんですよ。
実はゴムの挟まっていた部分にV字の溝があってなんとか脱落しないように工夫してあるんですね。
 
写真はこれですが、わかるかな?
 
内側のプーリーに 凹みV  外側に凸V  になってるんです。
だから、ものすごい異音してたんですが走ってこれました。
でもいつ脱落してもおかしくない状態です。
こうなると ファンベルトは切れるし、タイミングベルトカバーはむちゃくちゃだし、最悪タイミングベルトは傷だらけになって、挙句の果てにベルトが切れたら・・・。
 
車おしまいですね。
 
早めに交換しましょう。
ちなみに車検整備なんかでも、こんなところは点検しません。
ベルト交換したって点検しません。
普段その車に乗っている人の自己申告がないと解らない部分がほとんどです。
上記のような症状で違和感感じたら  要チェックです。
 
 
しかしこのプーリーの空回り本当に見極めが難しいんです。
特に初期はまったくといっていいほど解りません。部品の単体観察でも解らないくらいですから。
ちなみに406のほうはディーラーにベルト交換で修理入れたのに異音がきえず、原因不明とのことでうちに流れてきた奴です。プロが見てもわかんないんですから。
 
じゃあ、どうするかって?
さーて、久しぶりにコラムに行って見ましょう。
 
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  二輪車とハイウェイカード  2005年10月3日


9月15日でハイウェイカードの販売が中止になりました。
来年の春までで使用もできなくなるそうです。
 
このところよく2輪車をつかって高速を使う機会が増えたんですが、2輪車にはいまだにETCが使えません。
計画も現在遅れているそうです。代替案のないまま、ハイウェイカードを廃止するというのはどういうことかと思って道路公団に電話しちゃいましたよ。
 
質問の内容は大体以下のとおり。
 
1、2輪車のETCはいつ実現できるのか
2、ハイウェイカードが使えなくなって、2輪と4輪で割引の不公平がうまれたが、その部分はどう解消するのか。
 
 
です。
 
その結果、
 
1、現在テストで行われている2輪用ののETCですが、これはプロライダーに限ってモニターとして使用、試験をしていますが、このモニター制度を平成17年10月ごろ、つまり今月ですが、一般の人向けにもモニターというくくりの仲で提供(有償化無償化わからず)していく方針で話が進んでいるとのこと。
 
とはいえ2輪可能なETCも結構限られているようですし、機械が高ければちょっと無理な話ですよね。
どうなることやらとは思います。
 
 
2、ハイカの廃止による2輪の実質的割引なしという不公平に関しては、とにかくETCの計画を急いでいる。
 
というお返事でした。
 
しかし、知らなかったんですが(私の認識不足?)ETCカードは多分4輪に乗っている方のかなりの方がお持ちですよね。
あれに前払い制度ってのがあるじゃないですか。
その前払いをETCカードに登録して? 要はETCで前払いすると (50000円とか先にチャージして58000円分使えるというあの制度です。)そのカードで料金所で支払いをすれば実質はハイウェイカードと同じ割引率で支払いができるそうです。
しかもETCカードは車は何でもいいことになっているので、2輪だろうが4輪だろうがレンタカーだろうがトラックだろうが関係なく料金所で使えるそうです。
 
だからETCの前払い制度を利用すればハイウェイカードはいらないということになるんですね。
しってました?
 
しかもハイカは現金払いですが前払い制度はクレジットカード払いですよね。
てことは支払いは後になるんですよね。どっちかといえばハイカよりお得ですよね。
ハイカは無くすとパーですが、ETCカードは無くしても何とかなるし、他人に使われる前にとめることもできますよね。
 
だからETCの前払い制度を使えばいいんですって。
しかもマイレージ割引を適用されれば、マイルも溜まるそうです。
あらま、実はこっちのほうがお得だったりして。
 
早く言ってよって感じです。
てか、逆に考えれば当然ですよね。
 
ここまでは知ってた人はしってたと思うんですよ。あったりめーだろ って。
 
で、この前払い制度ですが17年12月に廃止になるそうです。前払いしたものはその後ももちろん継続できるそうなので、あと2ヶ月強の間に前払いをしないと8000円の割引は適用されなくなるようです。
浮いたお金のある方、いまのうちですよー。
 
ちなみにその後はマイレージ割引にすべてが取って代わるそうです。
前払い廃止後も8000円保存のままマイレージも適用だそうですので、まあ、前払いできるうちにしといたほうがおとくですよー。
 
しかし、日にちははっきり確認していませんが、年末年始の帰省前にこの前払い制度なくなるようになってたはず。
大人ってずるいよなー。
 
しってました?
 
