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 港へ  2012年5月22日


さ〜て

今日は早起きして駅へ。
アントワープへ行く。
今日は陸送屋さんと駅で待ち合わせをし、そこからフォワーダーに車を預けにいく。
アントワープへはもう一回いったことが有るんでとりあえず余裕〜。 なはず。・・・・
特急に乗って一本。

途中にこういう名前の駅が。
MECHELEN

ミシュラン? いやスペル違うよなあ。
ミッテランでも無いし。
あ、ひょっとしてオランダ語?
メーヘレン かな。 そういう贋作作家がいるよね。

フランス語とオランダ語を両方とも同じ国の中の人が使う。
どんな感じなのかやっぱり理解できない。
電車の中に置き去りになってた新聞。
フランス語。

別の席には同じ新聞が。
metro の文字が青いでしょ。
こっちがオランダ語版。
こんな感じよ。
やっぱり不思議。

アントワープ駅到着。
さあ、上手に陸送屋さんと合流できるかな?
駅から出る。
駅から出てすぐ右手は動物園の入り口。
社会科見学なのか子供たちの団体

到着したことをメールする。
しばらくしてドライバーから電話。
ちょっと混んでておくれるよ。 って。
悪いねえ、駅前まで入ってきてもらっちゃって。

タバコ2〜3本すって待ってたら お、あれか?
わるいね〜 牽引トレーラーなのにこんなとこ入って来て貰っちゃって。
いや〜申し訳ない。

軽く挨拶して港の方へ。
いろんな話しながら港に向かう。
幸いドライバーさんもタバコを吸う人でタバコ吸う? とかきいてきた。
面白いタバコ持ってて、マルボロなんだけど24本いり。
写真取らなかったけど箱が横にちょっと幅広なの。
ベルギーではこのサイズ見かけた。 でも日本によくある100mm長 は売ってなかったなあ。

実はベルギーはタバコの税金が安い国。
なので一箱24本入りで4.5ユーロくらい。 日本とほぼ一緒(1ユーロ=100円換算)
20本入りも売ってる。
ちなみに日本では年間約2兆円ものタバコ関係税収があるそうで。・・・・・。
そりゃ無くせ無いはずだわ。
ちなみに今話題の消費税(5%)が年間10兆円。タバコ税は2兆円超。
消費税上げるよりタバコ税倍にしたほうが手っ取り早いじゃん。
消費税は昔3%のときに最大歳入を記録したけどそれから5%に上げてもそれを一度も上回ったこと無い。
だから今回10%あげても歳入は増えないだろうねえ。
しかもこの数年の税収は消費税0%のころと変わらないってんだから経営がへたくそとしか言いよう無いね。

周りの景色が変わって倉庫街になってきた。
今日は天気がいいから気分もいいやね。
さすがプロ。
一回だけ電話して道を聞いたけどすんなり到着。
駅から40分くらいだったかな。
そしたら受付へ。
ドライバーと受付の人ははじめオランダ語で話してた。
私のかわりにこの後どうすればいいのかとか聞いてくれてたんですごく楽。^^v
まあ、何言ってるかちんぷんかんぷんだけど
で、書類話になったみたいでドライバーが英語で私に話しかけてきたら今度は受付の人も英語に切り替わる。
もう ほんと ベルギーすばらしい。

書類出したら今度は車を倉庫へ搬入。
倉庫に着いた。
中はこんな感じ。
車引っ張ったまま中まで入っておろす。
車を預けた。
よっしゃ〜 仕事終わりだ〜。
日本でまってるよ〜。

あ、まだでも欧州で買い集めた荷物が倉庫に届いてない。^^;
とりあえず車を入れたことを日本へ連絡。
他の荷物は翌日になるということを伝えて終了。

いや〜 とりあえずほっとした。
でも実はこのときに問題が。

オーナーが善意でスペアのエンジン持っていけって車と一緒にこのドライバーさんに渡してくれてた。
うあ〜 それ伝えて無いからパッキングリストに載ってないよ〜。
今回の船関係を手配してくれている会社のお姉さんになんていえばいいんだろ。
しかもスペアエンジンってキャトルの1100ccじゃ〜ん。 まあ、確かに似てるけどまったく別物だよ〜。

もうホント申し訳ないんですが一個エンジン増えちゃってって話して乗せてもらえるように手配してもらった。
最後なんか え〜と70cmx3で重さ70キロくらいです。 もうそれでリストアップしてください。みたいな。・・・・。
しかもエンジンの中冷却水残ってるし。もう最悪。

他の荷物は遅れちゃってるし、何個口で重さもはっきりして無いし。
後日談。 今回は本当に勉強になりました って言われちゃったもん。 へへへ。
ごめんなさい。

は〜 でもこれでとりあえず終了。
後はブリュッセルに戻らなくっちゃなんだけど、駅までどうするか。

ドライバーさんにこの後どうするの?って聞いたらもう一軒港の中に配達があるって。
1時間くらいですむからそれからでよければアントワープまでおくってあげるよ って。

らっき〜。 ^^v

実はこの人基本的には引越し屋さんなんだって。
でも配達とか運送とかもやってるんだってさ。
こないだはスペインまで配達に行ったっていってた。
そしたらアントワープに戻って
昼飯。
暑いのよ 結構。
店の中入って食べればよかった。^^;

これ日本でも有名なDEL-RAYの本店。
町のケーキ屋くらいの小さな店。
ほんとこういう情報に疎いんで現地でGoogleで アントワープ 有名 とか入れて調べたりして。
うははは。

さあ、また電車でかえるぞ〜。
くるときは IC っていう特急電車で来たんだけど帰りは IR っていう鈍行。
時間的には30〜45分くらい違うらしい。

中はこんな椅子もある。
暑くてね〜 大誤算。 特急で帰ればよかった。^^;
もういいや とか思って考え事してたら爆睡。 
しらんぞ泥棒とか来ても。

途中の駅では
駅の横にカフェがついてる。
あ〜 ビール飲んでるし。

ブリュッセル南駅に着いたらホテルに戻る。
今夜もまた別のホテルに移動。 あ〜めんどくさい。
連泊取れなかったんだよな〜。 しかも明日もまた別の宿だし。
昨晩泊まったホテルに預けてあった荷物を受け取って徒歩でまたもうちょっと西のホテルへ。
1キロか2キロなんだけどまたさらに街がすさんでる感じ。

今夜の宿は
なんでやねん。
シングルで取ってるんですけど〜。

一軒目がキングサイズツイン
二軒目がクイーンサイズシングル。
三軒目がシングルベッドトリプル。 うはははは。
これどうやってどこに寝よ。
贅沢に使おうと思っても使いようが無いな。^^;

ちょっと町をうろついて飯。
前にも書いたんだけどこの辺は中東系の人たちが多い。
お店にはハラルと書いたステッカーが張ってある。
神様承認済み食材を使用しています 見たいな意味。

そんなお店に入ってみた。
そりゃ東洋人なんて一人もいないし。
で、まだ機能のビールが残ってるんでテイクアウトにした。

まず料理の基礎知識が無いでしょ。
その上フランス語でしょ?
メニュー見せてもらったけどまったくわからない。

あんまり肉を食べたいわけでもないんでメニューの数少ない写真の中から選んだ。
串刺しのBBQみたいなのが白いペーストの上に載ってて、隣の皿には丸ごとの野菜が数種類乗っかってて(長ネギとかレタスとか)、後はパン。
そんなメニューゆびさして これ頂戴。
見たいな感じ。

店の中では炭火のでかい幅1.5mくらいのコンロがあってその火をヘアドライヤーで ぶお〜 って。
火の粉が飛び散るみたいな感じで蒸気機関車の運転席みたいな店。

なんかもう緊張〜。
でn部屋に帰ってあけてもたら。
うはははは なんだこれ。
まあ、幸い秋刀魚と鰯のDHA系以外は何でも来いなんで全然平気なんだけどう〜ん 食欲そそらないなあ。
もうちょっと赤とか緑とかそういう色無いの?
だいたいドンだけオリーブとピクルスあんだよ。

ビールのみながら最高じゃんか。 うひゃひゃひゃひゃ。

パンだかナンだかわからない食べ物はうまい。 ナンともちょっと違うんだけど。
白いペーストは多分アーモンドが入ってるなんかの粉を練ったやつみたい。
もうあらかた腹も膨れてビール3本も飲んだから寝る。

あ、窓の外はこんなね。
右隣はワーゲンのデイーラー、左隣は個人の中古車屋。
どうやって車詰めたんだろってくらい車止めてある。
まあ、うちの駐車場の方がもっと詰まってるけど。^^v

あ〜 明日のホテル予約しなくっちゃ。
まあちょっと一眠りしてからでいいか。
てか あれ? コンセント電気きてないぞ?
あ、部屋の電気もつかない。

てかビール冷えて無いじゃん。

フロントに電話する。
もう酔っ払ってるし。

そしたら停電だって。
もうしらん 勝手にしろ。
仕事はとりあえず終わったし。
ねよ〜っと。



 



 予備日  2012年5月21日

今日は予備日。
もともといろいろな手続きやトラブルが発生したときのためにあらかじめ準備してあった日。
ひょっとしたら今日は次の移動地アントワープへ先乗りして向こうで泊まらなきゃいけないかもと思ってたんだけど。
今回は意外とスムーズにことが運んでて今日もブリュッセルにいればいいことになった。

まずは朝飯を食いに出て、部屋に戻って荷物をまとめる。
まとめたらロビーに降りてパソコンを開ける。
今日このホテルチェックアウトしなくちゃいけない。
あ〜あ あらかじめわかってればそのまま泊まったのに。

荷物はほとんど郵便で送っちゃったんで中身はほぼ空。
だけど意味なく どでかいバッグをもって移動しなくっちゃいけない。
だからなんとかこのホテルから出る前に今夜の宿を決めてそこに荷物を運び込まなきゃいけない。

やべ もう11時まえじゃん。
必死にホテルを探す。近所が楽でいいな。 
やっぱこのホテルから比べるとかなり落ちるのに値段還って高い みたいなかんじ。
時間もあまり無いんでちょっとはなれたところ で駅からそう遠くないところ で安いところをさがす。

やっぱMidiまでいかないと同じ値段じゃ泊まれないなあ。
しかも部屋空いてるホテル少ない。
連泊できるホテルはなし。いいやこれで。 ぽちっとな。

いいや。あとは野となれ山となれ。
北駅に向かう。
途中にこんなのあった。
これ多分自動車の登録事務所。
今回の輸出はこういう名義変更関係の手続きなし。
まあそれがわかったのって先週の金曜だったんだけど。
多分数年前まではここにくる必要あったんだろうな。
最近はフランスでも必要なくなったし。

駅前には
もうヨーロッパでは完全に市民権を得ているお菓子 mikado 日本名 ポッキー の宣伝車。
まあ、それはいいとして。
車がこれ軽トラじゃない?
スズキキャリイ。

すばらしい。

でも長くない?
リアのオーバーハングが。

実はキャリイは多分ピアッジオがライセンスで先代モデルをいまだに作ってる。
生産はインドじゃないかな。
エンジンはディーゼルとガソリンがあって ガソリンはガスとバイフューエルの1300cc。
しかもさ〜 これ軽トラシャーシじゃん?
1.5トン積みとかあるんですけど。

日本の軽トラは350kg積み。
道理で 土を1立米 (1立方メートルを職人さんは1リュウベとよぶ)
のせても平気なはずだ。 あ、おまわりさんはうれしそうに寄ってくるけど。

ちなみに一番すごいやつはリアがダブルタイヤになってるから相当な補強入ってるんだろうね。

どうでもいいから移動。
今いるのがブリュッセル北駅。
地下鉄でブリュッセル南駅=Blussels Midi のエリアに移動する。
駅の名前忘れたなあ。

駅からホテルまでは歩いて7〜8分。
な〜んか治安悪そうな町。
ヨーロッパ人はほとんど歩いていない。

道行く女性は頭から布をかぶって背を曲げて、乳母車を押してるような感じ?
そう宗教が違う人たちが集まってすんでる地域みたい。
街並み、建物は荒れてて 道にはごみが散乱してる。
iPhone4の空き箱が50個くらい散乱してた。
道路は路上駐車。
部品やタイヤが無い車も同じ列に並んでる。

そんな感じの地域。
この辺には車屋さんがたくさんあった。

とりあえずホテルに入る。
腹減ったなあ。 

ホテルの部屋は。
写真撮れないくらい 狭!。

ベッドはダブル。 
ま、寝られればいいけど。
ネットもなし。 これちょっと痛い。


窓の景色は。
ま、火事になったらすぐ逃げられるんでいいか。
しかしさ。 親切なんだか細かいことにかまわないんだか、屋根の上に非常口のシール直接点々と貼り付けてるっての面白すぎ。
ヘンゼルとグレーテルみたいな。

そこ本当に歩いて平気なの?^^;

部屋は静か。
そういえばはじめに部屋の鍵くれたんだけどちょっとまってって言って鍵交換されたんだわ。
若い女性団体がすぐ近くの部屋だからこっちのの方が静かだよ って。
ん?大浴場無いのかな・・・・・・。 
ね〜し。


さてそれが終わったらネットをつなぐ。
今回はラッキーなことに FON が飛んでた。
FON はグローバルな会員制の無料無線LANのこと。
日本ではソフトバンクが自分のところのネットワークのトラフィックを回避するために無尽蔵に配った無線LANとして有名。

本来は FON から機械(Wifi基地局=ルーター)を購入して登録すると ライナスという会員になれる。
FONの機械は中で2つに分かれてて、一つは自分専用。もうひとつは他のライナスに開放してる。
FONはもともとスペインの会社で、世界中に会員制の無料wifiを張り巡らせるためにやってる感じ。
で、ライナスはその会員。

ライナスになったらそこから先の使用料金は一切無料。
だからなっておけばまあ損は無い。

日本ではソフトバンクがこのシステムを悪用しちゃって、FONを配った。
もうありえないほどの数。
これを日本では 禿LAN とか SON とか呼んでる。 (あ、私は悪意はありません。)
で、はじめのうちはライナスはこのソフトバンクが配ったFONネットワークにも入れてたんだけど、ソフトバンクはケチだからそれを途中から入れなくした。
それどころかあまりにも馬鹿みたいに配ったもんだから同じ空間にいくつものFONが飛んじゃって干渉しあっちゃう。
それでまったく使い物にならないという馬鹿な現象まで引き起こしちゃってる。
基本的に無線LANの電波は同じ空間に3個までが効率のいいところでそれ以上になるとお互いが譲り合って待っちゃうから速度が極端に落ちる。

FONも普通のWifiと仕組みはまったく同じだから一般人のwifiまで妨害してる。
この SON だけでも迷惑なのに最近じゃあ au も自社のやつ配り始めた。
docomoも既存のやつを増やしてるもんだからもう公衆無線LAN使い物にならなくなるよ。

ちなみに SON の所為で世界で一番 FONの基地局が多いのは日本ということになっています。
でもそれはFONではなくてSONなので ソフトバンクの端末しかつなぐことができません。
ソフトバンクユーザーのPCすらつなげません。
そして他のWifiを妨害してたりします。^^;

で、私は一応 2000円くらいでいんちきライナスになってるので 正規のFON がつかえます。
あ〜 長かった。

で、ベルギーでは BelgaComというキャリアが FON ネットワークを使っているのでこれにアクセスができます。
BelgaComの FON は SON みたいに排他的ではないので ライナスなら入れます。
いいね〜 創業の理念にのっとってる。結構街中に飛んでた。

はい。 ネットワーク確保。

大丈夫? ついてきてる?
完全に車屋のHPじゃなくなったな。・・・・・・・。

蛇足ついでに。
2000円でライナスになれるんなら俺も買おうと思うでしょ?
最近日本では FONの無線ルーターが手に入らなくなってる。
その代わり馬鹿みたいに配った SONのルーターがヤフオクで捨て値で手に入る。
普通の無線ルーター買うより安い値段で。

ただこのSONルーターはソフトバンク端末でしかアクティベートできないうえにSONに自動でつなげられちゃう。
そのうえ自分専用の領域にすらつなげない というとんでもない代物。
でも機械自体は同じものなのでこれを買って上手に FONルーター化してあげればあなたもその場でライナスになれます。
多分980円くらいで買えるんじゃない?

さて、話は戻って。
ネットがつながったらあちこちメールして。
うあ〜 こっちで手配して船に載せる予定の荷物 到着1日遅れるって?
どうしよう。

とか頭抱えつつ隣の工具屋にガムテープを買いに行く。
ひとつまだ発送して無い荷物があった。

よかった 彫りの深い顔した色黒の店主も英語普通に通じる。
ベルギー さいこー!!

テープほしいんだけど 
といっても肝心のところが通じない。
身振り手振り。

こうやって荷物に貼るやつとか。

そしたら 
OH!~ Scotch!