 
しかしこれを書くのにいろんな割引調べたんですけど、どれもわかりにくい上にみんなばらばらで何がなんだかいまだに理解していません。
民営化された昨今ですが、一体どうなることやら。・・・。
高速道路無料化は明らかに夢見たいですしね。





 
  まだまだつづく 冷却系の話4 エア抜きの話  2005年8月


何考えてるんだろフランス車。
ってよく思います。でも負けないぞー理解してやる とかって考えて修理してます。
 
フランス車ってLLCの交換すごく難しいんですよ。
 
冷却系だけを考えてみると、平気でラジエターサブタンクがラジエターより下にあったりします。
要はサブタンクから水入れたって冷却系は水で満タンにならないってことです。
そりゃそうですよね エッシャーの魔法絵 じゃないんだから。
 
いろんな工夫がしてあります。
日本車と違ってあふれたものを受け止めるのではなく冷却水の経路に組み込むことでエアをタンクに集めるような仕組みになっています。
かんがえてました?バンサンクなんかは一時日本車のチューニングパーツで流行ったエア抜きのトラップが標準でついています。すげー。 でもよく考えるとエア抜けが悪いの知ってるからはなからそんなもんつけてた ともいいます。^^
 
でも、これだけに頼っていても結局エアは抜けないんですよね。
だからタンクを持ち上げて入れてやったり、ペットボトルを突き立てて水位を上げてやったりとあれこれ苦労が耐えません。
V6ターボなんか配管の悪夢ですからエア抜き終わるまで半日かかります。
 
それ以外にエア抜きスクリューがついていますのでそこを開いて溜まったエアーを抜いてやらないといけないんです。
これがたくさんついてたりしてGT-Tは4個かな?エクザンティアは4個くらいあったっけ? まあ、とにかくいろんなところに隠れています。
A110は2個か3個 しってました?
 
一生懸命探してエア抜きしてくださいね。
 
じゃないとラジエタホースがはじけますよ。
ラジエターホースに空気が残っているとそこはいつまでも空気が溜まったままなので、劣化して握るとザクザクした手ごたえになります。
そしたら破裂への路まっしぐらです。
 
交差点で破裂させると ヒーロー になれますよ。
みんなこっち見るから。^^
 
え、 こないだ解体のサンク引取りのときにやったんで・・・・^^;。 はずかしかったー。


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  冷却シリーズその3 キャビテーションとウォーターポンプの話  2005年8月

 
まだまだ続く冷却系の話。
水関係だけでこんなに書いてて機構面になかなかいけませんね。
冷却の話だけで一晩 話できそうだもんなー。
 
とりあえずキャビテーションとウォーターポンプの話です。
 
キャビテーションてのはなんだか知ってます?
 
映画で見たことないですか?
潜水艦が深海でスクリュー回ってるでしょ。そしたらそのスクリューの周りに泡が発生している奴。あれです。
液体の中を高速で物体を動かすと真空に近い状態が発生してそこに気泡が発生するんですよ。似たような現象は飛行機雲とか、最近では指の関節を鳴らすと音が出るでしょ。あれってキャビテーションがおきてるんじゃないかって仮説らしいですね。
 
これが車ではウオーターポンプでおきてるんですよ。
ウオーターポンプが高速で回転するんでキャビテーションが発生しやすいんですよね。
 
しかもこのキャビテーションの泡、熱を伝えません。
だから冷却系に空気が発生したような状態になり、金属の壁から熱を奪わなくなるんですよ。水が熱を奪えなくなるんです。てことは冷却がされない部分ができるってことですよね。しかもそこにだけどんどん熱が蓄積されるんで  うあ〜 です。(せつめいめんどくさくなった。)
 