はいそうです。・・・・・
欧州ではテープのことをスコッチと呼ぶのでした。
日本ではステープラーのことをホッチキスと呼ぶように。
ガムテを手に入れたら部屋に戻って梱包しあげて郵便局に。

フロントで郵便局どこ? ってきいたら midiの駅に有るよ。歩いて10分くらい。 って。

うん。
たしかに街荒れてます。

ちょっと女性だけの旅にはこの辺の宿はお勧めできません。
かも。
近所の飲食店には Halal と書いてあるようなお店しかありません。
歩道上にはチキンを串刺しにして焼いてるオーブンが出てます。

駅前には路面電車が走り駅周辺は再開発中。
近代的な駅舎も建ってます。
駅の中で郵便局の場所を聞いて郵便局へ。

入り口には酔っ払いが4〜5人。
倒れてます。^^;

手に持ってたビールは床に転がってこぼれてるし。
まるで新宿ゴールデン街の様。 ここがあの近代的な駅。

郵便局は
完全防備。
お金をやり取りする口しかあいてない防弾ガラス。
上の写真のモニターの下にある金属製の筒が小包を窓口の人に渡す口。
回転式。

やっぱ外国は怖いのね。

入り口を入ったところすぐには若いバックパッカーが3人荷物にうずもれて寝てる。
それともジプシーかな。 女の子3人

ブリュッセル南駅周辺は多分今再開発中。
北駅になかった名店街みたいなのがくっついてて、駅としてはこっちの方がでかい。
TGVの改札は
シャネルターミナル。

これが1層目
電車に乗る人は2層目
と分離移動できるように作られてる。
欧州の駅はこういうつくりのところが多くて合理的。

切符を買ったり、食事やお茶をしたり、駅を通り抜ける人は1層目を使い、もう乗り換えや電車に乗るのだけが目的になった人は2層目に移動。
飛行機のチェックインに近い考え方だよね。
ホームは3層目にある。

一層目には
TinTinの絵があって シマウマ柄の服を着た馬がお茶してて案内板がある。
売店ではナンバープレートが売ってて チョコ専門売店でゴディバとノイハウスが売ってる。

でも駅の郵便局前には酔っ払いが寝てて、駅の入り口には
開放的な小便器が。^^;
駅の入り口だよ 入り口。
さすがにここじゃできね〜な。 日本人高さが届かないかもな。
しかし不思議。 混沌。

はい。
もういっこ不思議。

この国ではクワッド(日本名4輪バギー)が普通にこうやって走ってます。
これで舗装路走るの結構難しいです。

ホテル移動して、郵便出して。
それだけでこんだけだけ長いのかよこの記事。

もう2時間以上書いてるぞ。・・・・・・。
馬鹿だな おれ。
読んでて楽しいのかなあ。

さあて時間もったいないから観光行くか。
観光。

そういえば あいつんち 見に行ってみるか〜。
庭がきれいだって言ってたし。
地図見て緑の地域があるんでそこに向かいいます。

地下鉄に乗る。
地下鉄の切符売り場で切符を買うじゃない?
券売機は2種類あって お金で買えるのと、銀行カードで買えるやつ。(クレジットカード使えない)
で、お金で買えるのがあるかどうかみてた。
そしたら3個ぐらい先の券売機の東洋人お姉ちゃんがあわててる。

あたりを見回してる。旅行者。

その前にいる西洋人の彼氏に何か言ってる。
突然血相変えて あたりを探してる。

どうやら置き引きにあったらしい。
英語で警察はどこだってきいてる。

こわいねえ。 外国は。
切符を買ったら
これに通す。
改札機は10個ぐらい並んでるんだけど、1個しかないこれに通す。
そうすると切符が使用済みになる。

こんな消火器いれみたいのじゃわからん ての。
地下鉄に乗っていく。6ユーロで1日乗り放題。 
遠回りだけどもう歩くのかったるい。

はい。
逮捕中。外国は怖いところだよ。
姉さん 事件です。

というわけで 庭に到着。
お〜 でけ〜庭。
ブリュッセル公園。
もともとブラバント公爵の家の庭で昔は狩場として使用していたところだって。
むか〜しイギリスのお城に招待されたとき やっぱり家の前に狩場があったな。
あれもものすごく広かった。

噴水を背にすると向こうから↓がこっち向きにくる形に道が伸びてる。
これをまっすぐ進んでいくと
看板が立ってる。
フランス語と英語。
ピザとトイレは万国共通語

そうじゃなくて。
ベルギー王宮。
でけー 家だな〜。
でかすぎてファインダーに入りきれない。
擬似パノラマ使って取ってみて
わからん。

まとにかくすごいでかい。
人んちには興味ないんで大回りして裏へ。
ここは丘の上。 権力者は高台に住むと決まってる。

結構歩いて裏に回るともう別の建物なんだけど。
多分王様のMy教会。

ロータリーがある。ロイヤル広場。
ここから下に向かって階段を下りていく。
ここからはブリュッセルの町が見渡せるようになってる。
さすが王宮 ドラマチックなつくり。
街ごとそう作ったんだ。 すげ〜。

降りていく途中はこんなで        振り返るとこんな。

坂の下は
でもって向こうの方にはグランプラスが見える。
すごいね〜。
階段降りきって
銅像。 若者たむろ。
この広場には
う〜ん わからん。
これと同じようなのがブリュッセル中央駅にも置いてあった。
もう六時か〜。
とりあえずもう一回グランプラスいってみるか。
ここからなら歩いていけるし。

グランプラスのすぐ近くの広場には
おまわりさんがバンド解散命令中。
広場にある店で
ベルギーワッフルくってみる。
カリカリしてる。
イチゴと生クリームとチョコレートアイスのせてもらって自虐モード突入。
苦いコーヒーが良く合う。
昼間のギャルリエはこんな感じで
グランプラスはこんな感じ。


いやもう夜だな。
でもまだまだ明るい。

さあ、ホテルに帰ろう。
こんだけ歩けば十分だろう。
つかれたな〜。

しかしへんな時間に食っちゃったな。
夕飯いらないかもな。
部屋でいっぱいやるか。
まだビール残ってたし。
てかこれ前のホテルから重たい思いして持ってくるものなのか? うはははは。
つまみねーし。

なんか腹減ってきたな。
外いくの面倒だし、飯屋はちょっと離れてた。
こないだつまみに買ったけどあけるの面倒で食わなかったサーモン。
あと食パンあったな。
いいやこれで。 うはははは。

これだけ観光っぽいのしとけば誰も文句あるまい?

あしたから車屋です。
がんばんなきゃ。






 
おやすみ。  2012年5月20日


今日は日曜日。
日曜なんでお店は大概休み。
な〜んもすることなし。

だからここで皆さんに紹介することもなし。
車屋のホームページとしてはね。

でもまあ私の珍道中を楽しんで読んでいただいてる方もいらっしゃるようで。
特に車に興味のない女性の方からたまにご好評いただいてたりして。^^;

そんなわけで 全国の女子高生のみなさま に捧げるベルギーの休日の過ごし方をご紹介してみましょう。
ポチっとな。

ちょっと余裕こいておきて駅に向かう。
駅に行く道にはこれまた宮崎駿のなにかを思い出させるものが立ってる。
このロボット兵のむこうがブリュッセル北駅。
またあさっても行くことになるんだけど、今日は電車に乗って北東の方角へ向かう。

切符は難なく購入。
なんと休日は電車半額なんだと。^^v
片道特急で一時間弱の道のりをなんと7.5ユーロしかかかん無いんだから行ってみるでしょ〜。

というわけで駅に到着〜。
駅前の広場はこんな感じ。


ここはベルギー王国の中でも特別な地域。
アントワープ。

欧州第二位の港を持つ街で、国政の庇護下でダイヤモンド関係の特別な位置づけを持つ地域。
世界の加工済みのダイヤモンドの8割がこの町を通過するとも言われている。
そのほかには発電所がこの地域にまとまって存在し、ベルギーの中では本当に重要な都市。
たかだか人口が1100万人しか居ない国がなぜやっていけるのか。 な〜んとなくわかるでしょ?

そして近年別の観光源が日本人によって開発された というのは一部ではおなじみの話らしい。
右の写真のノートルダム大聖堂。

ここのある時期から徐々に日本人の観光客差がなぜか増え始めた。
なんで日本人がくるのかはじめのうちは良くわからなかったんで現地の人がいろいろ聞いて調査した。
そうしたら日本人観光客がある絵をみに来ていたということがわかった。

その絵がこれ。
ルーベンス作。
キリストの昇架と降架
後もう一枚 聖母の被昇天 という絵があってそのあたりの絵を見に来てた。
ということがわかった。

なんでその絵を見に来てたのかというと日本のアニメで フランダースの犬 ってのがあってね。
その中で主人公のネロが最後にこのノートルダムにきてこの絵をみて死んじゃう。
ってとってもかないしい最後なのよ。

なんだかとっても眠いんだ。 みたいな。
で、それを日本人があまりに実に来るもんだからベルギー人がフランダースの犬ってなんだ? ってはなしになって。
で、調べたらなんだよ地元の話しじゃん? ていうくらい地元じゃ無名だった話を引っ張り出してきて観光源として育て上げたという逸話付。

だからあわててこの20年くらいの間に銅像立てたり観光用のパンフレット作ったりしたらしいよ。
なので珍しくここには日本語の解説書が備え付けられていた。
そりゃそうだ、日本人用の観光名所だもん。

ノートルダムというのは各地にあるけど要は聖母マリアを祀った(この表現が正しいかどうかわからない。)教会のことで、中でも格上の物をカテドラル(大聖堂)とよぶらしい。
またノートルダムには寺院とか大聖堂とかの名前がつくんだけど、単に呼び方の問題みたいで基本的には一緒のものみたい。
まあ、気になったら調べてみて。
日本にもカテドラルは何個もあるよね。

そんなわけでネロはこのキリストを磔にするときと降ろすときの絵を見たくてこの大聖堂に来て寒くて眠くて死んでしまった。
というお話。

そのほかにも通常この聖堂に飾ってある絵や美術品があるんだけどご本尊は
檻の中。
改修中だったのよね。

で、いつまでやってるのかわからないんだけど行った時は丁度ベルギー王立博物館から10枚以上の絵が来てて展示してあった。
まあ美術にはとんと疎いんでこのへんかなあ。
さすがに日本人向け観光地の評判にたがわずガイドブックも日本語が用意してあってとてもわかりやすかったよん。

で、たまたま日本人の団体さんがいたの。
ガイドさんが説明してるのを立ち聞きしてたときに新教徒の説明があった。
新教徒というのは多分プロテスタントという人たちのことじゃないかと思うんだけど、

新教徒について皆さんにわかりやすく説明すると、皆さんのお隣に引っ越してきた田中さんが新しい宗教を信じてるようなものです。
とかいってた。 苦笑。
てか意味わかんねーし 田中さんてどの田中さんだよ。

マリアさんは人間なので一人では昇天できません。
ですからキリストさんが迎えに来て、そろって昇天されます。
だって。^^;
お迎え来ちゃったし。

またこの人の口調がいかにも外国生活の長かった東北人みたいな日本語で説明するんで面白いのよ。

ちなみにキリストは天に昇るとき 昇天というんだけど マリアは被昇天。
だそうです。 追突と被追突みたいなもんか。?
しかも来るときに成田空港で聖おにいさん買って読みながら来ちゃったもんだからニヤけちゃって。

宗教の話も私には良くわからないので。
非礼がありましたらお知らせ下さい。 あっさりと削除訂正させていただきます。^^v
天井にはフレスコ画があって地上17mとか。
マリアが天使たちに添われて昇天している絵。
上向いて写真取るだけでも結構つらいのにこの天井に絵を書いていた人は大変だったろうね。
頭から鉄の杭で体を貫かれ、顔に滴る汗と絵の具との格闘 とかってなんかで読んだことあるきがする。

はい。とりあえず観光名所押さえたんでOkでしょう。
表に出ると
一輪車の曲芸師が。 なかなか乗らないから見なかったけど。
うははは。

路地を抜けて大きな広場へ  馬ふと!
市庁舎前広場 たぶんなんか名前のある広場だけど忘れた。^^;
ベルギーはオランダ系が入ってるでしょ。 で、アントワープはオランダ語圏のはず。
だもんで町並みもこんなかんじ。
ギルドハウスって呼ばれる建物みたい。
フランスだと屋根は平坦だよね。ベルギーにはこういう建物が沢山有る。
もちろんフランスに立ってるような町並みもある。
一粒で二度おいしい。^^
腹が減ったんで飯食うか〜。

15〜20ユーロくらいでご飯とビールくらい。
ビール頂戴 っていったら
なにがいい? って。
いやベルギービールって何があるかしらないんだけど。・・・・。
何かお勧めある? ってきいたら
好みによるよね〜。 白がいいか黒がいいか だって。
白がいいな とかいったらメニュー指差してこれは? っていうんでじゃあそれで。 

うははは。 優柔不断。
隣のアメリカ人笑ってた。


いや暑くてのど渇いてんだから泡出る冷たいのなら何でも来いってかんじでしょ〜。 ^^v
ものすごいお天気。すごい日差し。
店の中入ればよかったかな。

え〜と コロッケ食べた。

こういう感じで通りに つらっつらに建物が建ってるでしょ?
いろんなもの仕舞ったり、上に住んでる人とかの出入りとかどうなんてんのかな〜 って思うじゃない?
別に全部が全部うなぎの寝床みたいに奥に長いわけじゃないし。
この通り沿いの建物の奥にも建物あるんだし。
こんな感じ。 中はまた広場みたいになっててその空間を中心にまた建物が建ってる。
こういう小道みたいな導入路みたいなものがちょこちょことある。
こっちは通りに面してぎりぎりに建物を建てて裏は広いスペースみたいなつくりの建物が多い。

さ〜て下見もすんだしブリュッセルに帰るか〜。
アントワープの駅に戻る。
駅の周りにはダイアモンドを扱う宝石商が沢山あるのよ。
ほらダイヤモンドといえばおなじみのシンジケートの方々も。
た〜くさん歩いてたよ。
スクーターに乗ってる人もいたなあ。
さすがに帽子の代わりにヘルメットかぶってたけどそれがまた ^^。

アントワープの駅は。
見る価値あるよ〜。
すごいでしょ。
しかもきれい。
ホームに行くにはこのお城の入り口みたいなところをくぐっていくのよ。
ちなみにこの階段は
こんな風になってる。 階段の脇に溝。
自転車押して上れるみたい。
俺こんな建物の中で自転車押す勇気無いや。^^;・・・・・。
中に入るとホームは上下に別れてる。
ブリュッセル行きは上なんで写真の左上の壇に登る。
こんな。
かっちょい〜。
もう旅行中って感じ。 よかった〜 今日 日曜で。
平日だったらブリュッセルあたりで うだうだ してたろうな。
日曜は店が開いて無いし何もすること無いからアントワープ来たんだもんな〜。

さて電車乗ってかえるか。
ホテルも今日まではあの天国を予約してあるし。
まだまだ夜は長いぞ。

ブリュッセル中央駅に着いた。
うが〜 雨。

ギャルリエ サン チュベール という毎回カンニングしないと覚えられない商店街に行く。
うはは。
ここも圧巻。
建物ってすごいねえ。雨当たらないし。
この通りにはチョコレート屋やらカフェやら時計屋やら本屋、カメラやなんかが並んでる。
ブリュッセルの観光スポット。
チョコレート屋なんか
いくら甘い物好きだからっていいかげん鼻血でる。
ってくらい積んである。
誰が食うのよ 一番下のやつ。^^;
ちなみにこの通り
ヒロコ ツノ 通り。
日本人の名前です。 このときわからなかったんだけど、かえって調べたら へ〜。
いや知るわけ無いし。 ggrks

でもって世界で一番美しいといわれる広場
グランプラスに行く。
ほんとは雨降ってて早足で軒下抜けただけ。^^;
でも帰りにはもう暗くなってて一応写真とってきた。

この広場世界遺産。

そしたら次は小便小僧見に行く。
なんだか爆弾の導火線をおしっこ掛けて消したとかで有名な子供の銅像。
銅像自体ちっちゃい。のは有名な話。
で、こっちは 世界3大がっかり 指定だそうです。
うははは。

とりあえず観光もしたなあ。
さ〜ていっぱい引っ掛けて帰るか。

やべ 明日の朝チェックアウトだ。
夜のホテルまだ取ってね〜ぞ。




 
おしごと  2012年5月19日


さて、気合入れて起きたよ。
今日は車を見に行く日。

あらかじめレンタカーは日本で予約入れておいた。

意外なもんで結局レンタカーは空港でしか借りることができなかった。
ホテルの近所にもレンタカー屋は何軒もあるのに。

な〜んでか。

まず今日は土曜日。
土曜日の営業時間は9:00〜13:00までとか 要は午前中しかあいてない。
レンタカーは今日一日借りて夕方に返したい。
なんだよ 半ドンかよ〜 (死語)

調べると日曜は午後営業してる。
???

つまりは週末レンタカー借りるなら土曜の朝借りて日曜の夜返す というのがここのセオリーみたい。
じゃあ2日借りようかと思っても車置き場所無いじゃない?

そんなわけで土曜日に車を借り手同日返せる条件で探すと空港しかない。 ということになった。
なのでまたあの護送列車に乗るのよ。

で、空港。
この空港の階数表示は不思議。
これ見ると今いる階は0階ってことがわかる。
0階ってのは日本で言う1階のこと。
まあ、フランスとかだとこれが普通らしい。

でもさ、良く見ると0階の上は2階なのよ。
1階はどこ行っちゃったんだ? 不思議。

この地上階を0階と呼ぶ方式は日本人にとって混乱の元になるんだけど、ここの階数表示は1階が0階で、2階が2階で1階。
余計混乱するからやめて。^^;
昨日の晩もロビーに下りるのに1階で降りちゃってあれ? って感じだったのに。

そんなこんなでレンタカーのカウンター。
今日はもう予約してあるんでよゆ〜。一番安いTwingoクラスを予約しておいた。
レンタカーのTwingoってどんなやつが来るんだろう。

すでに2組が待ってる。
1組目は中国の人と思しき組。
お、カウンターのおばさん英語ぺらぺらだ。
よし。

あれ〜? この1組目の人たちも英語ペラペラだ。
さすが中国の人たちはすごいなあ。

2組目はフランス人かドイツ人だろうな。 当たり前のように英語ペラペラ。

で、私の番。
英語カタコト。 うははは。 がんばれ日本人。
あと10年後には英語しゃべれない人間に仕事は無いぞ。

なんとTwingoクラスは今まだ準備できて無いんでちょっとまって。
え〜 こまったな。
そしたら、スマートあるけどそれでいいよね? って。

え? これから片道120キロくらいを往復するけど平気?^^; って苦笑しながら聞いたんだけど。
平気 平気。 オートマチックだから良く走るよ。 だって。 うひゃひゃひゃひゃ。

まじ 平気かなあ。

レンタカーを借りるのにはパスポートと国際免許が必要。
日本の国際免許証は誰でもすぐ取れるんだけどさすが日本のお役所。
まったく外国では役立たず。

何でかっていうとまず免許証に見えない。
つぎに初めて免許を取った日ってのが書いて無い。
ここが問題でね。
向こうは初心者にはレンタカー貸してくれないの。
つまり免許暦浅いと断られるのよ。
それを判断する日付が書いて無いからちょくちょく問題になる。

今回も一応免許センターの人に文句は言っといたけど。
で、パスポートと国際免許証を出してそれが判断できないもんだから日本の免許証も見せて っていわれる。
日本の免許証出すじゃない?
そしたら 書いてあるんですよ。 昭和で。 うはははは!!!!。

もうまったくの役立たず。
日本人がフランスへ観光行って フランス人が英語しゃべってくれないから閉鎖的 とかいうけど日本の免許はまったく自分だけの仕組み。
国際免許ですらそうだよ。 日本てドンだけ閉鎖的やねん。
ちょっと脱線するけどしってた? 外国人て日本で携帯電話使えないって。
日本で音声の携帯電話(プリペイドも)手に入れるには日本の住民票か外国人登録証が必要。
つまり外国人観光客は日本で携帯電話使えないってこと。
すごい法律作ったもんだよなあ。

で、結局18歳のときから免許持ってるから平気だよ って言って、免許2枚とパスポートのコピーとって車のキーを渡してくれた。
ま〜くだらない。 日本人の身元を保証するからこいつの旅行に便宜をはかってやってくれとかパスポートに書いてあるのに、国際免許にはいつ免許取ったかすら書いて無いなんてお宅の国どうなってんのよ。 ってかんじ。

あ、今見直したら国際免許の発行元は東京都公安委員会じゃん。
だめだな〜 やっぱ国の機関じゃないから一貫されて無いんだな。
まあ、公安委員の人が外国でレンタカー借りたこと無いだろうから気がつきもしないだろうな。
今調べた。

東京都公安委員会は、東京都知事が東京都議会の同意を得て任命した5人の委員をもって構成されています。
任期は3年で、再任は2回に限り、認められています。

ほ〜。
じゃあ今度東京都に文句いっとかないとな。
石原さんが同意してんのか。 石原さんにも言っとこう。 っておまえだれやねん。^^;

おばさんが鍵渡してくれるときショートとリップだね とかいってた。
やっぱ日帰りなんてあんまり無いのかも。
駐車場の場所聞いて車を探しに行く。
大体レンタカーの駐車場なんて暗くて汚いんだけどここの駐車場きれい。
車はこれ。
ん?
これオランダのナンバーついてるんじゃん?
いいのかな。

駐車場出る。右も左もわからん。
車よけてGPSひろったら行き先のアドレスをクリック。
あとはナビ開始。

べんり〜。
日本語だし、この先200M先ローターリー2つ目の出口を右です。
とかいう。
恐るべしGoogleナビ。

これで私の現在位置はアメリカに監視されているんだろうな。
Googleってエシュロンの一部なんじゃないのかなあ。 とおもってる。
え? エシュロン知らないの? ぐぐってみて。 ggrks.

あ、ぐぐった? あなたも米国国家安全保障局(NSA) にロックオンされたよ。 もう。 あ〜あ。
案内板見てもなんて書いてあるかわかんねーし。
オランダ語表示とフランス語表示がある。
しかもベルギーの地名なんて4個しか知らないし。・・・・・

今回の移動は高速道路がメインなんで運転は楽。
右側通行、左側通行の違いに戸惑わない。
高速どんどんいく。

あ、あった。
空冷式の冷却塔。
この国もそうなのかあ。 夢のエネルギー。
前の車なんか運んでる。 なんだろ。
ベルギーは小型のトレーラーを引いてる車がフランスより多い。
ベルギーは車が全体的にきれい。

運転にもなれたんでサービスエリアで、軽く飯。
まあ、ベルギーワッフルはあるとして。
陳列棚1個分ビールってのもねえ。冷蔵庫の4分の一くらい?

ものすごくいい天気。
売主に連絡をいれる。 GPSがあと40分くらいで到着するって言ってる。
もう少しなんでよろしく〜。
欧州ではナビのことをGPSと呼ぶみたい。 
出口。
またしばらく走る。
一般道。 気をつけて走らなきゃ。
右側通行。
町を2個くらい通り過ぎた。
この先左かあ。

ん? ここ見たこと有るぞ。
近いな。
あらかじめGoogleで近所の写真見といたから。
お、この家だ。
58番地。

ついた〜。
ご苦労さん。 近かったな〜。
1時間半くらいか?

軽く挨拶をして車を見せてもらう。
今回のお宝はこれだぁ 1・2・3
1967年式 マトラジェット。
ほぼ最終型の Matra Djet 5
1100ccのゴルディーニエンジンをミッドシップで搭載。
生産台数1500台くらい。 珍しい車。
日本でも何回かしかみたことが無い。

A110風な補助灯つき。
走り屋で流行ったカナードもついてる。
のっぺりした顔よりこっちの方がかっこいいんじゃない?
リアはまたでかい羽根。
フェンダーも幅広。

オーナーによるとコンペティションでつかったかもしれないが前のことは良くわからないとのこと。
一度フレームとボディーを切り離してフレームに色を塗った。
って。

たしかに。キルスイッチの穴を埋めた跡みっけ。
でも内装は原型をとどめてるし軽くなにか遊んだって車だったみたい。
下回りは平気。 フロントは直した跡がある。

しかし日本であらかじめ得ていた情報より車の状態はギャップがある。
なのでお客さんに電話する。
ここがこうで、ここがああで、エンジンがこんなで。
10分以上電話で話したかなあ。

そんなわけでお持ち帰りに決定。〜。
お会計。

書類とお金を交換。
偽札発見器掛けていいかって聞かれたんで もちろん。て答える。
そりゃそうだよな。 東洋人がいきなり来てこれ買うんだから。
逆に目の前でチェックしてもらったほうがこっちもあとあと安心。
仕組みは単純 多分ブラックライト。
紙に刷り込んである繊維が光る仕組みだった。
これなら熱帯魚飼ってる家なら要らないじゃん。

こんなのみんな持ってるの?ってきいたら
弟のところから借りてきた って。^^;

しかし500ユーロ札なんて見るのはじめて。
こんなの絶対に街中じゃ使えないぞ。

そしたら今度は陸送の打ち合わせして、車の写真100枚くらい取って終了。

いつもならここから乗って帰るんだけど今回の車はナンバーが無い。
なので陸送を掛ける事になった。
だから今回は楽なのよ。
取引もスムーズだったし自走もなし。

言葉は英語だったし。
なんでそんなに英語上手なの? ってきいたら勉強したからって。 いや俺も勉強させられたけど。・・・・・。
小学校でフランス語、中学校でオランダ語、平行して英語、そのあとドイツ語の勉強するんだって。
だから言葉4個話できるんだって。
すげ〜。

今回は本当にありがとう。っていってさあ帰るぞ〜。

ちなみにこのお宅プール付でとてもいい環境。
家の周りはこんな感じ。門の前でぐるり一周写真取る。
いいとこだよね〜。

そしたらとりあえずここから離れて各所に連絡。
車買ったよ。とか陸送手配とか、船の手配とかメール入れる。
土曜日昼。 教会の駐車場に車とめた。
誕生日ケーキみたいな教会。 丸にとんがり。
のどかな町。

片道丁度100キロってとこか。
来た道もどろう。
今回の仕事はこれで半分終了。
レンタカー返しに行かなきゃ。
明日は日曜日。買い物いっとかないとな。
ブリュッセルへ戻る。
う〜ん 天気もいいし気分もいい。
相手もとてもいい人だった。

ブリュッセルまでもうすこしか〜。
ちゃんと飯食おう。
腹減ったし。
またサービスエリアへ。
ん? なんか写ってる。
シンディーローパーか?それとも林家か?
中に入ると
ウオッシャー液とオイルが普通に山積み。
まあ、昔のうちのホームページ見てる人なら知ってると思うけど。
今回 取材班はその瞬間をカメラに収めることに成功。
ひとりのおじさんがメガーヌのボンネットを開けた。
今買ったウオッシャー液を注ぐ。
いやこぼれてますけど?
車の後部に歩いていった。

カメラに気づかれたか?!

何かを手にして戻ってくる。
お!!!!
じょうごてにいれた!!!。
レベルが3あがった。
奥さんは助手席で腕組みして座ってる。
つかいなれた幸せの黄色いじょうご。^^;

結局200キロ近く走るとこんな感じで車は虫だらけになる。
だもんで向こうの人たちはウオッシャー液多用するんだよね。
日本じゃほとんどの人が使わないからタンクに時々藻が繁殖してたりする。
むかしベンツのウオッシャータンクみたとき なんでこんな金魚飼えるようなでかいタンクついてるんだ? っておもってたもんな。

ほかには
ん?

なんだあの緑のジャンパー。
毛深い鬼太郎のおやじ発見。
なんだ? ベルギーあたりで流行ってんのか? これ。
見ての通りの3人組。

写真取れなかったんだよな〜 うまく。
帰ったら日本のみんなに教えてやろうと思ったのに。
残念だなあ。
な〜んておもってしかたなく車に乗って走り始めた。

ん?
うははは。 こんな標識ありかよ〜。 ^^;
一体何の標識なんだよ。

じつはなんか交通安全のキャンペーンだったみたい。ヘンなキーホルダーくれた。
もらったパンフレットはフランス語。
もう一個頂戴って言ったらオランダ語。
いやどちらもわかりませんから〜。


このまままっすぐ行くとアントワープ港か〜。

左の写真は、国際空港と2ヶ国語での記載。
真ん中の写真はブリュッセル環状に入ってから。 空港の名前で記載。 ザベンテム

アントワープはアントウェルペン とスキーの道具屋見たいな記載。

空港に無事着きました〜。
ごくろうさん。

ザベンテム空港は屋根が低いんでちょっと古い感じのする空港。
でもさすがに玄関口だけあって清潔な感じがするの。
駐車場とかでここから車が入らないように車止めの杭が有るでしょ? 樹脂製のやつ。
あれって大概排気ガスでよごれてて、間違って足があたっちゃうとジーンズ真っ黒になっちゃったりするじゃない?
でもここの空港はすごくきれいなの。光るほど。
なんでかな〜 とおもって朝見てたんだよね。
そしたらさ〜。
この人が掃除してるの。
1本ずつ慣れた手つきで。
これ光ってるの当たり前だわ。 ほんとご苦労様です。

さてここで面白いもの見つけた。
ごく普通の案内板でしょ?
あ〜 日本だったらまっすぐは上矢印で書いてあるよな。
とか思ってみてたの。
そしたら一番左。

ん?
なんだ?この見たこと無いマークは。
道場? 反省? 廊下で正座 みたいな。

行ってみてきましたよ。
一番下が英語。
チャペル。 そう。日本だったら 礼拝室 ってかんじかな。
まあ、それだけどこでも必ずお祈りしなきゃいけない宗教の人のために用意してあるんだろうね。
そしてその人たちの人口比率がかなりある ということの証明でしょう。

とりあえずホテルに戻るか。
電車に乗って帰る。
夕方なんでま〜だ全然明るい。ちょっと遠回りしてかえろっかな。

北駅で降りるとホテルとは反対側の出口に向かってみる。
そうすると一見行き止まり。
ものすごい対照的。

突き当たると右に降りる狭い階段が一個だけある。
そしてドア2枚の小さな出口がある。
これ従業員専用かな。 って言うくらい。
こっちの出口は誰も使わないのかっていると普通に沢山のひとが使ってる。
なんだこの格差は。

そう思って駅から出たら う〜ん。
荒れてるかんじ。
駅をはさんで片方がビル乱立の近代的な街 表。 そしてもう片方のこちら側は完全な 裏。
出口を出ると駅に沿っていきなり道路。
人通りも少ないし、ごみが沢山落ちてる。
左の壁が駅。

この通りを少し歩いてみると
ん?
大人の繁華街。^^;
しかもこの道沿いずら〜っと向こうまで。
駅前だよ?

このお店はまあ、服着てる。
他のお店は下着のみのとことかもあった。
いわゆる 飾り窓 ってやつだね。

ところ変われば。・・・・・。

そういえばジェットのオーナーにブリュッセルに泊まってるって言ったら危ないところあるから気をつけてね。
って言ってたわ。
夜はこわいだろうな〜。
そういえば駅のホームもこちら側は窓がガラスの代わりに全部白い板になってた。

おとなの社会化見学もそこそこにホテルに戻った。
向かいにピザハットあったな。
とおもってピザハットに。ピザを買って昨日のビールで一杯だな。
ハワイアンピザ。 なんで?^^:
お、タバスコあるじゃん。
そろそろ時差の効いて来るころだ。 早く寝よ〜っと

え? 大人の繁華街行ったろう? って? 
行ったら書くわけ無いじゃん。 心の中にしまって絶対秘密。 うはははは。

明日は日曜日。
さ〜 なにすっかな。

明日おきてから考えよ。

今日船を検索してみた。(6月4日)
今この車を乗せた船は地中海を航行中。
エジプトのアレクサンドリア沖合いにいる。
このあとスエズ運河を通って紅海、そして海賊で有名なアデン湾を通過する予定です。

6月5日
現在スエズ運河を通過中。
カイロの東 グレートビター湖にいる。

もうすぐ紅海だ。

大きな地図で見る












 
ブリュッセル  2012年5月18日


窓の景色はこんな。
いい天気。

地下鉄北駅は工事中。

さーて行動開始。
今日やらなければいけないことはすべて明日のための準備。

まあでもその前に腹ごしらえ。
こういうときはマクドナルドにいく。
大体一番簡単で、大体Wifi(無線LAN)が飛んでるから。

昨日の夜(日本はもう朝)から今までに日本から連絡が入っている可能性がある。
そのほかベルギーでも各所に連絡しなくてはいけない。
なのでマクドナルドに行く。

まだモーニングの時間帯なんだけどメニューはいろいろあって
アメリカンモーニング がパンケーキと飲み物とジュース。
イングリッシュモーニング がソーセージエッグマフィンと飲み物とジュース
もういっこなんかあったけどわすれた。
しかもフランスよりわかりやすい。

食べながらWifiを拾ってメールと連絡。
なんとかOK。ちょっと朝の散歩をしてホテルに戻る。

今日やらなければいけないことは
まずはインターネット環境を整えること。
さすがにいいホテルなんで各部屋に有線のインターネットが引かれてる。
で、使い方は教えてもらったんだけど、はじめ30分無料でその後有料とのこと。
ロビーはWifi無料。

どちらもつながるようにできた。
でも良く考えたらホテルの部屋にいるのは多分寝るときだけになる。
だったらわざわざ部屋の有料ネット使う意味も無いし実際そうだった。

コンシェルジュのところに行って郵便が届いているかどうか確認してもらう。
はじめは無いよ とか言ってたんだけど、送るほうは間違いなく到着していると出ている。
現にコンシェルジュのコンピューターにも表示されているらしい。
コンピューターを見て探し始めたが 無いよ。 ってどういうこと?

だってさ、コンピューターに入ってるのチェックしたんでしょ?
じゃあもう一回探してよ。今日必要なんだから。っていって10分くらいで2〜3人の人が探してくれて
有ったよ。
って。・・・・・・。
やっぱりコンシェルジュは日本にしかいないのか?

無いよといわれた時点であきらめてたら絶対手にできなかったな。
こういうところが日本とは違う。

さて、何をそんなに必要としていたかというと電話のSIMカード。
これさえあればベルギー現地の電話番号ができてスマートフォンが使えるようになる。
そうインターネットも。

なので必死に探してもらったわけ。
逆にこれないと地図そろえたりメモ作ったりで今日一日大変なことになる。

今回はメインのスマートフォン2台と予備の1台、合計3台を持っていった。
1個はドコモ、もう一個はau.
どちらも海外でパケホーダイとか提供してるんだけど1日あたり1980円〜2980円 それも日本時間の0時から24時まで でかかる。
それ以外にお客さんと電話で連絡したりしてると10分くらいの電話で2〜3000円あっという間にかかる。

そして重要なことは今回現地で連絡を取る人たち つまり現地人に国際電話を掛けてもらわなければいけなくなる。
待ち合わせしたり、もうすぐつくとか、遅れるとか、そのたんびに国際電話。
それは避けたいじゃない?