そのうえキャビテーションが水路を腐食させるんです。
キャビテーションにより発生した泡がはじけるとき、小さいんですが速度の速い衝撃波が発生してるんです。マッハです。比較的同じ条件で同じ場所に発生する確率が高いですからウオーターポンプのあたりでは同じところが攻撃を受けやすいんですね。
 
だから高回転を多用するエンジンほど水路の腐食が多い傾向にあるんですよね。
 
それらを防ぐには消泡効果の高いLLCを使えばいいんです。
だからレース用のLLCは消泡効果を詠ってるんですね。
 
でもね無闇にそういうの入れてもだめですよ。
レース用ですから他の性能削ってあったりするのもあるんで。
(気を使った表現は複雑になりやすいですね。^^;)
 
指鳴らすと関節がだんだん太くなりますよね。
関節の軟骨が急激に伸びることで真空に近い状態ができ、気泡が発生。それがはじける時の音が骨に共鳴して独特の ポキッ って音になるらしいです。
そうすると音だけじゃなく音速の衝撃波が骨を攻撃。骨が目に見えないほど欠けて、その破片を骨が取り込んで自己再生するから骨が太くなる。
というメカニズムらしいです。
確かに骨折した跡ってレントゲンで見ると太いですよね。
 
音がするたび小規模の骨折が・・・・・。
どうです。指ならすの怖くなったでしょ。
 
 
あれ? はなしかわっちゃったじゃん?
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  冷却シリーズその2 A110のフロントラジエターを作ってみました。  2005年8月

A110のフロントラジエターを作ってみました。
 
ノーマルのものは漏れがあったもんで。
写真はこれです。
今回製作したラジエターはこれです。
材質は銅製です。
ノーマルはアルミだったんですけど、
あえて銅で作ってみました。
これがノーマルです。
 
センサー脇のコアから漏れていました。
長い間漏れていたんですね。
センサーもこんな感じですから今まで使ってきたのが怖いです。
はずすの大変そうだな〜。
センサーの下に位置しているのがドレンです。
でも下回りからはこのネジに触れないようにふさがっています。
意味ないし。
本国ではアルミ製、銅製ともに簡単に入手できるんですけど、送料のことや、送ってる最中にフィンに傷でもつくと悔しいし、第一ぴったり合うのが送られてくるかどうかわからないじゃないですか。金属製のボディーなら多少へこましたり穴あけ直したりで取り付けできそうですけどFRPボディーはごまかしが効かないですしね。
 
で、せっかく作ったんでエア抜きや水抜きのドレンもちゃんと機能するようにしたりとこっちの希望も取り入れられるしやっぱり製作だな。ってかんじです。
 
写真がうまく取れてないんですけど、出来上がりはとてもよいものができました。
オリジナルの容量と同等以上でノーマルと同様の3層式。フィンは微妙に荒めにして渋滞時でもファンが風を吸い易いようにしてあります。
 
さすがに職人が手作りしてくれたんで、今までついていたものと寸分たがわず出来上がってるから装着も、
まったく問題なしに取り付けられました
電動ファンのスイッチもノーマルのものが鍾乳洞から拾って来たような状態だったんで、きれいに掃除して取り付けます。
やっぱり部品は磨いてから取り付けなきゃだめですよね。
こんな数字を発見しました。
75/84
84度でOnになって75度でOffになる という意味です。
鍋で煮てテストしたらおおむねOKでした。
あとは取り付けしておしまい。
 
簡単な作業でしょ。そう見えるんですけど意外と大変ですよ。
あと、銅だと効率や重さの問題気になるんでしょ。
 
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  夏ですねー冷却系の話 あれこれ書いちゃいます。 2005年8月

いやーなつですね〜 毎日暑くてくらくらしてます。
仕事が進まないのってなんの。・・・・。 (言い訳してます。^^;)
 
夏といえば古い車につき物のオーバーヒートがあります。
 
オーバーヒートの原因って何だと思います?
これがねー たくさんあるんですよ。もう数え切れないくらい。
いくつか上げてみますね。
 
冷却系等の錆びによる冷却容量の低下
外気温の上昇による冷却効率の低下
外気温の上昇による酸素濃度と空燃費の変化
もともとエンジンルームの風とおしが悪い
エアコン使用による発生熱量の増加
行楽増加による平均走行速度の低下
ラジエターキャップがだめ
冷却系の圧力が保てない
点火時期が早すぎるなんてのもあります
ま〜ホントにたくさんあります。
 