なので現地の電話番号でデーター通信も可能なSIMが必要
今回はその辺を日本で調べていった。
基本的に15ユーロでプリペイドのSIMを買うことができて、
60分 無料通話
40 SMS
5MB インターネット
が30日間ベルギー国内でのみできる。

それに10ユーロ追加するとネットが500MB増える。

あわせて25ユーロでまあ、ベルギー国内でほぼ使いたい放題。(実際にはフランクフルト空港でも使えました。)
日本に比べると安いよね。フランスにもこういうやり方があるんだけど、フランスは難しくってね。
なにしろ言葉がわからないから。
まあ、そんなこんなで開通。 電話機は日本のauが売ってるモトローラをシムロック解除したやつ。
これ今一番のお気に入り。 auでもSoftbankでもdocomoでも使える上に海外のシムも使える。

実際にはもっと別なシムの買い方をしたんでもっと安かったんだけどね。
そんなわけで部屋のインターネットはまったく必要なくなった。実際にやったことは自分用にそのうち詳しく書いておこ〜。

と簡単に書いたけどこれらのことで半日くらいはかかるんだけどね。
パソコンをネットにつないで、朝飯食いに出て、散歩して、郵便探してもらって設定。
そしたら明日会う車のオーナーに連絡をいれて、明日のレンタカー、レンタカー借りに行く手段、日本から持ってきたものを欧州の取引先に郵便で送るとか、今回車と一緒に持って帰るものの手配、日程どおりに倉庫に到着するかとか、陸送の手配確認とか
ま〜あれこれやるわけよ。

そしたら昼飯。
てかもう午後だし。

一番簡単なケバブ屋に入る。
ケバブ屋は大体メニューに写真が載ってる。
案の定メニューはフランス語表記。
牛、鳥、豚 くらいはわかるけど両氏の種類わかんないじゃない?
だから写真載ってるとこれとか言えるじゃん。
飯も食ったしチョと歩く。
裏に入るとでかい広場があった。 なんだかわからないけど。


そしたら近所をまた散策。
銀座通りみたいなショッピング街をあるく。
写真とってないや。
これ夜の8時半に取った写真。

この通りは不思議でね。
同じ店が何軒もある。最近日本で見るスウェーデンのH&Mなんか5軒くらいある。
そのほかにもスペインのベルシュカやMANGOなんかも数軒。
同じ店何個もあって不思議。
アメリカのブランドもでかいスペース使ってたな。ファストブランドが沢山ある。

ただし高級ブランドはなかったね。
昼間はかなりの人手。
で、そのショッピング通りの中に一軒だけ
教会?寺院? があった。
時間になるとちゃんとカリヨンが鳴ってた。
もうほんと街の中にとつぜんこれがある。

横道にはちょっと古い商店街が。
日本じゃアーケードとかいうよね。
ここはパサージュとかいてあった。 昔スカイラインのグレードにあったね。


明日は土曜。 車を買いに行って一日つぶれるはず。
明後日日曜は多分どの店もしまっちゃうと思うんで、どこに行けば飯が食えるかとか どこで何を売ってるとか 知って無いとあとあと困る。
今夜のむビールも買っとか無いといけないし。

そんな準備をして本日は終了。
あっという間に一日過ぎる。

いがいとブリュッセルは古めの車を見る。
XMはまあ、いいとして写真撮らなかったけど一日に2〜3台は街中でみかけたなあ。
2CVとか軽トラとか。??
日本車が多いのも意外と驚き。

しかもこの街きれい。
ふしぎ。 ひょっとしてブランド買わないんだったらパリ行くよりいいんじゃね〜か?
雰囲気一緒だし外国人に優しいし、物価安いし、きれいだし。日本人向きかも。

気候は初夏。一番いい季節? 日が長い。 
上の一番左の路地の写真で22時前。明るく撮れてるけど向こうまで普通に見える明るさ。

さ〜て 酒飲んで寝るか。
ベルギービール何が有名か良くわかんないんでてきと〜にスーパーで買ってきた。
アルコール強!。

明日は朝一でレンタカーを借りに行かなくっちゃ。
あしたから車屋 営業開始〜。





 
成田  2012年5月17日



はい。 成田。
また早起きしたよ〜 てかまた寝てね〜し。

日本に5月26日帰国しました。
なので記事はリアルタイムではありません。

今日のメニューは 鶏のミラノ風なんちゃら です。

初めて降りた
ミュンヘン空港。
ミュンだし、ヘンだし、どういう意味なんだろ。 音としてはかっこいい。
ミューン だし ヘン だし。

空港から出るといきなりコンサートやってるし。
ここはドイツ。
日本からまたヨーロッパに来ちゃったよ。
とおいねえ。
機内では ミッション インポッシブル とかやってて う〜ん今回のミッションは成功するのか?
とか追い詰められたりして。

やべ乗り継ぎ1時間くらいしかね。 こんなことしてらんね。
いそげ。

空港は広い。
フランクフルトに比べれば小さいけどま〜広い。
ドイツの空港だけ有ってあちこちに車置いてある。

マクラーレンのMP4-12C という車。
日産のエンジンが載ってるとか。
ブレーキでけ〜。

あ、いそがなきゃ。
飛行機だけは外人も時間守る。
ん?、ここでは私が外人か。

バスで延々空港の端っこまで連れて行かれて。
むかしなつかし タラップです。
機体のの後部ハッチから荷物積み込んでるの見えたんだけど、・・・・・・。
それ 投げ入れてる の方が正確だな。 壊れるはずだよあれこれ。^^;

これなんて飛行機だろう。
片側2列席の双発。
そう思って一応写真。
ブラジル製の飛行機みたいね。

乗るときにお姉さんがパンくれた。
ドイツのパン。 
ドイツパン?

これ一本だけ飛行機乗るときにくれるの。 不思議だよねえ。

で今回の目的は別にパンをもらいに来たわけじゃない。
次なる目的地へ。
雲海の上と下。
宮崎アニメのような光景。
きれいな景色

到着〜。
なんとなくほっとする。 トヨタの看板。
弱った日本企業が看板出してる。
すごい。

ここは  The 弁天  空港。

ベルギーのザベンテム空港です。

ベルギー王国の人口は約1100万人
連邦立憲君主制。
東京都より少ない人口が東京都より13倍くらい広い土地に住んでる。
オランダ語(フラマン語)とフランス語を公用語としている。
ベルギーに行ってその国の名前をベルギーと言っても通じない。
EUの首都

国王は立法権と行政執行権を持ってるみたい。日本とはこの辺が違うね。

日本との貿易関係は
日本からベルギーが 自動車 建設機械 
ベルギーから日本が 医薬品 自動車 ダイヤモンド。

ん? 自動車なにやってんの?
たしかに空港の車 日産だった。
ダイヤモンドは国の優遇策もあって世界の5分の1の数の取引所がアントワープにあり、世界に流通する研磨済みのダイヤの80パーセントがここを通っているそうです。
ここ試験に出ます。

税制面の優遇があり、周辺国との地の利、欧州第二位の港アントワープがある。
日本企業の欧州拠点が多くおかれてる。だからトヨタの看板でてるのよね。きっと。


そんなわけで今回はこの国 ベルギー王国に車を買いに来ました。
いえ〜い。
8泊9日 自動車買い付けの旅。
往復に3日、土日が2日。 平日4日のみ。
さあここで一体何ができるのやら。

到着は夜10時。
だからさ〜。 夜中に現地到着は食い物買うのも大変だからやめてね っっていったのに〜。
もう店閉まってんじゃん。

てかこの空港 一体出口までどれだけ歩くんだ???
エスカレーターも動く歩道ももう一体いくつのったろう。
出るまで相当な距離移動。
一番右の写真なんか向こうに マモー がいるんじゃない? ってかんじ。
あ、ルパンね。

そんなわけでやっと出口でた。
はい。 恒例の一服。
この かぐや姫の抜け殻 見たいなのが灰皿。

さ〜て ブリュッセルの町に行かねば。
たしか電車で15分くらいだったはず。
今夜の宿は予約済み。 宿 たのしみ。

電車の駅に行ったけど当然切符の買い方知らない。
知るわけも無いし、英語も書いてない。
てか、行き先がなんて書いてあるかわからない。

宿の場所は ブリュッセル北駅。
Brussels Nord駅。
でもそれがわかんない。 なんでだろ?


聞くか〜。
たまったま 駅員か車掌さんがいた。 ラッキー。
北駅までどうやっていくの? ってきいた。
てかブリュッセル北駅ってなんていえばいいんだ?
って感じだったけど。英語のノースとかフランス語のノールとか単語ならべたてる。

そしたらフランス語のノールで反応したけど、英語で教えてくれる。
あ、俺発音悪いですか? ^^;

ここから下に下りてホームで待っててくれれば切符は中で買えるよ。 って教えてくれた。
ホーム だ〜れも おらんだ。 (笑)

しばらく待ってると向こうの暗闇から電車が来た。
やけにゴトンゴトン言う音。

なんじゃこりゃー。
ちょっとちょっと。
これのって平気? ほんとに現世から出たりしない? 黄泉の国とかに連れて行かれないよね?
実は俺飛行機事故で死んでてお迎え来ちゃったっていうオチなんじゃないの?
とかおもうようなすごい列車到着。2両編成。

これ東北の方走ってるやつじゃないの?^^;

やばい。 あの世へのドアが。
音もなく すごい音立てて開く。 うはははは。

中はこんな。   暗い。 カメラは高性能明るく写ってる。
おかしい。 なにかがおかしい。
いまどきこんなシート生地 田舎のスナックにだって使われて無いはず。
これ絶対迎えに来ちゃった。

不安の塊。・・・・・・・。
隣の車輌へ移る。

わかった!。

これ絶対刑務所行き。
じゃなかったら収容所行き。
免税のタバコ多く買ったのバレたんだな きっと。・・・・

腹を決めて座る。 そのうち看守が来て頭上の棚に手錠で止められるんだな。
ようこそ XXX収容所へ。
いや ほんとにすごいかんじ。

結局他の乗客があとから4〜5人来たんでほっとしたんだけど、ひとりだったらどうしようって感じの電車だった。
普段なら怖いから他の人から離れて座るんだけど、人がいるの確認してほっとしちゃう。

そしたらドアが閉まって走り出す。
電車の音しかしない無言の車内。

そしたら近くの席のおばさんの携帯がなる。
欧州の携帯は着信音がポップなメロディーが多い。 ちょっとなごむ。
おばさん電話に出て話を始める。

話の途中で ダー ダー ダー。

うん? この光景さっき見た。
う! やばい。 ロシアのスパイだ! (飛行機の中でミッションインポッシブルみたもんで。・・・・・)

とかおもってたらさっきの車掌きた。
5.4ユーロ。 チケット売ってくれた。 手錠は無し。 バレてない。^^;

10〜15分位して目的の駅に到着。
多分到着。 おりなきゃ。
なんで多分かって言うと、駅の名前が沢山書いてある。そのうちのひとつがあってる。
とにかくおりる。
ほらね。 掲示板見てもなんて書いてあるか想像もつかない。

良く確かめると駅名が多分フランス語とオランダ語で書いてある。
日本で日本語の下に中国語や英語や韓国語か書いてあるのとは違う同格の扱いで書いてある。
駅は正解だった。

夜の駅は怖い。
ホテルまでの地図はネットで確認しただけで印刷してくるの忘れた。
たしか空港はここより西の方角で北側の方にでて左の方向にあるけば良かったはず。
とにかく駅から出れば何かがわかるかも。
ほ〜らね。 夜の駅は怖い。
家が無い人たちが駅に住んでる。
子供がサッカーしてる。ホームがあるとこに住んでるのにホームレス。

だから夜到着はいやなのよ。
しかもホテルどこかわかんないのよ。
たしか記憶だと歩いて5〜10分くらいの距離だったはずだよな〜。

駅から出るとタクシーの運転手が。
ブリュッセルはフランス語圏。
XXホテルってどこか知ってる? って英語で聞く。

そしたら最初なんていってるかわかんなかったけど英語じゃん? 
このビルの向こうだから歩いていけ。
だって。
でた〜。 タクシー乗るな。 
これこないだもあったよなあ。

ビルの向こうっていってもねえ。
明るい道の方から回り込むか。 でかい荷物持ってるから何かあると面倒だし。
まあ、でも記憶の方角とあってるから行ってみるか。
夜の街に荷物を引きずる音が響く。
途中で不安になったんでもう一回聞く。
道端に観光バスが2台停まってて、運転手たちがバスの中で話してる。
って、あなたたち、その手にお持ちのものはビールですよね。^^;

まっすぐ行って左行って左側。
やっぱりあってるんでその方角に歩いていった。
お、灰皿あった。じゃなくてここだ。
はい。玄関前で一服。
喫煙で取ってあっても全館禁煙とか平気であるからね。

ホテルのフロントへ行ってチェックイン。
まずやっぱり禁煙の部屋になってた。606号室。 喫煙の部屋ある? ってきいたら一部屋空いてるから変えてあげる。
1224号室。ってとても優しいお姉さんが笑顔。
おかしい。 フランスはこんなことない。
なにかがおかしい。 ここは黄泉の国か?

とりあえずインターネットの使い方と、届いているはずの郵便を聞いた。
ネットのつなぎ方もこれまた親切に教えてくれる。
おかしい。

郵便はコンシェルジュに聞け。と。
コンシェルジュ? え?日本以外のホテルにそんな人いるの?
いるんですよ〜。 はい。

探してくれたんだけど、深夜でコンシェルジュ代理みたいな人しかいなくてわからないとのこと。
明日もう一度探すので朝来てくださいと。
ま、それも仕方ないので部屋に行く。

どうよこの部屋。 
どのベッドで寝りゃいいのよ。キングサイズ2個。
部屋はトンでもなくひろい。
フランスでこんな部屋泊まったら一体いくらかかることやら。
てかここベルギーでもすごく高いはず。

ここ実はあのシェラトンホテル。一時は日本企業の傘下だった。
ありえない〜〜〜〜 絶対黄泉の国。

それがさ〜 夜到着だから日本で一泊目のホテルだけは絶対に取らないとな。と思って調べてたらシェラトンがプロモーションやってたのよ。
で、連泊だと一泊よりも安い。
実はこの部屋一泊 日本円で7千円台。 もっと安い他のホテル調べてみたけど6800円位する。
じゃあ絶対ここでしょ〜! ねえ。^^v

30階建て プールもジムもついてる。

しかしそんなうまい話があるのかと到着するまで思ってたんだけどシングルでとってこれだよ?
それとも喫煙に変えてもらったのがラッキーだったのか? わからないけどこれで4日間は天国。 あ、やっぱ黄泉の国。^^;

さ〜 ビール飲んでねるぞ。
このベッド3回転くらい寝返り打てる。 いえい。

あしたも沢山やることあるぞ〜。





 
定番の足回り  2012年5月16日


赤い車。

さて、赤い車ね。
赤い車といえばイタリア車の代名詞なんだけど、車としては実はちょっとかわいそう。
イタリアの自動車産業がズーッと振るわないもんだからフィアットもランチャもアルファもマセラッティーもフェラーリもみんな同じグループになっちゃった。
なので個性的な車を作ろうとしてもなかなかねえ。
いまじゃ三菱のトラックもディーゼルエンジンはフィアットだし。逆にアルファロメオはマツダのロードスターベースで何か作るって?(23日加筆)

昔フェラーリのパワーウインドウスイッチがフィアットと共通で800円くらいしかしなかったのはうれしかったんだけど複雑だった。

アルファロメオ155もちょっとかわいそうな車。
結局あれこれ奇想天外で七転八倒なことやりまくったメーカーも155からはおとなしくフィアットと同じシャーシを使うようになった。
フィアット天ぷら。
またこのシャーシがランチャデルタと似てるんだけど、そう考えていくと何十年も前のシャシの煮詰め。
だからサスペンションが ねえ。

そこにIDEAデザインの分厚いボディーを乗せたもんだから腰高。
車高を下げたくなる気持ちはよ〜くわかる。

でもこの車車高下げられないのよ。
むか〜しからうちが駄目といってるビルバッハ。
ビルシュタインにアイバッハの組み合わせ。
これやっちゃうとストロークがなくなっちゃうのよ。

当時よそのお店どうやってるかわからなくってそのキット売ってるところに問い合わせたりすると ショートストロークの必要性を感じません。
って返事返ってきたときにはショックだったなあ。
俺も大人にならなくっちゃこの流行には乗れないんだなあ。 って思ったもの。

そんなわけで数年間動かされてなかった155がまた復活するとのことで、足回りの異音とマフラーをこすらないようにしたい。
という漠然とした注文で入ってきた。

そうそう。 こういう漠然とした が重要。
この足回り組んでください。 ってのが意外と曲者で。

盲腸なんで手術してください。 といわれてるようなもの。
まあ、車は人間じゃないんで見当違いな手術しても死なないから楽。

今回は漠然としたご注文なんで昔から駄目かもと思ってた車に初めて向き合う機会を得た。
必要そうな部品はオーナーが持ち込んでくれてるからこれまた楽。

そんなわけで持ち込まれたロアアームやらブッシュやらを交換した。

さて、異音の原因を探すか〜。 まあ、あんまり見るまでも無いんだけどこれ。

ピロアッパー。
ピロアッパーは使いこなすのが難しい部品でね。
まあ、1万キロもつかったら交換必須 だと思ってないと駄目だよね。

しかし何でこれ調整式でも無いのにピロアッパーなんだろ ってのが後からわかる。
この部品 むかーし から一度も交換されて無い。
だから多分これだろうね。

車はもうリフトに上がってるんだけど、
こんなかんじ。
すごいタイヤ下がるでしょ。

伸び側のストロークが半端じゃない。
つまりもうすでにノーマル車高はストロークのかなり上の方を使ってるってこと。
逆にこの車はやっぱりロールさせて曲がるタイプな車の設計がされてる可能性が高い。

てかシャーシが共通の天ぷらもティーポもデドラも全部普通の小型乗用車。
流れのそっくりなその前の設計のデルタももとはおねえちゃんが足で乗る車。
そう考えていくとそのシャーシを使ってスポーツセダンを作ろうってんだからあちこちに無理がくる。
しかも本国では1.7ガソリンとか1.9ディーゼルの乗ってる普通のセダン。
だからホントは細いタイヤで長い足の乗用車設計なんだよね。

日本では奇抜なデザインゆえに人気を博しちゃったモデル。
それを日本人が勝手にDTMやらGTAを見てレース直系と思い込んじゃった。
走りのアルファ復活 みたいな。
だから勘違いの塊みたいなかわいそうな車になっちゃった。まあ、雑誌に踊らされた典型の一台にされちゃったんだよね。

でも実はこの車はもうノーマルから車高は下げられない。そんな設計。
といってそれを言ってたら始まらないんで何とかしなくっちゃねえ。

まずこの車一体どのくらいストロークが残っているのか調べる。
調べるのは簡単。
ショックにタイラップを巻いて車を下ろしてみる。

こんな風にね。

で、もう一度あげると1G状態のときにどのくらいサスが縮んでいるかわかる。
で、その状態から走ってみると今度はどのくらい走るのにストロークを使ってるかわかる。

そうすると実際どのくらいあと余裕が残ってるのか、必要なのかわかる。

タイラップ巻いたんでおろしてみる。
あげてみる。
あれ?タイラップどっかいっちゃったぞ。
切れたか?
あれ? 一番上にいるよ。
てことはこの車ストローク ゼロじゃん。^^;

残念ながらせっかくのコニの黄色もアイバッハのバネも何も仕事していませんでした。
この車はバンプラバーがバネの役をしていただけだった。
う〜んざんねん。
これじゃ ラバーコーンサス 改め ウレタンコーンサス。

で、リアは?
見るまでも無い。
もうラバーコーン完全粉砕。
だから車高が下がったんだね。^^;

左下にむなしくバネが転がる。

しかしこのアイバッハのばね 誰がどういうショックとどういう車高に組み合わせるために設計したもんなんだろう。
どうやったら使いこなせるんだろう。
なぞは残る。

まあ、いずれにしろこの車は長いことノーサスで走ってたってことがわかったんでこの足はもう使う理由は無い。
お客さんに報告してまったく違う足回りが必要という報告をした。

そしたらお客さんが車高調で今安く売ってるのがあるんでと言うんでそれでいくことに。
車高調はどんなばね使っても車高を上げることができるんでこれならなんとかできるかも。
しかも送ってきたリンクはフルタップ式。
ならばなんとか車高は上げないでストローク出せるかもしれない。
じゃあそれ手配しちゃってください。 ということになって今回の作業。

でもこのメーカーのやつ前に使ったことあるんだけどそのままじゃ使えないんだよな〜・・・・・・。
まあ、どうにかすっか。
車高調届いた。
みてこの差。

コニ ストローク長すぎ。
これじゃあタイヤぶらーん って下がるわけだよ。
レガシー並みに足が長い。これじゃあつけただけで足縮んじゃって使い物にならないの想像つくよね。

むかーしJTCCの開発の話をチラッと聞いたんだけど、どんどん煮詰めていくとフロントのストロークがほとんどいらなくなる。
って言ってた。まあ路面が平らでタイヤ性能がものすごいからなんだけど。
だからこの話多分鵜呑みにしちゃいけないんだけど。

で、この言葉に隠されたことは
伸び側のストロークはゼロでも平気って意味だったみたい。縮み側のストロークはやっぱり必要。
でも伸び側のストロークをなくすことはできない っていってた。

なんでかな〜とおもったら ピットインしたときにタイヤ交換するでしょ?
タイヤがフェンダーの中に入っちゃってるから伸びてくれないとタイヤ取り出せないからなんだって。 うはははは。
すげー。 面白いことは現場で起きている。

面白くなったけど、今回はここまで。
次回はこの黄色い足 ちょっと検証してみるところから。

うが〜 もう夜中だ。
ま、時差慣れするには丁度いいか。
まだヨーロッパは夕方5時だし。^^;







 
アピール  2012年5月14日




ここんとこ赤い車多いんだよな。

アルファロメオは車作りが本当に上手。
車自体は当然イタリアンジョブなんだけど、なんだかこう人間を勘違いさせて速い!と思わせるアピールがうまいんだよな。

昔AE86なんかもノーマルマフラーがわざとビビる様になってて、排気音は小さいんだけど ビーってマフラーがビビって速く感じてた。
アルファロメオはマフラーはたいしたこと無いんだけど、吸気音がわざと室内に聞こえるようになってる。
だから速いと人間が感じる。これがうまい。 回転の上がりとそれが比例するからまたかっこいい気になる。

車の音って実は2種類あって、吸気音と排気音。
排気音は当然マフラーから出る音がほとんど。
でも音が出るのは車の一番後端でしょ? だから実はあんまり自分には聞こえないの。
速く走れば速く走るほど。

だから自分に聞こえるように排気音をいじろうとするとリアシートはうるさくって乗ってられなくなる。
マフラーの音が車内にこもってうるさくって。 って言うのはこのタイプ。
しかも低い音だと長時間はきつい。 VIPやワゴンがこういうマフラーついてる。

で、そういう車の音はどちらかといえば人に聞かせるための迷惑な音で、自分が聞こえるように作るから自分がつらくなる。
かっこいい排気音は4000回転位からおとが突然甲高く大きくなる。 これはマフラーの消音効果のリミットを越えてかつマフラー自身が共鳴しだしたから突然音色が変化するんじゃないかと思ってる。
L型3リッターくらいになって、昔あまり太いマフラーがなかったころはこういう音だった。
そう。AE86の純正マフラーもこのタイプだったんだよね。

この10年くらい流行ったマフラーはどれも筒抜けみたいなやつばっかだから車は遅くなるし、うるさいしでいいものがほとんどなかった。
お客さんに内緒で一部口径を絞ったら速くなった なんてのはよくある話だったよね。
マフラーでは車は早くなりません。 早くなるのはターボ車だけ。

ターボ車はブーストのかかってないときに力が足りないもんだからノーマルでは絞ったマフラーがついてる。
だから低回転でも実用できる。 でも筒抜けマフラーにかえると今度はスカスカに排気ガスが出て行くからタービンが良く回る。
なのでブースト圧が早くかかったり、上がったりする。
だからはやくなるのよね。
もちろん低回転は犠牲になるけどね。

でもターボなしは低回転でもスカスカで力が出ないし、回していったときはバルタイと点火時期の方でこれ以上排気ガス出せないから結局無意味。
つまり入門用としてマフラーを変えると音が変わるんで速くなった気がする。
でも実際は変わらないか遅くなってたりすんのよ。
つまり順番が逆。

いじっていって排気ガスが詰まっちゃって抜けない。じゃあマフラーを変えて抜けをよくしてあげる。 これが正解。

なのでショップオリジナルマフラーなんてのはなかなか難しいのよ。
だってテストできないもんねえ。 仮にテストしても数値ほとんど変わらないんだもん。
プラグコードで3馬力上がりました。 あんな感じのグラフがいいとこ。
現実の速さは実現できない。 でも音が変わるから速くなった気がする。
アクセルの付がよくなったきがする そうピックアップがかわった なんて表現にかえると速くなったよね〜。^^

でもこういうの大事だよね。やっぱ自分のはかっこいいって思えないと乗ってて楽しくないじゃない?
なのでマフラーが交換できるちょっと古い車の人たちはそういうことをして楽しめる特権を持ってる。
そうそう。 そのためにグリーン税制で1割多く払ってんだもん。 音出すための割り増し税金だと思えば頭にこない。
だって排気ガス出すほど乗らないじゃない?^^;
毎日乗ってる5000ccのベンツとイベントのときにしか乗らない1300ccのアルピーヌ。
どっちが環境にやさしいか。 
同じ回転数でアイドリングするとする。
そしたら1300ccは3.8倍の濃度で規制ガス出てたとしても5000ccの規制ガスより少ないの。^^;
なのに税金1割り増し。 

今回また自動車重量税が減税された。
安くなったの? って普通の人じゃ実感できないくらい。
それで1500億円くらい税収減るんじゃなかったかな。
アピール下手だな〜。 うははは。


そうそう。
いい車2台仕入れました。
お暇な人は見てってね。^^

↓ここ おしてみて。









 
懐かしい車  2012年4月10日



やっと怒涛の年度末がおわった。
まったくなんでかね。 車検って年度末にこれでもかってほど。
だからあらかじめ他の予定を後にずらしてもらったらぽっかり空いたりして。
そうかと思えば1日に3台も車検場に持ち込んだり。

もっとこう平均的にうまくいかないもんかねえ。
というか今大学の入学時期が問題になってるけど。
役所が中心で日程決まってるからおかしいんだよね。

簡単な話ですこし日程ずらせばいいんだよね。
3月末までにの期限のものは4月2日まで受け付けます。 とかって。
民間企業ならバックデートとかいってそんなの普通なのに。

予算も3月中に消化しなきゃいけないとか。 ホント無駄というか。

高速道慮無料化 なんてのも そんなのできるわけないよねえ。
高速道路を無料化しようとするからできないんだよね。
だったら高速道路を一般道路化すればいいだけじゃん?

一時期 一般道の制限速度を80キロまでに引き上げることを検討なんてはなしもあったんだし。
まあ、結局は誰かが儲からなくなっちゃうんで  ねえ。^^

そんなわけで今回の3月は31日が土曜だったんで30日まで。
だ〜から余計に短い。
なのに車検証にまちがいがあったらさかのぼって治してくれるんだから。 うはははは。

こないだ懐かしい車がはいってきた。
マツダのバブルカー。 バブルの時代にイケイケでブランドまでつくっちゃったユーノスロードスター。
あのころは猫も杓子も2ドアでスポーツカーで車高短で太いマフラーで。^^

もうどれだけ早いかとかじゃなくてどれだけすごい部品がついているか なんてのが自慢だったころ。
そんな時代の車だから当時もひどくてねえ。
どの雑誌でもパーツカタログみたいな感じでもう豪華絢爛パーツが売ってた。

そんな時代に ユーノスロードスターは車高を下げちゃ駄目 なんて書いたらパーツ屋さんから雑誌社にクレーム入る。^^;
そう。雑誌を作ってるのは広告主だった。

あ〜 今日は文句ばっか。
そんなわけでこのロードスター。
当時のにおいぷんぷん。

内装は鉄板むき出しにロールバー。
強化パーツてんこ盛りで走行会仕様。

でもさすがにもう20年選手。
沢山の強化パーツをつけてあるけど基本的な部分がもうヨレヨレになってきたんで今回の整備。
これだけ酷使されてればもううちで普段やってるクラシックカーと同じくらいぼろぼろになってる。

今回のご依頼はブレーキの全部OHとラジエターの水漏れ。
まずは水漏れから。
ラジエターはどっかのショップオリジナルなんだって。 買ったときからついてるって。
まあ、このラジエターに関するコメントは 雑誌廃刊になるから内緒。 かどうかしらないが大人。
かっちょいー オールアルミラジエター。
当時はオールアルミが一番優れてるとだれでも思い込まされていた時代だもんなあ。
よくラジエター屋の職人さんに怒られてたもんなあ。

で、このラジエター 一生懸命だれかが作ったんだろうけど残念ながらラジエターキャップの取り付け部が なんでこんなつくりなんだ?
ってかんじ。
アルミにプラスチックのハウジングついてる。
こりゃ無理だよなあ。

プラスチックとアルミじゃ熱入ったらどうなるんだろ?
第一このラジエターキャップのハウジング何の部品だろう。・・・・・・。
はがしてみたらこんな感じ。
なんじゃこりゃ。
もう長年もれてたな。

しかもこれ設計明らかにおかしい。
左の写真。 よく見るとOリング入ってる。^^;
なんのにどちらにもOリングの受けがないじゃん。
てことはOリングをプラスチックの板ではさんで最後まで締め付けきれないところまネジ締めてたってことでしょ?
なんかフランジ微妙に浮いてる って状態。
しかもラジエターキャップまわすの結構力いるよなあ。・・・・・・。
俺の知らない新技術か?

ま、いずれにしろこれは治せない。 捨て。捨て。

ってのもかわいそうだよなあ。
でも新品の純正ラジエター買ったほうがいいよなあ。

あ〜でもロードスター乗りの定番言葉で 純正ラジエターは容量が少ない って必ず言うよなあ。
そうすっとそれが常識化してるからもし純正に変えちゃうと 何で強化入れてくれなかったんですか? っていわれるよなあ。
いやどんなラジエタ入れようがこのくるまじゃ水温上がるよなあ。

しかたない一番満足度の高そうな 修理。^^;

まずこのプラスチックのハウジングは何をどう考えても20世紀の技術じゃないから今日の持てる技術を投入する。^^;
え?今21世紀だって?

そうね。 このプラスチックのハウジング一時期流行ったんだけどどれも駄目なんで結局対策部品でたのよ。
でもこれが何の部品使ってるかまったく想像つかないんであてずっぽうで部品取り寄せてみる。
お! にてる。 ^^v
うらからみてみる。 こんな光景ラジエターの中入らないと普段は見れない。
ラジエターキャップも同じの使える。 よしよし。

ありゃ〜。 でもこれリザーブタンクに行くパイプね〜じゃん。
こまったな。 明日考えよ〜っと。

とりあえずラジエター側をどうにかしなくっちゃ。
なんだよ〜 穴 錆でふさがっちゃってんじゃん。
とおもって掃除していったら なんだこれ〜。
ふさがってんじゃん。^^;

こりゃまずいことになったぞ。
ネジの長さが絶対にシビア。
間違えて今まで長いネジ入れてたら間違いなくアルミのねじ山壊してるはず。
てかこれまで水漏れ何度もいじってるだろうからもうぐちゃぐちゃかも。

しかも錆びた鉄のネジ刺さってたからアルミがまいっちゃってんじゃね〜か?
とりあえずタップ立てようにもこんな短い突き当りのタップないぞ。

タップ削るのももったいないし掃除道具のつもりでこれでいっか。
生きのいいねじひろってきてグラインダーで加工。
エアガンで吹きながらごみ飛ばしつつ そーっとねじこむ。
お〜 セーフ。 いきてる。

しかしこのつくり。ラジエター屋にもってったら怒られるな。^^;
まあ準備はOK じゃあ修理開始〜。
このフランジ面は長年の水漏れにやられてアルミが溶けちゃってる。
とりあえずどこまで平面出せるかやってみるか〜。
あて木にペーパー巻いてひたすら研ぐのよ。 地道な作業。
高いとこと低いとこでたぶん0.7mmくらい違う。
こりゃ果てしないぞ。
g
とにかく平面になるまで削るしかない。
差し金あてて平面みる。 みてはけずる。 削っては見る。 はあ。
いやになったんで帰る。

次の日も見たらいやになったんで例のハウジング考えてみる。
この異径ジョイントもったいないけど使うか〜。
な〜んとなく このへんてとこに穴あけて
ねじたててみる。
で、異径ジョイントは短く切って雄ネジを立てる。
お〜 天才。 やればできる子だと思ってたのよ〜。 といわれてはや40年。
まるでショップオリジナル。^^v
そしたらほぼ平面でたフランジ面に紙のガスケットはさんでこんなかんじ?
意外といいね。  いいね!  ふえいすぶっくはやっておりません。

テスト テスト。

あれ? もれてる。・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ってこれキャップのど真ん中ももれてんじゃん。
は〜 キャップ交換。
よろしく。

で、別働隊同時進行のブレーキだけど。
もう削ってたから手が痛いし写真とってない。
でも、
なんか部品足りなくね?
このバネみたいなクリップみたいなステンレスのやつ無い。

あ〜 いい加減な整備されてきた証拠だなあ。
これないと意外とまずいんだよな。
ね?
パッドがまっすぐあたってない。てかパッド無い。
こりゃ走行会以前の問題だろ〜。

とか言う前に今回はブレーキオイルが減るというんで来たんだ。
オイルべろべろ。
前にリアキャリパーだけOHしたっていう一個を除いて全部漏れてる。
ロードスターのリアキャリパーはバラすの難しいんだよな〜。
一応全部見とくか。
もちろんマスターシリンダーも。
写真見つからないんだけどフロントのキャリパーはピストンが2個とも かじってた。
クロムめっきに深い傷が入ってた。
こりゃ使えねーよ。
とおもって部品屋に急いで注文。

ロードスターのキャリパー Assy供給のみです。
って おい!。

来週末走行会だって言ってたな〜。 終了。

海外ならありそうなんで海外探す。
マツダはヨーロッパ車のキャリパーにそっくりなやつ使ってることが多い。
売ってる。 これ取り寄せるしかねえ。

お客さんにメールしたら 
その車ブレーキ強化のために1800用のキャリパーついてるんです。 だって。 ????

とにかく部品発注一回とめた。
でもそれおかしくね〜か?
キャリパーだけ交換したの? ????

どうやって強化にしてるんだ?

ブレーキ強化の方法は4種類しかないぞ。
1、ブレーキパッドの材質を変える。
2、ブレーキパッドの面積を変える。
3、ブレーキキャリパーのピストン径を変える。
4、ブレーキローターの径を変える。

キャリパーだけを交換したんだったらピストン径変わってるしか考えられないだろ。
ってんで発注ストップ。
もう夜だから国内の部品屋しまっててわかんないし。
でもこんなもんどうせファミリアかなんかの流用品だろうしホントに種類あるのかなあ。

調べる。
パッド共通。
ブレーキマスター共通
ローター共通。
キャリパー共通。
?? ひょっとしておんなんじなんじゃね? だまされた?