これらのなかで実はLLCが原因になって起こっていることが結構見落とされています。。あなたの車LLC交換ちゃんとしてますか?茶色くなってませんか?
なぜだか知りませんがフランス車ってラジエターにドレンがついていない車が多いんですよね。だから、結構LLC交換されずに来ちゃってる車が多いんです。
LLCは必ず2年に1回交換しましょう。
 
うちでは車検のときに必ずLLCは交換させていただいています。
それが、オーバーヒートの防止につながるんですよね。また、水漏れの発見にもつながります。
 
コラムではLLCに関して考察してみました。  コラムへGO!→


  古いルノーのオイルエレメントについて  2005年7月15日

ルノーの車にはオイルエレメントのセンターのネジ系が19Φと20Φ の2種類があります。
現代では直径20mmのピッチ1.5に統一されていますが、A110やR8、縦サンクのころは19mmのものが使われていました。

世界的に見ると、どちらも特殊なサイズです。
実は自動車の世界では、空気と液体が流れる部分にはインチサイズがいまだに使われています。
そのため日本車ではいまだにこの部分は3/4インチのネジが主流で使われています。
 
3/4インチ=19.05mmです。
ピッチはUNFですから通常の細目ってやつですね。ミリ換算で1.5875くらいでしょうか。
 
A110やR8にはこれをつけようと思うと取り付けできてしまいます。
スターレットなどのやつが どんぴしゃ で取り付けできたような気になってしまいます。
でもこれが結構危険です。
 
ネジはサイズぴったりにできていません。少し大きめ、少し小さめ に造ることでクリアランスをつくりネジが回ることになります。
しかも公差がありますから実際には結構大きくて、その差は0.5mmということはないんです。
その上19mmを使っている車は古いですからネジの状態もよくありません。
ですので締め付け時にネジをなめ切ったり、走行中に緩んだり外れたりする場合があります。
 
ためしに両方を実際にあてがってみるとスターレットのやつはガタが大きめです。
私は握力があるほうですので本気でやればねじ切ることができそうなガタです。
通常走行時はたぶん問題ないと思いますが、高回転を多用する場合や冷間時などの油圧が高い時にトラブルが起きてもおかしくありません。
 
オイルエレメントは油圧がかかるとパンパンに膨らんでいます。
昔レースのときなどで硬いオイルを使っていて冷間のまま油圧をかけると破裂したりしたこともあったようです。
 
昔はホースバンドをまいて破裂を防いで、ついでに緩みを防止するためにそこから針金でブロックに引っ張っていました。
 
というわけで19mmの車には19mmのオイルエレメントを使うことをお勧めします。
19mmのオイルエレメントはちょっと時間をかければルノーから純正部品を取り寄せることが可能だと思います。
また当社では常に在庫しておりますのでいつでもお問合せください。
 
うーんでもできることならそこら辺で簡単に手に入れたいですよね。
方法がないわけではありません。
 
地方などでは19mmのオイルエレメントが手に入りにくいという話を聞いたことがあります。
そんなの今となってはありえないんですが、確かにオートバックスでは売ってないですね。^^
 
どうしてもオートバックスなどで手軽に入手したいというあなた。
やっぱり3/4インチのものだったら簡単に手に入るからそっちで・・・。
なんて思ったでしょ。
 
最近ではオートバックスでも現代のフランス車用は売ってますよね。
シトロエン、プジョー、ルノー どれも20Φ=20mmで共通です。
これが使えれば3/4インチを無理に使う必要はないんですよね。
 
じつはルノーは19mmを20mmに変換するアダプターを純正で用意しています。
ブロックから生えてるねじ山をブロック側19mm、エレメント側20mmになってるネジなんです。
これを使えば20mmのタイプが取り付け可能です。
 
でもなんでこんな部品をわざわざ用意したんでしょうか?
 
そこまでしなければいけないくらいみんなが3/4インチ使ったり、20mm使ったりしたんじゃないでしょうか。
きっとトラブル出たんじゃないかな?って想像できますよね。
 
勝手に推理するとこんな感じです。
 
1、主流が20mmに変わった。
2、3/4インチは多くの車に使っている。
3、純正と社外品は結構な価格差がある。
4、量販店等では社外品のほうが入手しやすい。20mmと3/4はいろんな車に使っているから大概在庫している。
5、3/4も20mmも素人的にはなんとなく取り付けできてしまう。
6、20mmを思いっきり締めると簡単にネジをなめてしまう。
7、走るとトラブルがおきる。
8、実際いろんなトラブルが起きた。
9、じゃあ、いっそのこと20mmつけられるようにすればトラブルなくなるし、在庫も減らせる。19mmのエレメント作らなくてもよくなるかも。
 
どうおもいます?^^
こんな簡単なもんですが、引っ張り強度と剛性を考えると作るより買ったほうが早いですね。
ちなみに在庫しています。ディーラーは国内在庫なしです。・・・・。
 


   プジョー106のエンジンマウント、定期交換部品です  2005年7月1日

ちゃんと現代の車もやってます。^^
昔は国産のチューンやってたんで、ホントはインジェクションの車のほうが得意だったりします。



プジョー106のエンジンマウントは本当に定期交換部品です。
 
助手席側 コンピューターのしたあたりについています。
この  へ〜 ボタンみたいな奴です。  へ〜 へ〜 へ〜
大体8万キロくらい走るとボルトが折れるんですよ。
走り方にもよるんですけどね。
こんな風に折れます。
右が折れたほう、左が新品。
このボルトが折れていてもエンジンが落ちるわけでもありません。
振動がでかくなるのと、エンジンの前後の動きが大きくなります。
中古で買ってはじめからおれてたらこんなもんかな?って思うかもしれません。
 
点検の方法は、コンピューターとその台座をはずし、へ〜ボタンの脇のボルトを2本はずします。
それでマウントがとれちゃったら折れてます。^^;
本来はエンジンのブラケットに固定されているんで取れないはずナンですけどね。
 
裏側を見るとネジが折れて残っています。
 
年式的にもどれも折れておかしくないころなので、点検しましょう。
タイミングベルトの交換のときに予防でやってもらえば工賃かからないでいけると思います。
点検してみてください。

 
薀蓄好きなあなたはこちら→コラムへGO!→


  うちも高齢化が深刻です。??   2005年6月28日

うちも高齢化が深刻です。
特にスペシャルショップを詠っていないんですが、今朝気がついたら一色ですね。
一番若いもので36年前の車ですね。
は〜 一生懸命直してお待たせしているお客様の元にお返ししなくては。・・・・・。

これだけそろうと圧巻ですね
 
しかし散らかった工場だな。片付けなくっちゃ。
どこかに片付け上手な美人いないかな?
R8 2段重ねに 隣もR8 
A110も見えるだけで2台
屋根付置き場に2台
一体この手の車日本に何台あるんでしょうか?・・・

うちの工場はモロに南向きです。  あつい〜 
梅雨はどこに行ってしまったんでしょうか。?
毎日暑いですが、皆さんがんばりましょう。
 


  A110 ブレーキって効かない? 2005年6月12日

A110のノーマルブレーキは効かない という話を聞きますが本当に効かないのでしょうか。?
私はそうは思わないんですけどね〜。


確かに効かない車 結構あるんですよ。
何で効かないか。
いろんな理由を見てきました。
理由のいくつかは次のような感じです。

1、エアがかんでる。(インチキなO/Hはエアが抜けない構造です。)
2、ブレーキマスターのサイズが違う(種類があります。)
3、キャリパーの動きが悪い
4、配管が古くなって詰まりがある。
5、ペダル周りの調子が悪い
6、ローターがさびてる
7、パッドが古い


などです。

Pバルブです。これがつ詰まってたり漏れてたりします。
 前後のブレーキ配分をする重要なバルブです。
大体の奴が開けられた事ないし、まともに動きません。

こんな風になってたら
したくても整備できないですよね。・・・。



どれもがちゃんと整備してない、耐用年数超えてる、普段走乗らない 整備ミス などの理由による部分がほとんどです。
こういう部品を うちでは 里芋 と呼んでいます。 畑から拾ってきたみたいだから・・・。
私が昔 富士スピードウェイを走ったときは、ブレーキが効き過ぎて1コーナーでもう一度アクセルを踏みなおした記憶があります。^^; 
車体も軽いし ローターはでかいし、 本当は十分効くと思うんです。峠くらいならなんともないんですけどね〜。
 