調べてる最中に輸入しようとしてたのとそっくりなピストン売ってる業者さん見っけ。
お〜ここに発注だな。
ってんで発注完了。

なんだよおんなじものじゃん。
誰かにだまされちゃったんだね。 かわいそうに。
でもつける前に見比べなかったのかな。・・・・・・・・・。

こんだけ収穫。

この車もうちょっと見ておいてあげたほうがよさそうだな。
サーキットでなにかあったらかっこ悪いぞ。
なんか音してるし。

あれ?ここ水にじんでんじゃん。
だ〜からシリコンのホースは・・・・・・ かっこいいんだよな。 大人。^^


ラジエターはなんじゃこりゃ。
また不思議なラジエターこさえたもんだよな〜。
どういう風に使うように作られたんだろう。 これじゃあ 冷えるもんも・・・・・・・。 ダウンフォース稼げそうでかっこいいな。 大人。
すくなくとも脇のスキマはふさいであげないと冷えないな。

あ〜 道理でなにか音がするなとおもったんだよ。
メッシュホースはこういうとき音がするからいいね。
ゴムホースだと音がしないから危険。 ものすごいある意味大人。
てかしぬぞ。

メッシュホースは2〜3年に一回は交換したほうが安心だよね。

ロードスターは昔猫も杓子もマフラー交換してた。
マフラー交換してすごい確立でトラブルのが触媒のとこのボルト。
この車もご他聞に漏れず。
みんなこうなるんだよな。
マフラーメーカーもガスケットの材質考えてくればこんなこと起きないのに。

マツダもナットの素材考えてくれればこうならないのに。・・・・。
あ、子供。 ^^;

最悪触媒交換だな。
たしか生きのいい触媒とっといた覚えがあるから必要になったら交換してあげよう。

久しぶりに走ってみた。
お〜 ブレーキ効くじゃん。 
てか意外と早いじゃん。

ロードスター楽しいね。

おもえば20年以上前。
雑誌のバイト。あの時初めて助手席に乗せてもらったんだよな。
学生のころ。 ラリードライバーがミニサーキットで試乗したんだよね。
ミアータ左ハンドル。

何も無いかのようにきれいにテールスライドさせてたな。
流れはじめから収まりまでまったくショックの無いきれいなスライド。
アクセルとブレーキだけでこんなに車ってスムーズに動くんだ って衝撃受けたのおもいだした。

パワーは無いけど、乗用車っぽいけど、つくりはチャチだけど、チャラい装備ついてたけど。
僕らにも買える。必要にして充分。本当に運転が楽しめる車 って記事になってたな。 う〜ん 大人ってすごい 
って思ったのも おもいだしちゃった。 

しかし今こんな仕事してるとは夢にも思わなかったな。・・・・・・・・・。


はい。 忙しかったです。
はい。 今日もこれ3時間半かかりました。^^;

いいね!






 
ここんとこの工場  2012年2月29日



今年はどうなってんだろうねえ。
妙にあったかかったり寒かったり。 地球は氷河期に向かっているのは本当なのかなあ。
2月29日は東京でも大雪が降りました。
たまったま定休日だったんでよかったけどこんなんじゃ寒くて仕事してられないっての。
年甲斐もなくそこらじゅうを走ってみたりして。^^;
近所の多摩川にかかる橋は事故。 日野へ上る坂は通行止め。
東京はほんとに雪に弱いです。

さて工場はいろいろ進んでます。
こんな車の公認。 荷台部分に幌と棚を固定して工作車的に作られてる。
水道屋さん。
これも荷台に固定していなければ車検のときに毎回はずすんだけど、もう大変だからこのまま車検通るように。
ってことで公認を取りに行った。

コルベットC5.
5.7リッター V8 350馬力。
ま〜 とんでもない乗り物だよ。 トラクションコントロールが勝手にすぐ入る。
おもしろいけどおとなしい。

うちの工場にはいっぱいいっぱいの大きさ。
クランクプーリーの交換
C5はクランクプーリーが駄目みたいでベルトが鳴くのよ。
で、クランクプーリーを交換するんだけどこれがまた大事。
ステアリングラックをはずしてやらないとできない。

上からだと何も見えないくらいエンジンルームぎっしりだからやっかいだね。
クランクプーリーは材質が悪いみたい。
106の記事みたいに中と外の輪っかでゴムのダンパーを挟み込んでる構造なんだけど、このプーリーは見るからに華奢でしょ。
しかもたぶん外は重くて硬い金属なのに内側は軽くて柔らかい金属でできてる。
そりゃたわむだろ。
トルクも半端ないのにタイヤが地面つかめないほどのトルク変動が起きるんだから。
ふけ上がりだってとんでもないよ。 2000ccのツインカムみたいにふける。

ま、この新品プーリーも時間の問題でしょう。^^;

コルベットは好きな車のひとつ。
やっぱこういうとんでもない乗り物おもしろいよね。この車マニュアルでトラクションコントロールなしだったらドンだけ早いんだろ。
ルマンはしってるの見て一番かっこいいなと思ったもんな〜。
コルベットが直線走ってくると音ではっきりわかる。 ディーゼル勢も音が違うんだけど、やっぱV8はすごい。
もうイタリアのカメムシみたいな形の車が来てもなんともおもわないもんな〜。
でもコルベットくると お、来た。 ってかならずみてたもん。

実は足回りは前後板バネだったりする。
こういうところがすごいよなあ。 これだけでかい車なんだからいろんな方法の設計できるだろうに。
何もかもでかいからどうしてもスペース足りなくなるんだろうな。
似た足回りはべレットがそうだよね。 あれも横置きリーフ。 古いバネットなんかも横置きリーフだったね。


マフラー交換もでかいから一苦労。
知恵の輪で交換。


BMW Z4は車検。
なんかこんな顔した くじら いるよね?^^;
車高低すぎて車検通らなかったからなおす。
でた ミイラ男。
きっとミッションのアクチュエーターと近いんでまいたんだろうな。

オーナーの集まってる掲示板とかで
Z4のミッションはマフラーが近くを通っているので熱でミッションが誤作動します。
とか書いてるんだろうな〜。 うひひ。
しかしこれ自分で巻いたんだったら大変な作業だったろうな〜。

軽ダンプはオーバーヒート。
ウオーターポンプが壊れた。
タイミングベルトはずしてウオーターポンプ交換
そしたらエンジンが調子悪い。
エンジン調整してやったらなおった。
よかった〜 エンジンイッちゃってるかと思った。
荷台をあげるとエンジンの後端とミッションが見える。
このキャブ古くなると中のダイアフラムがきれるんだよな〜。
この車も症状ではじめてる。
そのうちキャブやるようだな。

今日は定休日。
税務署行って、このあと市役所行かなくっちゃ。
あ、そのあと飲み会だ。そろそろでなくっちゃ。

そんじゃまた〜。





 
106のクランクプーリーすべり  2012年2月15日


バレンタインデーでしたね。
あ、関係ないか。

年度末が迫ってきました。
車検の予定が詰まってきました。^^;
でもなぜだか陸事が比較的すいているので助かってますけど。

プジョー106のクランクプーリー交換。
プジョー106は必ずなりますね。
2個の部品から構成されていて間にゴムのダンパーが入っています。
このダンパーが滑ります。

こんな感じね。



すごいでしょ。?
それはそれはすごい音がする。
プジョーは306でも必ずなるし206もなる。

ルノーは21のころになってたんだけど。あとはクリオIIのPh1あたりもなるって聞いてる。
あとメガーヌIIもなる。

この構造のプーリーは実は日本車でもすべる。
もう消耗品なんだよね。

すべるとすごい音がするものからチャージランプがつくだけのものとかパワステが調子悪くなるとかいろいろある。
最悪のケースは外輪が内側に入っちゃってタイミングベルトを切っちゃう。
エンジンおしゃかになる。

なんてことがあったねえ。
まあ普通は何らかの不具合が出た時点で気がつくからそのときに修理してれば大事には至らない。
でも日本車はもっと車に無頓着な人がおおいから朝ベルトが鳴くんですよね なんていってくれる人はいい方。

某メーカーなんか相当大変なことあったんだろうね。
プーリーが滑って内輪と外輪が分離しても脱落しないようにガードを無料でつけてくれる。
うははは。 根本的な対策になってませんから〜。

ベルト鳴くんですよね。 なんて平気な顔して言ってると高くつくよ〜。
早めの対処を。

さてこの106のクランクプーリー
純正が3万円位する。 まあ、普通の目から見ると単なるワッカだから高いな〜 っておもう。
手先の器用な人なら旋盤で作れる。 だから社外品が純正より安い価格でカッコイー カラーアルマイトとかになってる。
無垢のアルミだったりして見た目はレーシー。
寿命もレーシー。 アルマイトがいくら硬いとはいえやっぱり磨耗する。
なのでリブがどんどん立ってきちゃって新しいベルトに交換してもすぐ底突きするようになる。

でもほら 豪華部品買ったからやっぱプーリーのせいにしたくないしねえ。

アルミのプーリーにする理由は普通の人にはあんまりメリットなくって一箇所注意点増やすだけ。

ちなみにアルミプーリーにするメリット。
大概は純正より安い。
見た目かっこいい。
軽いからふけ上がりがよくなったような気がする。
 (フライホイールとの重さのバランスに注意。高回転でやわいクランクはたわむよ。)

ってとこかなあ。
デメリットは
補機類の負担増。
クランクキー溝の負担増
寿命短い。
滑りやすい。

最近の車はアクセルオンのときに発電きっちゃうメカとかオルタネーターにクラッチついてたりするんでやんないほうがよさそうな理由てんこ盛り。

走り方にも寄るけどトータルでの寿命は純正の方が上なのかもねえ。



では〜。




 
べレットの不思議  2012年2月5日


なんか完全に旅ブログみたいになってるよねえ。
買い付けツアーの記事を書くと突然アクセス数が伸びる。
人の苦労は蜜の味。


うちはフランス車専門じゃない。 ご存知の通り。
アルピーヌ専門じゃない。 
はいそのと〜り。

うちは日本車だろうが外車だろうがま〜ったく境目なしでやってます。
なので古いのから新しいものまでな〜んでもやってます。

キャブだろうがインジェクションだろうが関係ありません。

なのでべレットのエンジンおろし。
ホントはこの車他の作業がず〜っと続いてるんだけど果てしなく終わらない。
なにかにつけて躓く。

まあいつもうちがやってることって大概初めてのことばっかで。
なので専門店とかディーラーとかうらやましいなって思うことも。
修理の車が入ってきて何が悪いか聞くと何を交換すればいいか知ってる。
まあ、それはそれで毎日同じことやってるから詰まんないだろうな〜 っとおもうんだけど。

この車はべレット1600GT-R 用のG161W ってエンジンが載ってる。
まあ、もともとこの車がいすゞの工場を出たときはOHCがのってた  らしい。
で、今回このエンジンが不幸にも高速道路で焼きついた。
オイル漏れほっといたら駄目だよね〜。^^;

本来OHCだった車にDOHCが載っかってて、このエンジンを今度はOHVのエンジンにしたいってのが今回のご依頼。
さ〜て誰がこのDOHC載せたんだかわからないけどすんなりいったらまあ、ここに書いてないよね。
日記じゃないから。 うはははは。

DOHCもOHCもSOHCもエンジン型式は全部 G161.
なのでまあ、簡単に載せ変わると思うじゃな〜い?

さあいくよ。
補機類はずして。
エンジン下ろす。
逆アリ式のボンネットはボンネット自体をはずさなくてもエンジンが下りる車が多い。
楽なような別に楽じゃないような。
ま、おき場所困らないだけだからいいか。
このお客さんの車、結構前からオイル漏れしててもうベロベロで。
ステアリングラックをとめてたブッシュとかもう溶けてふやけちゃったりしてた。
入ってくるたびにパーツクリーナーが何本もなくなって、サブフレームなんか油泥をスクレーパーで掻き落とすくらいだった。
なのにまたサブフレーム洗浄かよ〜。 こないだガソリンでいやって言うほど洗ったのに。
エンジンルーム錆びない。^^; あちゃ〜 エンジンルームラッカー黒で塗ってあるよ。
ラッカーで塗るとガソリンでもオイルでも灯油でも溶けちゃうんだよなあ。。。。。。最悪。

当時どこから漏れてるかもうわからないくらいだったから上から攻めるしかない。
ということでタペットカバーのパッキンをかえて様子見ようなんてことやってた。
でも戻ってくるとまたでろでろ。

そして今回の焼きつきに。
どうやら致命的だったのはエンジン後部のヘッドガスケット、リアのクランクシール、オイルエレメントあたりのオイルブロックから漏れてたみたい。
フロントカバーも以前はでろでろだったんだけど前に掃除したから今回はそうでもないみたい。

しかしこのクラッチカバー 深いな〜。
高さがすごい。

さてご存知の通りいすゞはすでに乗用車の生産をやめて長い。
なので乗用車の部品は結構厳しい状況。
一生懸命部品番号探して  生産終了です。
ってのばっか。

こういう改造車は車検証で部品を頼むと違うものが届く。 だから自力で調べて部品番号で注文する。
それだけでも相当な手間だよ。

いすゞは幸いにしてG160系〜G180 〜G200というエンジン型式を輸出してたはずなんでいよいよ駄目なら海外を探すかなあ ってかんじ。
でも今度はエンジン型式がOHCもDOHCもSOHCも一緒ってのが災いしちゃって何がなんだかよくわからない。
ま〜今回はてこずった。

この車にだれかがDOHCを乗せたときは結構部品も手に入ったろうから簡単だったのかもしれないけど、どれが正しいんだかわからないような改造車。
今回は何が起きるんだろう。
な〜んておもってたら。
これがこの車についてたクラッチ。
う〜ん 真ん中の写真。
フェーシングに耳ができちゃってる。

うあ〜。チョンボ見っけ。
てか他にも結構あるんだけど。

フライホイール、クラッチカバー側  両側ともこの内側に耳ができちゃってる。
こりゃサイズ違うクラッチ確認もせずに組んだな。
やるねえ。

で、載せかえるOHVのエンジンについてきたクラッチは と確認すると
おー。 サイズぴったりのものつかってるじゃん。
計ってみると

右 DOHC用(についてたもの) 200x130   (外径x内径)
左 OHV用 203x145 ? くらい。

てことはOHV用のクラッチ板使ってやればいいんだな。
な〜んて思ってたら
あれ? ミッションのメンドラに刺さる穴のスプラインが違うじゃん。
なんだこりゃ。
これと同じもの頼んでも今度はミッションにつなぐことができないぞ。
メンドラはスプライン数(真ん中のシャフトに刻んである歯数ね。)が24枚。
さてどうしたもんかな。
とりあえずDOHCについてたクラッチは品番が読めるんでそれで調べていく。

DAIKIN ISD115U  が読める。

調べていくと 200x130x24x25.6 (外径x内径xスプライン数xシャフト径)
G161適合になってる。

じゃあ、この歯数10枚のクラッチは何用なのか?
調べていくとどうやらいすゞの部品番号 9-31240-620-0 = DAIKINの ISD124 らしい。
寸法は 203x146x10x25.5
で、これもG161 適合。

ってことはG161というエンジンに使われたミッションは2種類あって スプライン数が24と10がある んだろう。
ってことが想像される。

じゃあ、べレットはきっと途中の設計変更でスプライン数が変更になったんだな。
なんて考えてた。

じゃあフライホイールとクラッチカバーとメンドラの歯数からいって
203x146x24x25.6
ってクラッチをつけてやればいいんだな。

な〜んておもって調べていくんだけどパーツリストに出てこない。
パーツリストが古いのかな。
とか思って世界中のクラッチのサイズ調べていくんだけどそんなクラッチ無い。

ネットで調べるとべレットのミッションは10枚のものを使ってるっぽい。
このミッション一体何のやつだ?べレットのミッションじゃないんじゃないか?
一生懸命世界中のデーター調べたけど核心に触れてる人が誰もいない。

もう何日も調べたんだけど無いのよ。

さ〜 この車に一体何が起きてるんだろう。
だれが何と何を組み合わせたんだろう。

DOHCのエンジンについてたクラッチは明らかにサイズが間違えてる。
OHVのエンジンについてたクラッチはDOHCでもOHCでもぴったり。
つまり前回このクラッチを組んだ人がよく見もせずサイズの違うクラッチを組んだか、24枚歯のクラッチが無いことを知ってて黙って組んだか。
の2択になった。

なぜ このサイズが違うクラッチ を組んじゃいけないのか。
そりゃそうでしょ〜。

耳が引っかかるからクラッチの切れが悪くなる。
メンドラは中心がわざとあいまいに作ってあるから中心軸というものは仮想中心しかない。
だからクラッチは中心がないまま適当にあたる。

そうなると今度はメンドラの方が参っちゃう。
まず最初にメンドラのオイルシールが偏っちゃって変磨耗する。
ミッションオイル漏れる。

クラッチは中心がないまま切ったりつないだりされるから勝手に落ち着くところを見つけてずれて当たりはじめる。
そのうちに耳ができて完全にずれた状態でしかあたらなくなる。

中心が完全にずれてるからジャダーやら切れの悪さにつながって、最終的にはディスクが偏磨耗しながら変に熱が入って沿ってきちゃう。
そうなるとクラッチがまともに動かなくなる。
耳も円の中心とはずれて幅の広いところと狭いところができちゃってる。
明らかに偏芯して回ってた。
そのうちフライホイールもクラッチカバーも使い物にならなくなるよ。

タダでさえべレットのクラッチのシステムっておかしいのにもうどうにもならなくなる。

エンジンは10枚歯のクラッチを求めてる。でもミッションは24枚歯。
可能性として残るのはOHCはフライホイールとクラッチカバーが違うサイズで24枚歯のミッションを使ってたという可能性しかない。
いずれにしろ今手元にあるDOHC,OHVのエンジンともにインチキなしではこのミッションにつけることができない。
ということが判明。
そしたら今度は車種適合が古すぎて調べられない。