確かに整備するには変な仕組みで、厄介なんですが、バネ下重量とか考えてる人にはこの写真説得力あるかも。^^
キャリパーとピストンで 767グラムしかありません。
しかもローターは とても大きいんですが とても薄くて軽いんです。 
BIGキャリパーとかは 太いタイヤ使わないと必要なさそうですね。・・・。
ちゃんとブレーキを整備しましょう。
 
どんな整備するか?
知らないほうがいいかも。だって大変ですよー。   コラムへGO!→
 
 

  ジュニアザガート 身の毛もよだつハンドル効かない。!? 2005年5月24日

危ないです!
アルファロメオのステアリングギアボックスが割れました。

ジュリア系に使われているアルミ鋳物製のギアボックスは普通に割れるそうです。
ギアボックスにクラックが入っていないか、また、オイル漏れはないか、オイルは入っているか。
ちゃんと点検しましょう。
もし走行中写真のように割れてしまったら車はもちろん命にも関わります。
こうなるとハンドルは一切効きません。こわいですねー。

何で割れるか知りたいですよね〜〜^^
何で割れるか考えてみました。GO!→



  新しいアシ イタリアの原チャリ  2005年5月16日
いままで近所の足で使ってた原チャリ ジョグッパチ から、イタリアの原チャリにしました。
日本では発売当時とても高くて買う気にもなりませんでした。ぱっと見レトロですがべスパに比べると非常に進化していて、
セルモーターまでついた現代的な原チャリです。デザインとエンジンはとてもいいですね。
じゃ何が悪いかって?
う〜ん イタ車ですから色々ありそうですね。・・・。
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  サンク 足周り音しませんか?  2005年5月11日

いやー今頃こんな話もなんですけどね。
サンクと205 いまだにお客さんいるんですよ。

で、普通に道を走ってるときのでこぼこや段差を乗り越えたり、アクセルON OFF の時にカタカタと音がするのって当たり前になっていますよね。

でもこれはすごく簡単なことで治るの知ってました?
ショックの交換しなくてもいいんですよ〜。

フロントのアッパーマウントの交換です。
アッパーマウントはゴムでできたドーナツみたいなのが入っているんです。
これがぺちゃんこになると足から音が出るんですよ。

 
これを交換して、写真右側のはベアリングですからこれも同時に交換するとハンドルも軽くなるし、
何より乗り心地がよくなります。
さて、何でだと思います?

実はフランスの道が石畳だったり、でこぼこがとても多いのは知ってると思います。
車のサスペンションにはいろんなタイプの入力があります。

大きく分けて、
1、 加速度の早い遅い
2、 振幅(ストロークの長い短い)
です。

考えてみてください。

段差をスピード出して乗り越える時。
加速度は早くて振幅も長い。
こういうときは、当然スプリングが仕事をするんですね。
スプリングが縮んで衝撃を吸収するんです。

でも、1センチくらいの小さなでこぼこを乗り越える時。
加速度は早いけど振幅は短い。
これはスプリングを縮めるほどの力がないんです。
どうやってこの力を吸収するか。
これがストラットのアッパーマウントなんです。

スプリングが縮まないもどの力はもちろん、それ以上も力もすべては一度このアッパーマウントラバーが入力を受け持つんです。

小さな入力に対してはゴムのほうが有利な気がするでしょ。

でもさすがにゴムはヘタリます。
だから交換してやるとビックリするほど乗り心地、音、よくなるんですねー。

実はこれが欧州車の乗り心地の秘密だったりします。
ねこあしとかよく言ってますよね。でもあれって実はこのラバーの性能がいいからなんです。

日本車はこのラバーがアッパーマウントと一体になってるんです。
突き抜けないように硬いゴムで。と、あの日本車の乗り心地になるんですよね。

日本車でこのラバーにこだわっていたのはプリメーラのP10です。
すべての入力はラバーが受けてから、という設計になっていました。
は〜 なるほど足の評判よかったはずですよね。

最近のフランス車はこの辺が逆に日本車よりの設計になってきました。
おそるべしコストダウン。

フランス車の足回りを色濃く残しているのは、シュペールサンク、205、309、ルーテシアTなんかです。
その後は残念ながらマウントの方針が少し変わります。その後の車は乗り心地がドイツ車っぽくなったような気がしません? なっとく?

フランス車本来の乗り味が楽しめる車種にお乗りの方。ゴム替えたくなったでしょ。^^

だまされて、ショック交換だねー なんて鵜呑みにして、アッパーマウント変えてないなんて、実は当時はざらだったんですよ。
それじゃあ直らないっての。^^
 

  こんどはお前かよ! 2005年4月

今日は朝からぽかぽかとしたよいお天気でした。
駐車場へ車の入れ替えをしようと車で走っていたら、道路をかめが渡っていました。

近くの川に放してやろうかと思ったのですが、竜宮城へ招待されても仕事が出来なくて困ってしまうので、つれて帰ってきました。

これ、結構獰猛な亀らしいですね。
生物兵器としてどっかに送り込んでやろうか・・・・。



  キャトルのベルトはなぜ滑る? 2005年4月
プーリー作ってみました。
プーリーが滑るのは原因があるからです。
交換じゃすまない原因がありました。

何でだと思います?
    GO!→


  パナールって顔取れるんですね。  2005年4月

パナールの修理しました。
エンジンは空冷の水平対抗2気筒でヨタハチ見たいなもんです。
 
ここのネジ締められないから顔はずすんですけどね。
簡単かなーとおもったんですけど大きな落とし穴があって、
結局よその仕事のつじつまあわせまでやることになっちゃいました。
 
部品もたりなくって今年のフランスはこいつの部品探しに行った様なもんです。
意外と部品手に入りましたよ。・・・。
 
誰が作ったんだろう。
こういう仕事は無しだよなー。
←オイルラインのバンジョーボルト
ねじ切ったらしく、
ロウ付けで修理してありました。
←エキマニのフランジ
シリンダー側と同じ径で
作ってありました。
排気が漏れるの
当たり前です。
うわ〜 見なきゃよかった。
中にたくさん固形物がたまっています。
といっても、直さないとちゃんと走らないし、キャブオーバーホールです。
ゼニスのキャブ オーバーホールキット探さなくっちゃ。
 
それともフランスのガソリンって固形なのかな・・・・。

  Hトラックって・・・。  2005年3月

Hトラックも修理しています。
町で見かけるクレープ屋さんです。
最初見たときはどうやって車検取ったのか解らないくらい走行不能でした。・・・・。




どんなかというと・・・・・
  GO!→

  クイズ  2005年3月

先日この車の予備検をとりました。
さて、この車なんだかわかりますか?


  レトロモビル2005  2005年2月

2005年レトロモビルに行ってきました。
 → 2005年レトロモビルへ


  F B M  2004年12月

FBMでの一コマです。うちのお客さんの車です。
なんかラリーのナイトステージの開始 ってかんじですね。





  お客さん  2004年10月

いろんな人が来ますが、こんなのは初めてです。

夜中の2時過ぎでした。





約15センチくらいから写真を撮りましたが、寝ていてまったく起きませんでした。
このあと電気を消して帰ったのですが、次の朝にはいなくなっていました。^^


とても小さなこうもりで、ちょうどタバコの箱くらいでしょうか。
手のひらに乗るくらいの小さなこうもりでした。



 
  サンクのホイールに関して 

意外とにお問い合わせが多かったので特別にご紹介します。
初代縦置きサンクはPCD130の3穴と言う特殊なホイールしか履けないため、 当社ではPCD変換スペーサーを1台分のみ製作し、
4穴へ変換し上の車両に取り付けてあります。
製作には非常に手間がかかる上、通常の手法では製作できませんでした。当社では3穴用のホイールバランサーも完備しております。
横置きのシュペールサンクはPCD100の4穴と言うきわめて普通のサイズのため多くの車種のものが選べ ますが、
ハブの中心(センターボア)径が60.1ミリあるので、国産車用のホイールを無理やり取りつけると奥まで入らなかったり、
まっすぐ取りつけられない、ボルトが緩むなどの不具合が出ることがあります。 注意して使用してください。
もちろん当社ではこれらの加工、製作等も承ります。ご相談ください。




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