あ、ちなみに10枚歯のクラッチはまだいすゞから出るみたいよ。
で、このインチキサイズの24枚歯の方。これはいすゞから出てこない。
でもどうするにしてもクラッチが手に入らないことにはエンジンミッションがドッキングできない。

じゃあインチキなサイズのもので妥協してダイキンから仕入れてから考えるか と思ったら 「生産終了です」 だと。

日本にはクラッチのOEMメーカーが主要3社ある。
ダイキン、アイシン、パロート。
なのでその3社に当たった。 ぜ〜んぶ生産終了。

ちょっとまてよ〜。
使えないのになんとかしてやろうと思ったクラッチすら手に入らないのか。
困ったねこりゃ。

今までついてた中古を張り替えて使おうにもダンパースプリングががったがた。
こんなのつかえね〜よ。

頓挫。
下手なエンジンスワップより質が悪いぞ

ま、結局載せ変え無理。
ということになった。

さよなら〜。




といきたいとこだねえ。  はあ。
もう 適当な改造車作るなよ〜。 後の人が困るから。







 
日本到着  2012年1月22日



さて今度は日本の荷受業者
船は1月7日に東京港に入港。

しかし年明け早々なので港は大混雑。
コンテナがいつ出せるのかまったくわからないとの連絡。
もうコンテナを受け取るのに運転手さんが4〜5時間待ちってのがザラ。
その後税関検査の順番待ちがあって。

という状態らしい。
こちらも港での作業をしてくれる業者さんに無理いっていろいろお願いしてるんでもう完全におまかせっって感じ。
またこの業者さんの担当さんがとってもいい人でね〜。
もうホント今回も助けてもらった。
でも車出せるの22日〜25日とかになるかもしれませんよ って脅かされててた。

私が自分の工具箱の中で一番得意な工具は何かと聞かれたら
バール。 即答。^^
しかしあんな長手で6mもあって空荷で2.3トンもあるようなコンテナ自分じゃどうにも手が出せないもんな〜。
バールじゃ到底動かないし。 うはははは。

その業者さんから連絡が入った。
17日にコンテナ出せます。
お〜 さすが。
ただし、通関は業者さんでやってもらうとまた日にちがたぶんかかることになって予定が延びると思います。
なので金丸さんの方でやったほうが早いと思います。

だって。^^;
税関か〜。・・・・・・。

まあ、やましいものは何も無いんで全然OK
しかも日本語通じる。
だからまあ、できるんだけどね〜。

とか思ったんだけど、私が自分でやるなら18日通関でその日出せます。
って言ってくれるんで、通関作業はうちがやることになった。

というわけで朝。
高速に乗ります。
めざせ東京港大井埠頭。朝日がまぶしい。
中央道 国立府中インター から乗る。
右の写真、煙が上がってるのは中央フリーウエイの歌詞の中にでてくるビール工場。
この鳥井さんのビール工場は結構でかいんだけど中では確か200人くらいしか働いてないってきいたな。
工場見学行くとビール飲ませてくれる。 車で行かないほうがお利口。^^

当然写真に写ってないけど逆側は競馬場ね。

途中当然の渋滞があって、新宿。
高層ビルを横目に見ながら90度コーナーを曲がって、
次は下りの左コーナー。
抜けた瞬間にエンパイヤステートビルが見える。
東京の人なら誰でも知ってる。
これ実はドコモのアンテナ。
地上14階まではオフィススペースでそれ以上はアンテナ施設じゃないっけかな?
ビルの上に単なるアンテナじゃなくてハリボテでもこういう建物を建てるNTTという会社。
すごいねえ。
さすがトヨタより営業利益上。

環状線に合流し、また浜崎橋から環状線を離脱。
左には羽根田行きのモノレールが。
右足に力が入る。
勝ち。 うはははは。
そんなことしてるまもなく大井埠頭到着。
江戸時代には海だったところ。

一番乗り。
通関窓口は3階だっけかな?
階段を勇んで上っていく。
ははは。
早く着きすぎた。 掃除のおばさんが掃除機掛けてる。^^;
中に入るとショーケースがある。
中にはブランドのバックやら象牙やら珊瑚やら いわゆるこういうものは輸入できません。
っていう見本がおいてあるのね。
ブランド品は(模造品)と書いてある。
要は偽ブランドの輸入は禁止ですよ ってこと。

で、面白いのは・・・・・・
ここ写真とってもいいのかな。
もし不都合があれば教えてください。 当局の方。
大麻、あへん、覚せい剤等 (模造品)。

さて、これはどういう意味だ?
大麻、あへん、覚せい剤等 はもちろん輸入できないよな。
しかし(模造品)。

模造の麻薬も輸入しちゃいけないってことか?
いやそんなわけ無いよな。
でももし偽の麻薬とか使って死ぬ人もいるかもしれないよな。
だから模造も禁止なのか? いやまて、それより麻薬が流通してること自体問題なのに流通後の人が死ぬことまで考えてるのか?
う〜ん 謎は深まるばかり。

通関はあらかじめ書類を下書きして行ったんで意外とスムーズに完了。
午前中に終わった。
通関証明を取ったので次は仮ナンバー。
区役所へ。

仮ナンバー借りて来た。
そう乗って帰るつもり。^^

途中でお客さんのところに寄って部品受け取ったり、銀行行ってたりしてたら遅くなっちゃった。
急いで港に戻る。
橋をわたると大井埠頭。
橋の左側には新幹線の基地が。
唯一好待遇を受けている車輌がある。
屋根つき保管。
この子供の長靴みたいない黄色い新幹線。
たしか ドクターイエロー とかいうんじゃないっけ?
線路の状況を検査するための新幹線。
これ地方の鉄チャンとか見たいんだろうな〜。

となりのJR貨物の方はというと
まったくのお留守。
はて、鉄道貨物ははやらないのか?それともみんな出払っているのか。
橋の向こうにコンテナのバースが見える。
大井はたしか8個ぐらいあるんだっけ?
すごいね。
しかし今わたってきた橋の手前側は八潮団地。
住宅が経済区域に入り込んできているというこの国の経済はこのあとほんとに平気なのかなあ。


港は大混雑。
片側3車線ある大通りは真ん中車線がコンテナ順番待ちのトレーラーで占領されてる。
通れるのは左右1車線ずつのみ。
信号なんか5回は待たないとわたれない。
こんななかうちのコンテナ引っ張り出しに運転手さん行ってくれたんだな〜。

うらにまわって細い道もこんなかんじ。
トラックがあちこち向いて停まってて、バスは乗降中。
大変なとこ来ちゃったな。

さて倉庫に車を出しに行かなくっちゃ。
倉庫について書類を出しに行く。
うあ〜。 20人くらい待ってる。^^; 寄り道しすぎたな。
16時くらいまでしか受け付けてくれないんじゃないかな。
カウンターにはもめてる人もいるし、なんか殺気立ってるし。・・・・・。

何とか私の番になった。
他の運転手さんたちは荷物を出しにきてる。
私は車。 なので車の場所まで案内してくれた。
あ、上の写真は違う倉庫。

倉庫は保税区域といって、日本の中でも日本じゃないところ。
税金払ってないものをおいておくところ。
だから税金払った証明がないと外に出せない。
つまり保税倉庫にあるものは基本的すべて輸入品。

車のところまで行く間 でかい消防車があった。 消防車って輸入なのね。
シャシは日本製だから架装を海外でやってるんだろうな。

お! あった。!

久しぶりのご対面。
ながたびごくろうさん。
フランスではがんばってくれたな〜。
今日は俺んとこにつれて帰ってやるからな〜。
燃料とバッテリーを確認して
ちょっと不機嫌そうにエンジン始動。
そりゃそうだよな。 ほんとごくろうさん。
あ〜そうだ お前クラッチ重かったよな。

手続きすませて倉庫を後にする。
初めての左側通行だろうな きっと。
まあ、まかせとけ 俺左側通行得意だから。^^v
ガソリン心もとないから下道でしばらく行こうな。
こころなしかフランスで走ってたときには悲鳴のように聞こえたヒーターのブロアファンのおとがうれしそうに聞こえる。
さあ、工場かえろうぜ〜。

あ、俺この後もう一回大井に電車で戻ってさっきのお客さんの車引き取りあるんだ。
うへ〜。 つかれる。^^;

トラフィックはこうして日本の地を無事踏むことができました。
来週には新しいオーナと対面して整備やらガス検やら車検やら いろいろと進めていきます。
あ、クーラーつけるんだっけ?ヒーターなら暑いほど利きますけど。^^;






 
車を預ける。  2012年1月17日


もう2ヶ月くらい前の話書いてるんだなあ。
今日コンテナは東京港の保税倉庫で開梱された。と連絡が入ってきた。
車は1ヶ月ぶりに外の光をあびた。 はず。^^;

あした通関に行ってくるよ。


さて、フランスでの続きを。

朝起きた。
まあ、朝飯は食べる気しないよねえ。
とりあえず今日午前中にいくって連絡してあったから10時くらいを目処に着きたいと思って行動開始。

ホテルをチェックアウトするときに近所にガソリンスタンドがあるか聞いておいた。
外国でものをたずねるときは気をつけなきゃいけないことがある。

日本なら 近所にガソリンスタンドありますか?
って聞けばいいんだけど。
フランスだと

近所にガソリンスタンドはありますか?
今日やってますか?
現金で入れられる? もしくはクレジットカード使えるかな?

まで聞かないと行ったはいいが閉まってるとか普通。 ^^;
やってるけど現金で入れようにも店の人いない無人君だったりすることもある。
クレジットカード使えないってのもある。

フランスではクレジットカードは大概一般的に使えるんだけど、向こうの人たちはカルトブルーというカードを使う。
CB と略して書いてある。
カルトブルーは日本では流行なかったデビットカードと同じ様な機能。
つまり銀行口座をフランスに持ってないとCBは持ってない。ってわけ。

困るのは高速道路の料金所。
カルトブルーは使えるんだけどなぜか日本のクレジットカードはVISAでもMasterでも使えない。
何枚ももってって試したけど駄目だった。
なんで? だれかおしえて〜。


さて、荷物を車に積み込む。
エンジンかかるかな〜。
がんばれよ〜 もう少しだ。
日本に連れてってやっから。

結構テンパってたんで写真まったくなし。 うはははは。
他の日に取った写真適当に挿入。

エンジン掛けてみた。
あ〜 昨日と症状一緒だよ。
やっぱ小人さんが治してくれたりはしないよなあ

エンジンルームを開けてみる。
そうそう 俺車のこと意外と詳しいんだった。 ^^;

考えられるのは燃料系統でしょ。
水吸い込んだんだったらフロート室バラすようかなあ。
症状的には燃料薄いんだよな。
どれどれ。

キャブ見てみる。
う〜ん 汚い。

じゃなくって。

ん?

なんだよ バキュームホース抜けてるじゃないか。
よっしゃ任せとけ。
私が さしてあげよう。

というわけでインマニに刺さってる内径8mmくらいのホースが抜けていました。
よかった〜。昨日ガス欠したときたぶん吹き返してホース抜けたんだな。

なんだ、直るじゃないか〜。
そういえば学生時代修理屋さんでバイトしてたことあるもんな。^^v

あとは道に迷おうにも迷うことができない位の一本道。
昨日下見もしておいたんでよゆ〜。

写真ないと読む気しないんで

適当なの挿入

いやガソリンはほんとにあと3リッター弱。
計算だと25キロくらいは走れるはず。上手に走れば30キロ走らせられるはず。
目的地までは16キロくらいかなあ。
寄り道厳禁、無駄なアクセル厳禁。

ガソリン買いに行くか? う〜んでも一体何リッター買えばいいんだ?
船に乗せるにはガソリンは空じゃなきゃいけない。
2リッターとか買うか? いや原チャリで買いに行ってんじゃね〜し。
今回ツイてるからいっちょいってみっか。

ガソリンスタンドやめた。
大丈夫かな。・・・・・・・。

アイドリングストップも怖くてしたくない。
アクセルはほとんど踏まない。
もう どいてどいて ってかんじ。
いつエンジンの力が す〜 っと抜けるのか。 そればっか想像しながらはしる。
昨日ホテル探しながら通った道は遠く感じた。
今日ガソリン3リッターで走る道も・・・・   とおいなあ。

途中に警察学校の訓練施設があった。見た目はでかい植物園みたいなかんじ。
こんなとこだと訓練つらくて脱走しても誰も助けてくれないだろうな。
いや人の心配してないですすむ。
そうガス欠したら誰も助けてくれないと思う。

もうちょいだ〜がんばれ〜。
昨日見たホテルの看板のところとおりすぎた。

途中でショートカットする砂利道がある。3〜4キロショートカット。
その道。通ったこと無いけど行くしかない。 精神的に。
ショートカットから表に出る。
右折。 あと1キロくらいだ。

ここ。 右折。
踏み切りわたってすぐ左折。 
ここだ〜! 敷地内。でもまだ着いてない。
表通りからバンニング屋まではその施設のためだけのま〜っすぐな道。
1キロ以上あるな。遠い〜。^^;

で、その終わりに門がある。
さっきのショートカットから車はおろか人っ子一人いない。

門にインターフォンがついてる。
それを押すとカメラで向こうの人が確認して門をリモートで開けてくれる。
はやくあけて〜。 エンジン切ろうかな。

ごう〜ん って開門。
なんか麻薬取引に来たようなかんじ?

到着。〜

なんだ簡単じゃないか〜。うそ。
は〜よかった。 もう俺知らね。
あとは会社の人が押してくれればいいってかんじ。もうほんとほっとした。
毎回このガソリン残量は気を使う。
まあ、いつも多少入ってても燃料系がEの下にあれば何も言われない。
ガソリンは? って聞かれても空っぽだよ〜 って答えるだけ。
でも今回はホント空だな。^^;

とりあえず車を置いて、建物の中に。
担当の人を呼んでもらう。

いやこの担当の人が不思議な名前でねえ。
本当なのか確認させたくらい。

すいませ〜ん めかめか さん居ます?

みたいなかんじ。^^
むっしゅめかめかしるぶぷれ。

なんの呪文だ?^^;
呪文を唱えた。 戦闘力が3上がった。

セネガル人だという話になってたんで大仏みたいな髪形の色黒な人が出てくるんだろうとおもってた。
そしたらびっくり。
もうどっから見ても外人。
ってあたりまえか。
英語ぺらぺらのイギリス人みたいな人が出てきた。

ほんとびっくりだった。
で、軽く挨拶と手続きして、車の写真取るね っていって写真撮った。

ほっとした〜。
やっと余裕できて写真撮った。 今日始めて写真撮ってるのここだもん。
うははは。
こんなことばっかやってるとそのうちはげるぞ。

めかめかさんにタクシー呼んでもらう。

どこまで? マルセイユ? 
いや一番近い駅まで。
え? FOS?

うん。 ・・・・  ってFOSからマルセイユまで電車でいけるんだよね? ^^;
うん たぶんいける。

って たぶんかよ。!

タクシー来るまでいろいろ雑談した。
私が日本で何をしてるのかとか この車を日本でどうするのかとか 彼もアルピーヌが好きな人だった。

タクシーが来て駅までつれてってもらった。
電車あるのかなあ。一応調べでは1時間に1本くらいはあることになってたけど。
タクシーの運転手と少し会話した。
どんな駅なんだろう。
FOSの駅に着いた。
え〜 かわいいとか 言ってる人 誰?
ためしに行って見ろ? こんな駅 福島の須賀川しか見たこと無いぞ。^^;
あの駅、夜になると駅前の雑貨屋のおばちゃんが電気消しに行くんだぞ。

駅前こんな感じ。
右の建物が駅ね。奥は民家。     道路の方はな〜んもね。

しかもよく見てよ。
駅舎 バリ封 されてる。

コンクリで入り口塗り固められてる。
うあ〜 切符どうすんのよ。
タクシーの運転手に、切符どうすればいいの? ってきいたら両手を広げて首をすぼめる。 
うははは。 ほんとなんか映画じゃないんだからさあ。
俺どこに来ちゃったのってかんじ。
須賀川のほうが駅舎に入れる分だけまだマシじゃね〜か。

次の電車っていつかなあ ってきいたら一生懸命時刻表見てくれた。
時刻表は逃げ出さないように檻の中に入ってる。
これ一生懸命指で追って見てくれるんだけど、ま〜見難いこと。^^;
あと1時間くらいで電車来るよ。 ってさ〜。
こりゃ退屈だなあ。
一番右が路線図。ミラマじゃなくってマルセイユに行くんだよな。
逆周りじゃなくって直接いけるんだよな? レスタクってとこでのりかえんのか? 
L'Estaque。スペルだけ見ると風邪薬みたいな名前の駅だな。
時刻表にはすべての駅の到着時間が書いてあるんでそれを見て確認。

で、ホームにはどうやっていくのか。
駅舎の横の金網に入り口があってそこから勝手に入る。 ん? だいたい金網何のためにあるんだ?
駅舎は裏から見るとこんな感じ。
はい。 完全バリ封。 
入り口なし。 出口もなし。 駅員は当然居ない。 いや実は中に居て引きこもりなのか?

しかも複線。 どっちがマルセイユ方面よ。
駅舎を背にして向かい側のホームは。
納屋?
お、あそこになんかあるな。
こんな駅に似つかわしくない設備。
駅舎の壁にこんな設備が。

駅舎側が2番線 1番線が反対側。
フランスの電車は左側通行みたいだからたぶんこっちがマルセイユの方角。
では1番線へ。
ま、陸橋なんてあるわけもなし。 これで向こうのホームへ。^^;

しかしのどかだなあ。ひなたはぽかぽかしてて雲雀がとんでる。
あ〜 はらへった。
食いもんチョコレートくらいしかないんだよな〜。
お土産のせんべいくっちゃおうかな〜。

チケットどうやって買うのかな〜。
電車の中でチケット買うのは罰金だよな〜。
乗る前には売ってね〜し。
カントリーロードとか500マイルとかドックオブザベイとかあらかた一人で歌って
待つこと数十分。レパートリーがなくなったころ
電車キター!

乗る前に車掌が降りてきた。
しかしこんな新幹線みたいなモダンなデザインの電車がこんなのどかな無人駅に停まって車掌が降りてくるのか。
世界の車窓から とかじゃ絵にならないからやらないんだろうな。

車掌から切符を買って車内へ。
は〜。 無事電車乗れたよ〜。
おなかすいたな〜 車内販売来るわけないしなあ。

あ! !!!!

俺仕事終わった。!
緊張感のせいか仕事終わったことに気がつきませんでした。

そうだよ仕事終わったんだよ。やりゃーできるじゃないかよ。
長かったな〜。

この後はマルセイユに行く。マルセイユサンシャルル駅。
ホテルは昨日ネットで取ってある。
そしたら明日マリニャーヌから飛行機でシャルルドゴールに飛んでパリで2泊。
そしたらシャルルドゴールから成田だ。

うあ〜早く帰りたいな。
もう予備日いらないじゃん。
11月の月末だし早く帰ってあれこれしたいのになあ。
飛行機満席で予定変えられないしな。

マルセイユ着くのは13:22.なにたべよっかな〜。
ホテルどこだろう。^^;

濃い半日が終わった。
今回の買い付けもかなりの不確定要素があるまま渡仏。
車が駄目だったらどうするんだ?
他の車見つかるのか?
車が走らなかったらどうすんだ?
地中海航路の船に載せられるのか?
いろんな不確定がある中どうにかなるように組んだ日程。
中でも予備日を消化し、この後もまだ予備日が残ってる。

もともとの日程ではリヨンに入ってパリから出る。
これも最悪の場合には北のルアーブルから車を出さなくっちゃいけなくなった場合に対応できるようにくんであった。
南から北まで走ったら相当な距離。
でも最悪はルアーブルまで運んでそこからパリに戻れば日本に帰れる。
FOSから出せればマルセイユからパリまで飛行機で移動。
どちらのケースにも対応できるようにしてあった。

でも車もとても調子よく、積み込みもうまく調整がついたのですべてがうまく回った。^^v
よかった〜。
フランスでの走行距離826キロ。
おつかれさん。

〜〜 後日談。
コンテナ積み込み時の写真が送られてきた。
12月7日に船に乗せられて 12月26日シンガポールで船を乗り換え。1月7日に東京港に到着。
日本で待ってるからな〜。
アデン湾で海賊に襲われるなよ〜。

よっしゃマルセイユにいって酒飲んで寝よ。


この後は予備日をどう消化したか。
それだけなんですけど。 知りたいですか? ^^
へへへへへ。





 
あけましておめでとうございますん。  2012年1月7日


あけましておめでとうございました。


昨年中は大変お世話になりました。
去年はいろいろありましたねえ。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年はいきなりの雪景色。
2日から そうあのフレンチブルーミーティングのところでお休みをいただいてまいりました。
もうたまの休みだってのに 何でこんなに寒いし天気悪いの。

まあ、おみくじ良かったからきっといいことあるな。^^
あ、だめだめ 自分だけ悪いおみくじでたからってもう一回引いても意味無いよ。


さて、お待たせしちゃった去年のトラフィックの続きから。
実はもうおととい船は東京港へ入港してる。船の現在位置は 〜船にもよるんだけど〜 だいたいインターネットでリアルタイムに追える。

でも年末年始の休みに一発目の三連休とか馬鹿な飛び石連休作っちゃうもんだから港はとんでもないことになってる。
コンテナが待てども暮らせども出てこなくって、税関の順番待ちがあって、書類がすぐに通らなかったり。
ん? それってどっかの国の日常か。^^; ついこないだ行ってきたばっかだ。 うははは。

うちもいまだに次の動きがいつなのかまったくつかめない。
今のところの予想だと車に対面できるのは1月の25日ごろじゃないか? なんて脅かされてる。
海上輸送は1ヶ月しかかからないのに日本ついてから2週間とか意味わかんないし。

ま、その辺は今年の動きなんでまた別にレポートします。

そんなわけでフランスでの続き。
車の受け入れ先が見つからない。そんな状態でどうしたらいいんだかわからず不安な日をすごしてた。
こまったなあ。

しかも車ってとんでもないお荷物。
都市部に入っちゃうと車停めるのも大変だし、かといって町から離れたら絶対言葉通じないし。
荷物載ってるの丸見えだから治安の悪いところに停めとくとガラスわられちゃいそうだし。
もうどこ行きゃいいんだ?
って感じ。 観光とか絶対無理。 気持ちがそうならないもん。

ちょっとマルセイユあたりで道草食ってたら日本から連絡入ってきた。

受け入れ先決まったんで車移動してください。^^

はいは〜い。 (内心ほっとしてる。 よかった〜。)

で?どこへ?

FOSで、マトラ預けたバンニング屋さんです。
で、その前にマルセイユの空港にあるトランジテール(職種の名前ね)の事務所へいって書類出してきてください。
その後FOSに向かってください。

うへ〜  
またマルセイユ空港かよ。
昔 レンタカー探すために行ったことあったな〜。
結局まったく借りれなくってあ〜 つらい思いしたんだよなあのときも。
しかも暑かったし。

一路マルセイユ空港。
マルセイユ空港はマルセイユ市街から30キロくらい。
ちょろい ちょろい。

マルセイユの空港はマリニャーヌってとこにある。
あしたマリニャーヌ。 ふるいか。

マリニャーヌはベール湖という湖の南東にある町。
飛行場の立地としては騒音なんかで有利なんだろうね。
なんておもって調べたら昔水上機の基地として使われたとこだったみたい。

紅い豚とか緑の狸とかそういう飛行機が離着水してた様なとこなのかな?

その空港のすぐ手前には 名前忘れたんだけど なんちゃらこぷたー なんて名前のヘリコプター会社があってその次だかその次の次の出口で降りるんだったよな。
今回車の受け入れ先が最後まで決まらないっていうドキドキ感はあったんだけど、そのほかはスムーズにことが運んでる。
これなら予備日まだ残ってるよ。 いえい。^^v
仕事終わった後ゆっくりできそうだ。

空港なら遠くないから午後に行くって伝えておいて午前中はゆっくりしちゃお〜。

トランジテールの業者の場所は大体把握してた。
始めていくとこだけど、前に一回走ったあたり。目印で教えてくれたホテルはなんか記憶にあったし。

高速降りてロータリー2周目でそっちの方向へ。
うははは。 
いや確認ね 確認。

あったよん。
ここがその業者の事務所。
そこに書類を出しに行って受付してもらう。

車検証とか必要な書類を預ける。
あ〜、 それ全部コピー頂戴。 っていってコピーしてもらった。
今まだコンテナの空きが見つからないからコンテナに詰める作業には立ち会えないと思うよ。
っていわれたんだけどこっちも帰る日程があるんで仕方ないよ。って言っといた。

今回このコンテナの問題が常に付きまとってた。
車を1台運ぶのは20フィート=6m のコンテナでいいのね。
でも今40フィートのコンテナばっかで20フィートのコンテナがどこの港でも品薄なんだって。

で、日本にいるときに業者を探してたときもコンテナの確保ができるかどうかわからないから調べるとか、次の船に20フィートのコンテナが載ってきたらそのコンテナに入れられると思うんだけど なんて頼りない話ばっかで受け入れ先が確定しなかった。
でも年末も近いし完全に けつかっちん だったんで後は任せて出てきちゃった。

車買うときもほんとにこれ買っちゃって日本に帰る飛行機の日程までにどこかに預けられるのかな。
なんて状態で買ったのよね。
う〜ん ぎりぎりすぎ。
そんなわけでこの受け入れ先が見つかってほんと良かった。
これなら明後日の飛行機に余裕で間に合う。

車はいつFOSに持っていくの?
これから急いでいけばまだ間に合うけど って言われたんだけど
急ぐといいこと無いから明日の午前中に持ってくよ。
って答えといた。

答えといて
めざせ For sur mer。 〜〜

なんでFosに向かうか。
それはね〜 明日の予定がまったくわからないからなの。

前回車を預けた業者はやっぱりとんでもないところにあってね。
今回は完全に一人だから帰りはその業者から自力で帰らなきゃいけない。

ルアーブルだったら特急が始発な街だから駅までタクシーで行けばパリまで電車で帰れる。
でもFosはとんでもない田舎。
業者のまわりはEssoのコンビナートしかないようなところで、とてもじゃないけど歩いてどこかまで行くなんてとこじゃない。
てかどんな時間でも人が歩いてるの見たこと無い印象がある。

事前にネットで電車の本数とか駅の場所とか調べたんだけど、その駅の場所がどうも記憶と違う。
そんなとこに普通の駅があったとは到底思えない。
その地域は人が電車で来て駅から歩いて通勤するなんて考えられないような場所なんだよね。
へたすりゃ30分くらい歩けば駅があるような調査結果だったんだけど、そこに駅があるとは思えない。そう思ってた。

だから日没前にその辺に行って、ほんとに駅があるのか探してみよう。
要は下見ね。

このみちーは いつかきたみち〜。
そうだ。
あと一日早ければな。
前回来たマルティーグの町で一泊できたのに。
あの町は人っ気が少なくって落ち着いた静かな町だったな。

フランスとか行ってパリの喧騒が楽しめるならいいんだけど、私にはちょっとあの街は。・・・・・・。
きっと若い女の子とかおしゃれな町パリにあこがれていって、買い物と観光と言葉で必死になって、冷静になる暇無いからパリの汚さや煩さなんかに気がつかないんだろうな。
お〜 またベール湖沿いに走る。

大きな地図で見る
マリニャーヌは時計で言うと3時くらいの位置。
マルティーグは7時くらいの位置。
今は6時くらいのところ走ってるのかな。
ん? はるか向こうに霞んで見えるは マルティーグ橋。
あの橋をこれから渡る。
あの時も泊まる所なくって、FOSに入っちゃったらホテル見つけられないだろうとおもったんでその手前のマルティーグの町に行ったんだよな。
丁度あの橋のしたあたりがマルティーグの町で、泊まる所探すために観光案内所いってどこかホテル空いてるところ教えて って探してもらったんだよな。
安いところでプールついてるところ とかいって。
うはははは。

あのお姉さん確か美人だった記憶があるんだが顔が思い出せない。
意味ないし。 ひひひひ。
車は進む。

じゃ〜ん。
マルティーグ橋わたる。。
あ〜 この町に泊まりたかったな〜。 ざんねん。

とにかくFOSを目指そう。
海沿いだから夕方が長いけど日没はそう遠くないはず。
でもな〜。
まったく知らないところで遅くなると飯食えなくなったら困るからなにか買っとくか〜。
車で動けるのも今日明日までだし。
とおもってFOSの手前にカルフールかなんかの看板が出てたから降りて食料調達。
そういえば着替えのシャツもぱんつも靴下も持ってきたものはそろそろ切れるころだ。
ってお前ほんとに荷物もってきてね〜な。^^;

ほんとあるときに買う 鉄則なんだよな外国は。
あるときに食べる。 あるときにする。(トイレね。^^)

しかしほぼ計算どおり。
ガソリンのメーターは E のラインにかかるぐらい。
こりゃぴったりか足りないくらいだぞ。........

車を船に載せるにはガソリンは空じゃなきゃいけない。
ゆるくても5リッター以下 とかいわれるくらい。
だから計算してフィーリングでこれくらいかな という感じでガソリンを減らしていく。

こりゃFOSでうろうろしてるとガス欠するぞ。
なーんてちょっとあせってきた。

この先写真無いんだけど。
FOSに到着〜。
辺りはほぼ暗闇。
月明かり。

車を預ける場所へ行ってみて確認。 お〜 意外とおぼえてるじゃん。
明日ここに車を預けるだろ。
で、駅に行くのか。
タクシー呼んでもらうとして駅はこっちにあるはず。

車を走らせる。
映画で見たような貨物線が踏み切りを横切る。
Essoに行くんだな。

っておいほんとにここに客車はしってんのか?
とかおもいながら地図上の駅あたりに向かう。
あれ〜 線路から離れだしたぞ。
てか駅なんてね〜じゃん。

だろ〜。
だからここに駅なんかあると思えないっていったんじゃん。
なんかの理由でここが駅ってことにしてあるんだよ。
で、少なくともここはフォシュメルの駅じゃないっての。
てか何も無いもん。 うははは。

やっぱマルティーグの誘惑断ち切って下見しに来ておいてよかった〜。
あした路頭に迷うところだったよ。
とりあえず拓けた方までもどろう。

FOSの町に戻る。
車で10分くらい。
ホテルないかな〜。

フランスの田舎町は城下町みたいなところが多くてどうやらFOSもそういうところみたい。

闇に浮かぶ 古城。
FOSのお城。車止めて写真撮った。

城下町なんで道 細!
この先運転しながら写真なんか撮ってると壁にこすりそう。
ホテルあったって車とめるところないぞ。

仕方ないんで大きな道に戻る。
さっきイビスとエタップの看板出てたよな。
そこ行くしかないな。
ガソリンもホントぎりぎりだし。

ホテルの方角に道を進む。
完全に夜。

進む。

あれ? 町出ちゃったぞ。


あれ? まわりまっくらになっちゃった。
うあ〜 こんなところでガス欠したら下手すると死ぬぞ。
やばいやばい。

すすむ〜。
てか 道間違えたかな。・・・・・・・・・・・。

まずい 絶対ガス欠する。FOSから10キロくらいは走った気がする。

お、向こうの空が明るい。
隣の町だ。
町に入る。

ホテルの看板みっけ。
おまえ遠くに看板出しすぎだろ。
のぼりのゆるい右カーブ。

下り坂、一個目の信号。赤。

あ!・・・・・・・・





とまった。^^;
やばいガス欠。 

やっちまった〜。
後ろに車5台くらいついてる。
まいったなあ。

とりあえずハザードを焚いて車を右に寄せる。
チョークを引いてセルを2〜3回  ぎりぎり寄せられた。

実は道草を食ってるときにカストラマ(ホームセンターね)でポリタンク買っておいた。
ガソリンは高速で3リッター買ってあった。
やっぱ5リッターにしとけばよかった。^^;

ポリタンクからガソリン入れてエンジンかける。
セルは元気よく回る。
エンジンかからない。

キャブ車だからほんとにぎりぎりまでガソリン使い切っちゃう。
機械式ポンプだからガス欠するとガソリンがなかなかキャブまで来ない。
バッテリーがんばれよ。

エンジンが不機嫌そうにかかった。
ほっとしたのもつかの間 アクセルはなすとエンジン止まる。

参ったねこりゃ。
壊れたかな。 それともタンクの中の水でも吸い込んだか?
いやもたもたしてないでとにかくホテルに行こう。
てかホテル部屋あいてんのか? ^^;

右足はアクセルはなせない。
左足でクラッチとブレーキ。
右足離した瞬間とまっちゃう。

ブレーキとクラッチは同時に操作できない。
まあ、多少の一時停止は無視。だね。


同じ敷地にエタップとイビスが建ってる。
同じグループだから別に不思議じゃないんだけど、不思議じゃない?

イビスとエタップだとイビスの方がランクが上。
イビスはなんとおしゃれなプール付。なので迷わず 

エタップでしょ。
うははは。寝れりゃーいいんだもん。

部屋空いてる? ^^;

空いてるよ〜 問題なし。
お〜 お姉ちゃん英語できるじゃない。

よかった。まホテルだからなあ。
ぶざべゆんぬしゃんぶれ とかういんだっけかな〜 とか思いながら行ったんだけどよかった〜。

部屋が確保できればいやなこと忘れて酒飲んで寝よ。
みんな後回し。

荷物を部屋に運んで、寂しくさっき買った食料かなとも思ったんだけど、明日の事忘れるにはお酒が足りないんでイビスのレストランに行ってみよ。
高いかな? とりあえずビール飲まないと。

セットがあったんでセット頼む。
まずは野菜。サラダははずれなし。
メインはグラタン。
このお店イタリアンだった。
フランスのイタリアンは・・・・。
とか思ったんだけど ま、食べ物好き嫌いないし別に料理の味にはまったくもっていつも不満がないから何でも来い。
いつでもおなかいっぱいになれば満足。
あれ? 付け合せサラダかよ。
いや確かにポテトじゃないほうって選んだけどさあ。^^;
さすがにキリギリスじゃないんだからサラダでおなかいっぱいになっちゃうだろう〜。

あ、いいのかおなかいっぱいになれば。
サラダ大好き。
ビール3〜4杯飲んで眠くなったからへやもどろ〜っと。

部屋はこんな感じ。
3人泊まれる。
部屋にトイレがついてる分 F1 よりグレードは上。
いつだかとまった F1 は部屋にトイレもシャワーも無かった。
電話ボックスみたいなシャワーは浴びる気しないし明日あびればいいや。、部屋の写真も取ったんで酔ってるるうちに寝よ〜っと。

明日FOSのバンニング屋にたどり着けるのか?
エンジンは調子よくなるのか?
いやガソリンは足りるのか?
いやその後電車に乗れるのか?
いやだな〜 結構遠いのに左足ブレーキは。

一体どうなるんだ?
とか思うまもなく就寝。














 
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